みなさま、こんばんは。
『会いたい人に会って、さよならを言ってまわるぞキャンペーン』、
最後の予定を本日午後3時半に無事、終了しました。
おつきあいくださったみなさま、お忙しいなか時間を割いていただき、誠にありがとうございました。
また色々とお心遣いいただき、本当にうれしかったです。
さて、空港に向かうまであと1時間と迫ってきました。
が、ただいまパッキング真っ最中です。
宴会でたとえるなら、まさに今、宴たけなわでございます。
最後の最後までキャンペーンに燃えていたので、
たぶんこうなるだろうなあ、最後は地獄を見るんだろうなあ、と他人事のように予想はしておりましたが、
予想以上の地獄を見ています。
大事なアテンドもパッキングを理由に、途中で投げ出したというのに、この有様。
何事にも中途半端、土壇場にならないとお尻に火がつかない、
そんな性分は、シンガポールでも最後まで直りませんでした。
来週までこちらに残ることになったシロクマ相方にもさじを投げられました。
今ごろ彼は、こちらで仲良くなったゴルフ友だちのお嬢さんの結婚パーティで楽しんでいるはず。
あちらは天国、こちらは地獄。
パッキング地獄、まだ、3丁目くらい。
お尻はぼ~ぼ~に燃えています。
私は11時にここを出ることができるのでしょうか?
ああ、不安。
こんな落ち着かない状態でご挨拶するのは残念ですが、
シンガポールからこのブログをお届けするのは、これが最後になります。
この国は私には大変過ごしやすく、快適でした。
人工的ではあるけれど美しくて、景気よく暑くて、治安がよくて、不景気とはいえ、勢いが感じられる。
人々も中国系とは思えないくらい穏やかで親切、そして私が目立たないくらい大雑把。
長くいると退屈するんだろうな、とは思うのですが、
できることなら、もう少し長くここで生活してみたかったです。
上海の時もそうでしたが、私、ここでの生活を本当に気に入っていました。
この1週間は、バタバタしながらも、ずっと寂しくて、
お豆腐の賞味期限を見ても、
「この賞味期限が来る頃には、もう私はここにはいない」と、ほろりとしておりました。
そこまでセンチメンタルになるくらい、この国での毎日が幸せだった、ってことなんでしょう。
単に歳のせいで辛気臭くなっているだけかもしれませんが。
運悪く私に出会ってくださったたくさんの方々、
おかげさまで私のここでの生活は大変充実し、楽しいものとなりました。
お礼を申し上げます。
こちらに住まいの方も、ここを訪れてくださった方も、
一緒にこの国で時間を過ごすことができたすべての方々に、深く感謝します。
またどこかでお会いしましょう。
お元気で。
そして、こんなおたんこなすブログにおつきあいくださった方々にも、
深くお礼を申し上げます。
私のつたない文章をどこかで、どなたかがご覧くださっている、
そう思いながら綴るのはとても楽しかったです。
ありがとうございます。
しばらくバタバタしておりますので、次の更新は週末くらいと考えています。
シンガポール、最後の1週間は大変濃厚だったので、
その思い出をお届けできたらと思います。
その後はなんでもない日常を、ブログタイトルどおり、ゆっくり綴っていきます。
今まで以上に平凡な内容になりますが、
お時間のございます時におつきあいいただければ幸いです。
それでは、みなさま、
シンガポールから、さようなら。
そして、シンガポールにも、
さようなら。
感謝の気持ちをこめて。