ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

すきすぎ旅-2.薬膳-

2016-09-29 08:33:53 | たび・現実逃避
千疋屋さんでフルーツを堪能した後、
今日の晩ごはんのお店へ移動。

天香回味」という薬膳火鍋の専門店です。

美味しくて健康的。
薬膳って素晴らしい。
いいですよね。

年齢を重ねるごとに健康って言葉に弱くなってますなあ。




(ふたつにわかれたスープにわんさか浮いてる漢方薬が目をひきます。)

カレーにも似た魅惑の香りが食欲を刺激することったら。



(新鮮な食材が山盛り。きのこ類が特に盛りだくさん!)

ここでご登場したお店のおじさんが、
怪しいイントネーションの日本語で、
漢方薬とスパイス、食材の効能などを解説しては、
食材を次々にお鍋に入れていってくださいました。

そのテンポの良さは、
「ああ、そのきのこは辛い方のスープに…」
とか、間髪入れられず。
すべておじさんにおまかせです。

おじさんが去った後は自分たちでお鍋を管理。


(あっという間に闇鍋状態)

じゃんじゃん入れて、食べる!食べる!


(〆はクロレラ翡翠麺、ふかひれトッピング)

ふかひれはフォアグラ同様、残酷な食材なので、
あえては食べないようにしているんですが、
コースについているんだから仕方ない。
(と、いちいち言い訳を忘れない。)
美味しくいただきました。

たっぷりの漢方薬とスパイスのおかげで、
食べても食べても胃もたれしない。

他にも写真はないけれど小籠包も美味しかった。

種類豊富な香り高い中国茶も美味しく、
お口をスッキリしてくれるので、
エンドレスで食べられるという…

いやあ、
中国茶と薬膳お鍋は危険な組み合わせですね。




(デザートはレモンのゼリーですっきり)

最後まで美味しくいただきました。


この日のメンバーは、

おなじみのS嬢、不二子ちゃん、
そして、S嬢ご母堂さまとその妹さんご夫妻、
という不思議な取り合わせでした。

S嬢ご母堂さまもさることながら、
妹さんご夫妻のゴージャス美男美女っぷりがすごくて、
知らずにどこかで見かけたならば、
「東京は芸能人がふつうにいるんやなあ」
とか、田舎のおばちゃんはきっとまぶしく思ったことでしょう。


ご覧いただきありがとうございました。

すきすぎ旅-1.フルーツ-

2016-09-27 09:43:53 | たび・現実逃避
先週の金曜、土曜と東京に行ってました。

冷蔵庫に数種類のくだものを常備しているくらいフルーツ好きの私。

まず行きたかったのはここ!



私にとって「夢の国」といえば、ねずみーランドではなく、千疋屋さんです。

そのくらいフルーツが大好き。
そのくらいここのフルーツは美味しい。


今回はアフタヌーンティーをいただきました。


(本来の姿。きらめく完熟マンゴーにくらくらです。)


(私のプレート、ラフランスバージョン。
極度のマンゴーアレルギーが呪わしい。)

さあ、ひとくち。

何も言えねえ。

私の表現力では言葉にできない美味しさ。
時間が止まってくれたらいいのに、とさえ思います。

ああ、このお店のフルーツを思う存分、食べてみたい!
と、
フルーツブュッフェの予約を試みて、
毎月9時(ネット予約受付開始時間)と10時(電話予約受付開始時間)にスタンバイしているのですが、
いまだその願いは成就できず。

千疋屋さん、
関西に支店を出してくれないかなあ。

食レポ中心ですが、
(レポになってないけど)
2016年秋、好きなもんばっかりを堪能したおのぼり旅行、
そのレポをこんな感じで続けます。


ご覧いただきありがとうございました。


どこでつまずいた?

2016-09-25 09:26:02 | 習いゴト・趣味
根っからの文系です。

正確にいうと、絶対に理系じゃないだけ。
数学と理科が壊滅的にできません。
算数の段階ですでにできなかった。

とにかく計算ができない。
大っ嫌い。


さて?

いったいどのあたりでつまずいたんだろう?


おとなになってから、

お金の計算は好きだと気づきました。

ようは単位がkgとかmだとダメで、
¥や$だとさくさく解ける。



やる気の問題なんじゃない?

それがわかってから、
計算の苦手意識が薄らぎました。

最近こんな本を読みました。



図書館で借りて、
返却期限が来たから全部は読めなかったんだけど、
意外に面白かった。

なーんだ、
私ってばできないわけじゃないんだわー、
やればできる子なんだわー、

と気を良くして、

次に借りたのはこんな本。




アカン。


これはアカン。

最初のページからつまずきました。

他のページも見てみましたが、

サッパリ

わかりませんでした。

なんでしょう、このすがすがしさ。
一点のくもりもなく、すべてわからない。
私にとってはハンムラビ法典(原語)も同然。
ってくらいに理解不能。


人間、欲張りすぎてはいけませんね。


初心にかえって、借りた本は、



ほほほ。


さすがにわかる。


まだ大丈夫。


なんとか全部大丈夫でした。




うそ。



最後の方に「言ってる意味がわからん」ってのが出てきました。

多分、中2か中3でつまずいたんだろうなあ。

答えは「21」でした。

そこの奥さん、大丈夫でした?

ところで最近、
本は買わずにもっぱら図書館で借りています。

シロさん闘病中、とにかく情報が欲しくて、
買ってるばかりじゃ大変なことになってきたので、
20年ぶりくらいに図書館で借りるように。
以来、その良さを再認識して、
今も利用させてもらっています。

いまどきの図書館は、
ネットで蔵書検索できて、予約もできて、準備できるとメールでお知らせしてくださるし、
ちょー便利。

こんなステキなサービスがすべて無料だなんて。

タダとなると、気軽にいろんなジャンルの本に食指がのびるというもの。(私だけ?)

マンガもあるよ。

シロさんのおかげで読書の習慣がつきました。
シロさん、ありがとうね。


(えへへって笑い顔。初彼岸で帰ってきてくれてた?)


ご覧いただきありがとうございました。

たまにはハーブティーで

2016-09-23 06:01:07 | 習いゴト・趣味
ケチ

が高じて、
入浴剤も作るようになったわけですが、
使っているドライハーブはほとんどがハーブティーとして売られているもの。
その他は食用のスパイスだったり、
実家やベランダで育てているハーブです。

買い足したものが昨日、届きました。


(左からリップチューブ、レッドローズ、カモミールジャーマン、ハイビスカス)

鮮度の落ちてきた在庫をなんとかしなくてはだし、
たまには本来の目的で使ってみようかな。

と、思い立ってハーブティーなど入れてみる。

むー、
ローズはくすんできてますね。

(左から、ハイビスカス、レモングラス、レッドローズ)


ところで、わが家ってシャレたテーブルウェアなんてないのです。

私がひとり暮らしをしていた時にちびちび集めたものは、
すべて実家の倉庫で休眠中。
だって今のお家はスペースがないし、
シロクマ相方のおおらかな取扱いが信用できない。

あるもので入れましょう。



うわあ!

これは綺麗です。
お湯を入れると瞬く間に、香りも花びらもふわーっと開いて、
気持ちが華やぎますよ。


(鮮やかな色!)


(イタリア春の花の百花蜜も入れましょう。)

このハチミツは花の香りが素晴らしくて、
目を閉じるとブーケに顔を埋めているかのよう。

冷めてきたのを確認してから(熱いと酵素がいかされないからね)

たらり。

こくり。

なんじゃこりゃあ!!


(借用画像が不適切でスイマセン。)



めちゃめちゃ美味しいですやん!


そこらへんのカフェなんて話にならないくらいの美味礼賛!

どうして今まで試さなかったのか。

私のあほっ!!(←知ってたけど)

ブレンドは持ってる本を参考にしました。

疲労回復と女性ホルモンの調整に効くそうです。
ちょっとレモングラスが勝りすぎたかな。

上海に住んでいた頃、
シロクマ相方とふたりして中国茶の美味しさに目覚め、
帰国してからもっと知りたくて買い求めた本たちにやっと出番が。

私が好きなお茶は台湾の高山茶、
ミルクティーのような甘く柔らかい香りがたまりません。

(右ページに置いたのは相方ご友人の台湾土産)

中国茶の難しいお作法はわからないけれど、
ちまちました茶器を買い集めて見よう見まねで入れて、
当時は毎日のように楽しんでいました。

そんなお道具の一部は収納の関係で押入れにお蔵入り。

一部だけ出してます。


(本来の目的で使われることのない茶器たち)

お茶杯は相方の晩酌におちょことして、
お茶海(取っ手のついたミルクサーバー?クリーマー?のような形の器)は、
ドレッシングを入れたりするのに便利です。


今日はうーーーんと久しぶりにお家でハーブティーを入れて、
新しい発見をしましたよ。

ハーブティーや中国茶、
いつか先生について習ってみたいなあ。

後片づけが面倒なのがズボラには辛いけど。


ご覧いただきありがとうございました。








夏の疲れにバクテー

2016-09-21 23:20:11 | おうちで食い意地
S嬢のシンガポール土産の薬膳のもとは、
すべてシンガポールの大手漢方薬局、
余仁生(ユヤンサン)のものです。

高品質で衛生的だから安心、とても重宝します。

今日はこれを使って現地のスタミナ食、バクテー(肉骨茶)を作ります。


(パッケージ裏側にレシピが載ってますが、今回は無視)

薬膳のもと以外の材料はこんな感じ。


(ニンニクは惜しみなく!ショウガは好きだからたっぷり!)


(入っていた漢方薬。他のお店のと比べて本当に品質がいい。)

薬膳のもとがなくてもバクテーは作れます。
私が作っているレシピを。

【材料】
スペアリブ…800g〜1kg
ニンニク……3個くらい
ショウガ……大きいのをひとかけら
黒胡椒………大2(粒のまま)

【調味料】
しょうゆ…70cc
酒…………70cc
三温糖…大2(白糖やざらめでも)
塩……必要であれば

【漢方薬】(手に入れば)
クコの実、シナモンスティック、スターアニス、クローブ、チンピ、
カンゾウ、ラカンカ、トウジン、センキュウ、トウキ、ジオウ
(後半のものは、わざわざ買ってまで…と私は入れてません。)

《作り方》
スペアリブは熱湯でさっとゆでて、流水で洗います。

ニンニクは皮1枚残してむきます。
ショウガはスライス。
漢方薬は気になればさっと水洗い。
さっとだけね。

すべての材料と漢方薬をお鍋に入れて、



3リットルのお水と調味料を加えます。

あとはひたすら静かに煮るだけ。

ぐつぐつ煮たたせない方がスープが透明で美味しそう。

浮いてくる脂やアクはマメにとりますが、
クコの実とか浮遊物が多いからムツカシイ。

ふたはしません。
湯気とともにお肉の臭みやアクも出ていくから。



だいたい1時間半から2時間煮て、
必要であれば塩で味を整えてできあがり。



ほくほくとしたニンニクが美味しい。
皮1枚残しているおかげで煮崩れなく、つるんときれいにむけます。
これと滋味豊かなスープだけで大満足です。

夜遅く、お酒を飲んで帰ってきたシロクマ相方もごくごく飲んでます。

二日酔いにも効くのか、翌朝、調子よさそうです。


漢方薬は手に入るものだけでいいです。
ニンニク、ショウガ、黒胡椒だけでもそれっぽくなります。
だいたいシンガポールのホーカーズで食べたものだって、
舌の記憶ではそんなに色々入ってなかったと思うの。
庶民のお手軽スタミナ食を一度試してみてください。


ご覧いただきありがとうございました。