ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

シロクマ相方抜きの岩手

2019-09-25 23:23:37 | たび・現実逃避
お久しぶりです。

20日から所用で岩手へ行ってきました。
2泊3日、盛岡と宮古に泊まりました。

初日は遅いランチにお寿司をいただき、
ぷらっと盛岡駅近くを散策。


宮沢賢治ゆかりの『光原社』のお庭の木にはリンゴがたわわに実ってました。
敷地内にはやきものや民芸品のお店、雑貨店、カフェなどがあります。



北上川にかかる橋からは岩手山が見えます。
この風景がとても好き。

『ふるさとの山に向かいひて言ふことなし
ふるさとの山はありがたきかな』(啄木)
(と、欄干に書いてありました)

何年か前、富士登山をご一緒したすーさんと待ち合わせ、
晩ごはんは『盛楼閣』で焼肉&冷麺!!


(美味!お肉のタレの味が濃ゆくって東北って感じがします。
冷麺のスープがまた絶品なんですよ)


翌日、所用を済ませ、
すーさんとは盛岡駅でお別れ。

シロクマ相方の郷里、宮古へ向かってお泊りは義姉(シロクマ相方の姉)宅です。


(保護猫エヴァさんのお出迎え)


(こちらはラーラさん。エヴァさんの姉妹)

関西は日中30℃を超える日もあるというのに、
こちらはすっかり秋で夜は寒いくらい。
姪っ子と遅くまでおしゃべりを楽しみ、
お布団と毛布、二枚被って寝ました。


(お庭にはコスモスが咲き誇ってますよ)

帰りのフライトが台風17号の影響を受けないか心配だったので、
最終日早朝、
お布団の中であいほんを握りしめ、
天気予報で台風進路を確認しました。



ああ、大丈夫そう。
昨日の予報より若干、韓国側に逸れてるし、進むのが遅い。
昨日は焦ったけれど、これは飛ぶね。

前日の疲れでカラダが重い。
二度寝しましょう。

なんてったって、私が乗るのは最終便。
夜7時のフライトまで時間は十分にありますよ。


そのとき、
リビングからテレビの音声をバックに聞こえる声が。

義兄(義姉の夫)です。

私は学者のような物言いで、ものの考え方が相当ズレてる彼がちょっと苦手。
悪いひとではないのですがね。

「200便以上も欠航になっているのに、
自分の便だけ飛ぶと信じているのかね、あの人は。
のんきすぎるんじゃないのか?

起こしてきなさい!


いや、伝染病ちゃうし、
何百便欠航になろうとも、台風の影響を受けない便は飛ぶんだってば。

彼が飛行機に乗ったのは30年前のパック旅行の一度だけ、
そんなひとにどう説明すれば?

とにかく寝ているわけにはいかないので、
起きて着替えて、朝食をいただきました。

義姉夫妻と姪っ子と、4人で食卓を囲んでいると、
また義兄が口を開きます。

「もう出たほうがいいんじゃないか?」


えええええー!!??

いま、朝の7時前なんですけど!?

私のフライトは夜の7時なんですけど!?

バスちゃうし、
早く行ったからって早く乗れるわけちゃうんですよ。


憮然とした表情で彼は続けます。

「僕ならすぐに空港に行って、
ちゃんと飛ぶかどうか確かめるし、
万一を考えて、早いのに乗るね!」



だ、か、ら、

飛ぶかどうかはいまの時点では航空会社も断言できないから、
早くに空港に向かっても無駄なんですってば。

そ、れ、に、

早いやつに乗せてもらおうにも満席で、
飛行機は空席がないと乗せてもらえないんですってば。

これ、昨日も話しましたよね?

ちなみに最新の予報では、
航路も空港も台風進路から外れているし、
暴風域がよほど広くても時間的にセーフだから、
まず間違いなく飛びますってば。

と、
これを全部口にできたら苦労はないのです。
彼には理解不能だと察して、早々にあきらめました。

このあとも義兄は持論に熱弁をふるってくださいました。苦笑


気を取り直し・・・。

この日は義兄夫妻(シロクマ相方の兄夫妻)の車で姪っ子も一緒に盛岡へ。

お昼は焼肉&冷麺ふたたび。笑
どんなけ好きやねん。

盛岡冷麺、美味しいんですもん。



それにね、『ヤマト』で『冷麺まつり』なるものが開催されてて、
冷麺が半額なんですよ。
行くでしょうよ。行かないと!

石焼ビビンパも食べちゃいましたよ。

その後、義兄夫妻に盛岡駅前で落っことしてもらい、
姪っ子とショッピングを楽しみ、
最後はお茶を。
銀河なんとかってお店でした。


(ダージリンが南部鉄器でサービスされて感激です)

姪っ子ともお別れし、いわて花巻空港へ。



締めくくりに大好きな早池峰ヨーグルトを飲んで、
お土産いっぱい持たせてもらって関西に帰ってきました。

ほら、ちゃんと飛んだじゃん!!

予定より25分も早い到着で驚きました。
国内線でこんなの初めて。

高度を下げる時に何度か大きく揺れたのは台風の影響ですね。
風がぐるぐる回っていて、操縦しにくいと聞いたことがあります。
台風が接近してくるにつれそれがひどくなるわけだから、
少しでも安全に飛行するため、途中スピードアップしたんじゃないかなあ。

JAL、やるなあ。


シロクマ相方抜きの初めての岩手旅行は、
こうして無事幕を下ろしました。


ところで、
ラグビーW杯が始まっていますね。
神戸でも4試合あるのですよ。

シロクマ相方と私は明日のイングランドvsアメリカ戦と、
10月の南アフリカvsカナダ戦を観戦予定です。

ふふふ。
2試合ともなかなか良いお席が取れたのですよ。

ルールは・・・いまから覚えます!

ええ、シロクマ相方と違って、
ラグビーなんてルールも知りませんよ。

『4年に一度じゃない。一生に一度だ。』

見事に踊らされてます。


ご覧いただきありがとうございました。

キリギリスと再会

2019-03-29 19:19:48 | たび・現実逃避
羽田では10年以上ぶりくらいの友人に会う予定です。

遊ぶことだけを考えて生きているので、
キリギリス氏としておきましょう。
たまたま彼も同じ時間のフライトだったという偶然。
もちろん行き先は違いますけどね。

私の友人には尖った人間が若干多い気がするのですが、
中でもこの男は突出しています。

ものすごく仕事ができるはずですのに、
ものすごくバカなのです。

なんで仕事ができるはずかというと、
いまは会計士&税理士として独立した彼ですが、
以前は世界的なファーム、ビッグ4のうちのひとつに所属して、
M&A専門の部署で仕事をしていました。
いまはどうか知りませんが、
M&Aの手法はアメリカなんかが断然進んでいて、
彼の所属部署も半分は外国人だったとか。
大きな案件だと会計士だけでも何十人ものチームで動くそうです。
新聞の一面に載ったような合併や買収にも関わっていたはず。
頭脳とスピードがモノを言う世界、
そこに身を置いていたんだから仕事ができないはずがないでしょう。


なんでバカかというと、
そんな大層な仕事をしていたにも関わらず、
常識はずれなエピソードをてんこ盛り持っているからです。

遅くまで飲んで終電がなくなってしまったけれど、
タクシー待ちの列に並ぶのがイヤだった。
駅前の不法駐輪の自転車の中に、
1台くらい鍵のかかってないのがあるんじゃないかなとか、
ゆっくり歩きながらそれとなーく物色していたら、
警察に職務質問を受け、署にご同行願われたとか。
そこで一夜を明かすハメになったとか。
どれだけ怪しい人物だったんだ。

川べりで自転車に乗った男がおばあさんに接触して、
おばあさんが転倒したのに、
男はそのまま止まりもせず去っていくのが見えた。
頭にきたんで全力で走ってその男を捕まえ、ボコボコにしばいてたら、
警察がやってきて、自分が署に連行されたとか。
正当性をおばあさんに証言してもらおうにも、
怯えて逃げてしまった後だったと。
どれだけバイオレンスだったんだ。

新宿だったかな、また夜遅くに飲んでいて、
ガラの悪そうな酔っ払い同士のケンカに出くわした。
ふたりを止めようと間に入ったら、
ナイフで腹を刺されたとか。
なんでそんなヤバそうなケンカに割って入るんだ。

会うたび、
ふつうに生きている人間はあんまりしない体験を話してくれるのです。

そんなおバカな話を聞きたがる私も私ですがね。
最近どんな仕事をしているかとか、
たまーに、ちょろっと、
インサイダーに触れない程度にしてくれる話もまた、
知らない世界で大変に面白いのですよ。

基本、口を開くと遊びのことしか話しませんが。

今回は以前から「一度会ってみたい」と話していた友人、ともかさん(←仮名です)も同席しました。

この日のキリギリス氏の話から。

彼には長らく、
ケニアやタンザニアのサファリにはまって通いつめていた時期がありました。
カメラに大層凝っていたんですよね。
特に肉食獣が好きらしい。

「ライオンはさあ、群れてるし、奴らでかいじゃん。
だから無理なんだけど、
チーターって単独行動でしょ。
おまけに細いし、頭なんかちっさいんだよね。
オレ、負ける気がしねえ

は?

「いやだから、かかってこられてもね、
チーターなら勝てると思うんだ

なぜにチーターと格闘を?

考える方がおかしいでしょ。

「なーんかくつろいだ感じのチーターを見つけたことがあってさ。
もしかして、
これ、さわれるんじゃないかなって思って。
ドライバーに断って、車を降りて」

え?

(基本的に国立公園内ではみだりに下車してはいけません)

「静かーに近寄って、こう、手を伸ばして…」

こら待て。

なでちゃったんだよねっ!


ええええええー!!!

「へへっ!」ってアンタ、

相手は野生の肉食獣ですよ!

食われますよ!


ドライバーさんに撮ってもらったという証拠写真まで見せてもらいました。

どこまでバカなんですか!?


ともかさんと私は言葉もありません。


そんな彼がいま夢中になっているのはシーカヤック。
ファルトボート(組立式カヤック)、テント、ドローンほか、
合計65キロの荷物を携え、これから沖縄の島めぐりをするらしい。
今回はホエールウォッチングも期待していると。

「那覇から座間味までのフェリーがフライト到着の翌日しかなくてさ。
一晩無駄に過ごすより、
もう自分で漕いで行こっかなーとか考えたんだけど。
それも時間的にちょっとタイトなんだよね」


(フェリーで90分から120分かかるそうですよ)

シーカヤックでこの距離を?

考えますかね、ふつう?


「大丈夫。以前、やったことがあるから


やってしまったんですね。

ほんとにバカなんですね


ともかさんと私、
揃って哀れなものを見る目になっていたと思います。


まあこんな感じで、
キリギリス氏のあきれた話を聞いているうちに、
またもやあっという間にフライト時間が迫ってきました。

氏はタンザニアで会社を立ち上げたという元同僚さんと合流して、
プレミアムチェックインの奥へと消えていきました。


ものすごい頻度で目一杯遊ぶために生きているキリギリス氏は、
結果、その合間はいつも仕事に追われているもよう。
この日も空港に向かう直前まで自宅で仕事をし、
私たちと会う直前まで空港で仕事をし、
私たちと別れてからもギリギリまでラウンジで仕事をしたそうですよ。

貴重なお時間を割いていただいたことに感謝しましょう。

現地では昼はカヤックを漕いで、夜はテントで仕事をするそうです。

何年間か遊びを少しセーブして仕事をがんばれば、
残りの人生を遊んで暮らせるほどの報酬をもらっていると思うんですがね。

なんでいつもそんなにそんなギリギリなのか。

元々が大学卒業後、
バックパッカーやホームレスみたいな生活を何年かしていたとか。
そんな時に同じゼミだった学友にたまたま再会したそうで。

会計士になっていたそのご学友が、

「おまえ、そんなことやってるんだったら、会計士になったらどう?
働かなくても稼げるぞ」

と、アドバイスをくれたらしい。

で、じゃあなろう、と。

じっと座っての勉強が苦手なので、
資格学校の講義は受けず、
独学でわからないところだけ、
講義ビデオを2倍速で見たそうです。


世の中、持つものと持たざるものの差がありすぎる。


さらっと会計士になって言うことには、

「働かないと稼げねえじゃないか!」


そこ、キレますか?


突き抜けてますよね

これからも面白いお話が聞けるよう、
無事の帰還を祈るとしましょう。
今回、よくぞ東京でつかまったもんですよ。


ご覧いただきありがとうございました。

一匹狼と再会

2019-03-28 23:23:59 | たび・現実逃避
今回の上京はスケジュールがタイト。

世界フィギュア観戦の翌日、午後3時半のフライトで神戸へ帰ります。

なのに、
「会いたいひとには会いたい!」
と、いつもの調子で予定を入れてしまいました。

朝早くからの希望に応えてくださったのは、
シアトルでomiさんのご紹介で知り合ったレイコさん(←仮名です)。

阿佐ヶ谷駅の『サン=ジェルマン』というパン屋さんに開店と同時に入り、
朝食をご一緒しました。


(たっぷりカプチーノと焼きたてパン!)

すでにご自宅で朝食をお済ませのレイコさんでしたが、
私につきあってパンも選んでくださいましたよ。

そしてちゃっかりレイコさんにご馳走になる私。
ちゃっかりレイコさんのパンも食べている私。

レイコさんは現在、お嬢さんのさなぎさん(←仮名です)の大学生活に合わせ、
シアトルと東京、半々でお暮らしです。
そのお人柄は先日見つけた『誕生日事典』が示すとおり、



茶目っ気のある一匹狼』そのもの!

ご本人も大いに納得してらっしゃいました。

だってね。
40代半ばで当時中学生になったばかりのお嬢さんを伴ってアメリカに渡り、
カレッジに入学なさったというんですから。
そんな天衣無縫な行動は茶目っ気あふれる一匹狼にしかできない!

その生き方に私が憧れないわけがない。

そんな一匹狼レイコさんですが、
私が連絡すると快く群れてくださいました

レイコさんとお話をするのはほんとに楽しい。

「拠点がふたつあるって利点を活かしてさ、
何かビジネスができないかとか、考えてるの」

ふむふむふむ。
そういうお話、私の大好物ですよ。

「さなぎのね、アルバイト雇い主が起業家でね。
本人も仕事もこれが面白いの」

ふむふむふむ。
そういうひと、私、とっても興味ありますよ。

「ほんと?今度、会えるようアレンジしようか」

ひゃっほーう!!

レイコさんから学ぶことはとても多い。

こんなに自由に生きているようでいて、
ちゃんと地に足ついて、お仕事もご家庭のことも両立してるんだもんなあ。

現実的な生活を営みながらも、
「このひと、一体おいくつなんだろ?」って思うくらい、発想がお若くていつも未来志向。
新しいものに対するアンテナの感度もとっても良い。
沢山のアイデアを持っていて、生き生きとなさっている。

見習わねば。

ああ、全部ここに書けないのがもどかしい。



さなぎお嬢さんもこのお母さんの元で、
どこでも生きていける、
自由な生き方のできる、
しなやかで強い女性になって羽ばたいていくのではないでしょうか。

あっという間に時間になりました。

別れを惜しんで電車に飛び乗ります。

次回は東京で?神戸で?
シアトルにもまた行きたいなあ。

またお会いしましょう!
勝手に再会を胸に誓い、羽田へ向かいます。


ご覧いただきありがとうございました。

初さいたま!

2019-03-23 02:22:25 | たび・現実逃避
最終のフライトで神戸から羽田へ飛び、
赤羽で2泊しました。

赤羽って初めてだけど、
お店がいっぱいあって、便利で良いところでした。

ビジネスホテルにチェックインしたのが夜の10時前。
ひと息ついてから、
美味しいラーメンを求めて駅前に。

伊藤』ってお店を探したのですが、
いやはやわかりにくい。


(パチンコ屋さんと自販機の間を進むと)


(そこがお店の入口!)

矢印のところから入って食券を買うシステム。
カウンター席が10ほどの狭いお店で、
食べ終わったらこのサッシ?のどこからでも出られます。

路地裏の秘密基地ですよ。
だいぶんうろつきました。
ひとりの男性が入っていくのを見なかったら、
とても見つけられなかったし、入れなかったと思います。



(煮干しの香るお出汁の濃いスープ。美味)

今回はこれが唯一、自ら欲した食事でした。

翌朝はスーパーで果物など買いこみ、
半分は朝食に、半分は携えて、さいたま新都心駅へ向かいました。


目的地はここです。


(さいたまスーパーアリーナ。巨大でびっくり!)


目的はこれです。


(『世界フィギュア 2019』。祝、初観戦!)

東京の友人ともかさん(←仮名です)と一緒に、
全日程申し込んだのですがね。
初日、ペアショートと女子ショートの日しか当選しませんでした。

大人気なんですね。

S席とはいえ後ろの方の座席だったので、
イチゴにバナナ、チョコレートにクッキー、
柿の葉寿司やら、サンドイッチやら、菓子パンやら、
観戦のお供を充実させて、ピクニック気分で楽しみました。


(プログラムとイチゴ。選手でもないのにもぐもぐタイム)

テレビで見る方が、
カメラが細かいところまでとらえてくれるし、
解説もありますし、断然わかりやすい。

でもね、
会場の空気を吸って、臨場感や一体感を楽しむのも良いものなのです。

なにより、おしゃべりしながらのもぐもぐタイムが楽しい。
運動会みたい。
いただくのは製氷時間と休憩時間ですよ。

残りの日はテレビ観戦で楽しみます。

といいつつ、今日は男子フリーの日ですのに、
うっかり忘れて外食予定を入れてしまいましたよ。

その程度のぬるいファンです。笑


ご覧いただきありがとうございました。

シアトルとサンノゼの旅-3.旅の装い

2018-10-13 10:13:08 | たび・現実逃避
広いomiさん宅には、
アメリカ人のご夫君、パークス君のほかに住人がいました。

おふたりのご子息はすでに結婚、独立。
omiさんにはかわいいお孫さんまでいらっしゃいます。

ではほかの住人とは?

ご夫君の親友ご夫妻です。

彼らはアメリカ人と日本人のカップル。
日本からアメリカにお引越しされました。
話せば長い事情から、一時的にomiさん宅の居候に。

居候夫人のアキさん(←仮名です)とも仲良くしていただきました。

シアトル2日目はアキさんに連れていってもらって、
図書館開催の無料の英語教室へ。

アメリカの公立図書館や教会などでは、
ESL(英語を母国語としない人を対象とした英語教室)を開催していることが多く、
授業料は低額や無料の場合が多いとか。

いいですね!
さすが移民の国。
どんなものか参加してみたい。

と、その前に、
私の旅の概要を。

今回、シアトルでは後日、S嬢とA嬢と合流する予定です。
彼女たちはシンガポール時代に通っていた大学附属英語集中講座のクラスメイト。
まだ20代ですのに、
こんなおばさんと交流を続けてくれる殊勝な娘さんたちです。

ひと足早く現地入りしている私は、
「こっちもう秋やで」
「意外に寒いわ」
「羽織もの、絶対いるで」
などと、LINEで情報提供。

日本は連日30℃超えの真夏日でしたが、
こちらは朝晩12、3℃の肌寒さ。
庭の木だって色づき始めています。

「タイツ履いた方がいいかな?」
「革ジャン着るには早いかな?」
彼女たちから問われるものの…

うーん。
omiさん宅にいると街の装いがわからない。

「図書館行ったら、
みんなどんな格好してはるか、チェックしてくるわ」
と返信しました。




(アキさんのお車で隣街まで)

で、ここは図書館です。


ほかの参加者たちの服装をチェック…


さっそく報告します。



「サリーが多いわ」


(画像は無料サイトからお借りしました)


その日の参加者構成は多国籍でありましたが、
インド系、中国系が多かったように思います。

シアトルにはアマゾン、マイクロソフト、コストコ、スターバックスなど、
世界的企業の本社があります。

世界中から優秀な人材が集まり、
結果として、
アメリカで働くことにより魅力を感じ、
IT分野に強いインド系、中国系移民が多くなる、
そういうことだと思います。

その家族が英語堪能とは限りませんから、
そういった人たちがここに集まるのかな、と。

シアトルの図書館で、
現代社会の人材潮流が垣間見られるとは。


「シアトルでサリーてか?」

「シュールやな」

「現地調達か」


お若くて美しいあなた方なら何を着ても似合うと思いますよ。



ご覧いただきありがとうございました。

なお、本日は予約投稿です。
次回投稿までしばしお待ちください。