ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

ひとりでできた。

2013-07-28 23:48:15 | ラン&クライム
毎日暑いですね。
 
シロクマ相方が8月に2週間近くお休みをとれることに。
 
 
それで、彼が何年か暮らしたフィラデルフィアに遊びに行こうと計画を立ててくれました。
 
きゃほーっ!!
 
夏休みはアメリカだー。
 
 
が、その夢のホリデーのど真ん中にお仕事が。
 
 
 
アメリカ旅行計画、お約束のようにあっさり頓挫。
 
 
短くなってしまった夏休みを有効利用しようと、次に彼が立てた計画は…
 
 
 
 
 
南アルプス縦走。
 
 
 
 
もちろん
 
 
 
 
 
得意のテント泊。
 
 
 
 
 
 
ムリ。
 
 
 
 
今の私にそんな体力はない。
 
 
 
 
 
ということで、決心かたいシロクマ相方と、
 
夏の休暇を有意義に過ごすため、
 
けなげなツマは体力をつけようと、本日六甲山にひとりで登ってきました。
 
 
長かった独身時代が災いして、大抵のことはひとりでできるようになりましたが、
 
初めてですよ、ひとりで登山なんて。
 
 
しんどかったー。
 
 
 
でもできちゃいましたよ。
 
 
またひとつ、壁を越えてしまったわ。 
 
 
けど、しんどくて途中のリポははしょります。
 
 
サクッと写真を。
 
   
 芦屋から出発。芦屋ロックガーデンを経てのコースです。昨今の登山ブームでか最寄駅のひとだかりにびっくり。
 こうも混んでいると、自分が足を踏み外したら後ろのひとがキケンなので、大変緊張します。
 
 
    
 ひとりで登山、いちばんの不安は道に迷わないか、だったのですが杞憂でした。どこにもひとが。
 前回は相方と2時間半で登ったコースをひとりでゆっくり、のびのび3時間20分かけ進みました。
 
 
   
 もうすぐてっぺん。おなか減った。汗びっしょり。山頂近くの食堂できつねうどんをいただきました。もっと塩分を濃くしてくれー。
 
  一路、有馬温泉へ!
 
   
  六甲山から有馬へは人影まばら。六甲山+有馬温泉、いいコースなのになあ。すっきり。さっぱり。
 
 
軽いデイパックを背負っての六甲山でこんなに疲れるなんて、南アルプス縦走…自信ないなあ。
 
いくつくらい山を登るんだろ?
 
何キロくらい歩くんだろ?
 
荷物は何キロなんだろ?
 
何日お風呂に入れないんだろ?
 
何日歯を磨けないんだろ?
 
 
そんな不安だらけの私にシロクマ相方が用意してくれました。
 
  
 
ナニコレ!?
 
 
「これをふだんから足に巻いて、訓練するといいよ。通勤とか」
 
    こう?
 
星飛雄馬の大リーグ養成ギブスの向こうを張るのか?
    
          
 
足首につけた1キロは背中で背負う5キロと同じ負荷がかかるそうです。
 
             
 
4つもあるじゃん!!
 
 
こんなのつけた四十路OL、日本中探したっていませんよー!!
 
 
「三浦雄一郎さんもやっていたらしいよ」
 
 
偉大な登山家のトレーニング法を凡人の日常生活に持ち込むなーっ!!
 
 
    
    オマケ。軟弱な足が靴下が擦れたせいでこんなことに。靴下の凹凸まんまに水ぶくれが整列。
    すごいわー。気持ち悪いわー。
    ひとつひとつ針で潰すのが大変手間でした。左右ともだし。

宅配サプライズ

2013-07-24 17:46:09 | 日々の暮らし
サープラーイズ!!
 
うれしい悲鳴の宅配便が同じ日によっつも届いたのでご紹介を。
 
 
まずはこちら。
 
  元気なメッセージカード付き。こういうセンスってお育ちなのかな。
 
S嬢よりお中元、かな?
 
 
私がお店では食べたことのない、マカロンが有名な某フランスお菓子屋さんのアイスクリーム。
 
 
うおーっ!!
 
   もくもくスモークからあらわれた、虹色の美しい姿。
  大量のドライアイスで、昔の歌番組で見たスターの登場のようでした。
 
8つもあるよ!!
 
ふーっ。(鼻の穴が膨らんでいる。)
 
 
シロクマ相方は、
 
「砂糖はカラダに悪い。麻薬みたいなもんだ」
 
と、普段から私が甘いお菓子を食べることに大変手厳しい。
 
 
ラデュレ、私がひとり占めー!?
 
号泣。
 
 
うれしさのあまり、号泣。
 
 
 
と喜びに打ちひしがれていたら、
 
 
毎日毎日、ひとつ、またひとつ、と確実に
 
 
ある晩なんかふたつもいっぺんに消えるのでした。
 
  
 
井村屋のあずきバー(←私の好物。おいしくて安いのよ)は麻薬呼ばわりで見向きもしないくせに、
 
なにラデュレは毎日欠かさず食べてんの!?
 
受け取ったツマよりハイペースで食べてんの!?
 
ラデュレの魅力、恐るべし。
 
    麗しくて捨てがたいパッケージ。
 
   私のイチオシはピスタチオ。おいしすぎて言葉にできない。 
 
 
 
次はこちら。
 
 
 
いぐいぐさんのアメリカのお土産。
 
某高級スーパーのお買いものバッグとおやつ。
 
    丁寧な梱包とお手紙にお人柄がしのばれます。
 お忙しい旅先でお土産を考えてくださったマダムいぐいぐに感激。
 
結婚してサンディエゴにお住いのお嬢さんを訪ねての旅だったようです。
 
 
私のイメージではいぐいぐファミリーはハイソな感じだったので、一層イメージどおりであこがれるー。
 
 
      赤と青が裏表でインパクト大、サイズも大の保冷バッグ。
 
私は遠くのスーパーまで電車に乗って買い出しに出かけることもあるので(←ケチだから。近隣のスーパーは高いのですよ。)
 
保冷バッグは必需品。
 
 
百均のを愛用していましたが、
 
輸入食材店カルディのを買おうかどうか、ずーっと悩んでいたので(←ケチだから。)
 
とってもタイムリーでうれしいです!!
 
 
おやつもナッツいっぱいのと、ゴルゴンゾーラ味のスナック、私のツボをおさえていらっしゃるわー。
 
   ザクザクナッツとしょっぱ甘いキャラメルが絶妙のバランスで美味。
 
 シロクマ相方のワインのアテにも大人気。ゴルゴンゾーラも軽い感じで、やめられない止まらない。 
 
でもこれらの品々、より感激していたのは意外にもシロクマ相方でした。
 
 
なんでも、アメリカ在住時代、
 
今よりマジメにマクロビをやっていたとき、お世話になったスーパーなんですって、ここ。
 
オーガニック食材も和食の食材もきちんとそろうらしいです。
 
とっても懐かしがっておりました。
 
 
おかげさまで、
 
ツマは、
 
アメリカでブイブイいわせていた(らしい)シロクマ相方の昔話を
 
耳にタコができるまで堪能できました
 
それもこれも、いぐいぐさんのおかげでございます。
 
 
 
 
最後はこちら。
 
    
 これら規格外に大きい野菜がひと箱にぎゅぎゅぎゅっと。
 母よ、知っていますか?わが家はふたり暮らしです。
 
母からの自家栽培野菜たち。
 
 
母はあらかじめ「今朝の宅配で送ったよ。夜に着くって」というようにメールをくれます。
 
では、この産地直送便のどのへんがサプライズなのか?
 
 
それはこの梱包です。
 
  
 
万願寺とうがらしが緩衝材
 
 
私がいちばんほしかったのはトマトだったのですが、
 
つぶれないように開封するときまで無傷を保つのはなかなか難しいので、あきらめていたのです。
 
それを母も知っていて、ない知恵を絞ったのでしょう。
 
開封した時の私の驚きといったら。
 
母ってば、斬新だわー。
 
 
 
最後におまけ、これは本当にサプライズ。
 
   いつもの通販化粧品。
 
宅配屋さんが箱をつぶしたらしい、それをテープでぐるぐる巻き。
 
まるで中国のようなおおらかさ。
 
日本にいて、これはないわー。
 
サプライズだわー。

母ミッション

2013-07-20 23:39:13 | いぬ・シロさん
7月、母から私に課されたミッション、
 
それは、
 
 
シロさんを洗濯せよ!!
 
 
でした。
 
 
 
親孝行ムスメは何としてでも完遂せねば、と、心して帰省。
 
  庭のユリが満開。   玄関にもユリの花。
 
毎回、私は実家に帰ると、真っ先にシロさんに会いにいき、
 
もみくちゃの羽交い絞めにして、愛を確認します。
 
 
   旬のオクラとその花。   廊下に母作の水彩画。
 
 
シロさんもそんな私のゆがんだ愛に応えて、
 
目を輝かせ、全身で喜びを表し、私の腕の中で身悶えてくれます。
 
びちびちびち、と、それは釣ったばかりの魚のようなとびきりの元気良さ。
 
ハスキー犬MIX、28キロが、腕の中で全力ではねっかえってくれると、
 
ひとつまちがえれば、本当にケガをするところ。
 
そのスリルがまたたまらない、というどこまでも危険な愛
 
 
でもこの時期、この猛暑のなか、
 
いつもの深い愛の確認行為をやろうと腕を伸ばすと、
 
 
彼女は
 
 
 
 
本気で嫌がります
 
 
 
 
極地仕様のもふもふ毛皮は、
 
熱を持ったものを一切寄せ付けたくないほど、強烈に暖かいらしい
 
 
 
彼女の本気度、
 
それは、
 
眉間に刻まれた深いシワでわかります。
 
 
犬も不快なときは、眉間にしわを寄せる。
 
 
 
私の海よりも深い愛、玉砕。
 
夏の猛暑に砕け散る。 
 
 
 
そんなシロさんを少しでも涼しく、快適にしてやらねば!
 
 
ミッション開始。
 
 
ミッション実行中の様子は修羅場なので写真なんか撮れません。
 
 
シロさんは、代々の犬たちと比べると、抵抗しないほうではあります。
 
始まる前から悲鳴を上げ、逃げ惑った彼らと比べると、大変やりやすくてありがたい。
 
 
まずはぬるいお湯だけでシャバシャバ洗ってやるのですが、
 
わりとおとなしくされるがままになってくれます。
 
が、
 
濡れることより、シャンプーされることが嫌いなみたいで、
 
シャンプーをつけて、アワアワになるや、
 
逃げようと画策します。
 
アワアワのままにしておいたら、皮膚に悪いに決まってる。
 
 
逃がすものか!
 
そんな彼女を足の間に挟んで固定し、全身を使って抱え込み、洗い上げるのは重労働です。
 
 
 
するり、つるり。
 
ぬるり、するり。
 
こらー!
 
じっとしろーっ。
 
観念してくれーっ。
 
 
 
 
はー、洗いあがった。
 
 
 
タオルドライ後、解放されたシロさん。
 
     サッパリシロさん、母作スイカとツーショット。
 
そして、彼女を固定した私の両足はご覧のとおり。
 
  見事にもふもふ毛まみれ。
 
 
 
  私も疲れましたが、本人もお疲れのようで、うとうと。
 
 
 
これでサッパリ快適になってもらえれば、お安いご用ですよ!
 
 
                            つわものどもが夢のあと。

今日も生きていく私

2013-07-12 21:09:32 | 物欲
今晩遅くにシロクマ相方が出張から帰ってきます。
 
のびのび更新ともしばしのお別れですよ。
 
 
ひさしぶりに、お買いものカテゴリーの登場です。
 
 
今シーズンに買った洋服たちを紹介します。
 
 
さすがの私もいつもユニクロ・無印ばっかり着ているわけではありません。
 
両方とも深く愛していますが、
 
最近はもっぱらご紹介する服を買ったふたつの服屋さんで調達しています。
 
      オフィス用。
 
 
 オフ用。   見えないところに無駄な凝りよう。
 
オフィス用はお勤めするようになってから見つけたお店で、背に腹は代えられず定価で購入。
 
くやしい。
 
オフ用はセールでGET。
 
うれしー。
 
このブランドに首ったけで。
 
大好きなユニクロ無印に申し訳ないくらいに。
 
シンガで初めてお店を見つけた時から、
 
正気の沙汰とは思えない華麗な色遣い常軌を逸した大胆な幾何学模様のトリコ。
 
日本ではまだ直営店がなくって、残念だなー、と思っていたら、私の本帰国にあわせたかのように初上陸。
 
私のためかしらー?
 
しかも最近、オフィスの入ったビルのすぐ近くにかなり大きな店舗がやってきました。
 
    
   お店の前を通るたび、抗えない強烈な魅力に、掃除機に吸いこまれるホコリのごとく入店。
 
やっぱり私のためね?
 
 
去年あたりから続々と全国展開。
 
もういいって。
 
ヒミツにしておきたかったですよー。
 
      こちらが去年買ったもの。Tシャツ2枚とワンピ。
 
生きるのに必死なお年頃の私に、この若者服って、はたから見ると怖いんだろうなー。
 
正気の沙汰とは思えない?
 
言い訳させていただくと、私の若い頃って、黒ばっかりだったから、その反動だと思うのです。
今の若者がうらやましいですよー、こんな鮮やかな服を着られて。
 
何にせよこんなのを着て、転倒尿モレに悩まされていたのでは、シャレにならない。
 
生きていく私は、今日も必死です。
 
 
 
ちなみにここの服はお国柄を反映してか(←スペインのブランド)
 
最近はどうだかわかりませんが、
 
サイズ設定が大変おおらかなので、必ず試着なさることをオススメします。
 
私は洋服によって、SからLまで色々もってます。
 
 
 
そして、洗濯すると、たとえ洗濯ネットに入れていても、
 
ざくざくついてた飾りのビーズがものの見事に取れたり
 
凝った刺繍が無残にほどけたり
 
ひどいときは生地が大破します。
 
     こういうところがキケン。
 
着る側にもおおらかさが求められるのです。
 
そう、こしゃくにも着る人間を選ぶブランドなのです。
 
 
 
 
 
ところで、去年は他に何を買ってたのかと調べてみたら、ちゃんと写真がでてきました。
 
そして、イヤな過去がよみがえりました。
 
去年のお買いもの…私には分不相応な某有名ブランド。
 
   
  ボロ布のように見えて、お値段は上のハデハデ服の約3倍。
 
自分が無職だという自覚があんまりなかったのです。
 
 
ここの服はカジュアルでも女っぽくて、以前から結構好き。
 
この服たちも西部劇に出てくるみたいなカッコいい女性をイメージして買ったんです。
 
お店の方にも「よーくお似合いですよー」って、木に登らされて
 
 
でも、帰ってみて、うれしくなって着てみて、
 
鏡をみると、そこに写っていたのは悲しい現実で。
 
  
 
いっぺんに酔い(自己陶酔?)が覚めた感じ。
 
この手痛さは、
 
しんがぽーでバタフライスリーブのシャツを買って、志村けんの『魅せられて』になって以来。
 
 
 
私が鏡のなかにみたもの、
 
それは、
 
ウェスタンガールのイメージとはかけ離れて、
 
 
 
 
中年太りのウィリアムテル   
 
 
 
 
 
 
切れ味の悪いパパゲーノ   
 
 
 
 
でした。
 
 
 ベージュのシャツなんて、袖のひらひらが鳥の羽みたいでまさにこのイメージ。
 それにしても、この写真…
 オペラ歌手ってなろうと思ってもそうそうなれない格調高い職業なのに、
 こんな衣装で歌わなくちゃならないなんて、なかなかどうして大変だ。
 パパゲーノ、大役ではあるんですよ。
 私がもし、初舞台でこの役だったら、自分も親も二重の意味で泣くだろうなあ。
 
生きていく私、セルフイメージを見失わないようにするのも必死です。

生きていく私

2013-07-11 23:52:14 | 習いゴト・趣味
タイトルをご覧になって、
 
  この方を思い出したあなたは、私と同年代かそれ以上でしょう。
 
 
私にそんな奥行きのある深ーいお話ができるわけもなく、今日も取るに足らない日常のご紹介です。
 
 
 
シロクマ相方出張中につき、本日ものびのび更新。
 
昨日はヨガ教室から帰って、疲れてそのまま寝ちゃったので、一日飛んだわけ。
 
4月から週一回水曜日の夜、ヨガ教室に通うようになりました。
 
よくサボっているので、実際は月2回くらいだけど。
 
ランニングや登山をトラブルなく続けるために、カラダをメンテナンスした方がいいかな、と思ったのがきっかけ。
 
市民講座みたいなのに申し込んだので、受講料は私のおサイフにも優しい。
 
 
 
独身時代もジムでちょくちょくやっていました。
 
市民講座のヨガはハタヨガ?(呼吸法とポーズが基本。ゆったりめ)
アシュタンガヨガってことはないよね?(流れるような動作と次々決めるポーズで構成。けっこうな運動量)
 
ヨガをしなくなってからかなりブランクのある私には、求められるレベルが気になるところ。
市民講座なんだから、いきなりハイレベルなことはしないはず。
 
      こんなことは初めて参加の市民には求めないでしょう。
 
 
と、自分を落ち着かせて、参加しました。
 
 
 
カラダを柔らかく、各関節の可動域を広げて、呼吸を整えて、心を落ち着かせ、すこやかな眠りを。
 
など、ヨガには効能がいっぱい。
 
それ以外にも、姿勢がきれいになることはもちろん、
ヒップがきゅっとひきしまるとか、おなかまわりがすっきりするとか、肩甲骨がくっきり出てデコルテがきれいになるとか、
ほら、色々オマケが期待できるわけです。
 
市民講座のヨガはどんなだー?
 
と、開講初日、期待に胸ふくらませて、いざレッスン室へ。
 
 
ドアを開けてあたりを見回すと、
 
あれ?
 
 
私ったら、もしかして、平均年齢を下げてる方?
 
 
ヨガって若い女性に人気じゃなかったっけ?
 
なんで?
 
レッスンが始まって、納得。
 
 
 
市民講座のヨガは
 
 
 
 
 
ヨガの要素を
 
 
 
 
いくぶんか取り入れた
 
 
 
 
 
 
健康体操でした。
 
 
 
 
 
体育の授業で最初にやる準備体操の柔軟運動重視版みたいな。
 
 
 
 
みんなで、
 
「いちぃ、にい、さん、しぃ…」と掛け声をかけながらするあたりは、
 
 
部活動のそれに近いかなあ。
 
 
 
 
 
 
ターゲットはおもに中高年
 
 
参加者はほとんど高年
 
 
 
私が申し込んだのは、
 
おばあさんでもできる体操教室、だったのでした。
 
 
先生もおばあさま
 
 
たっぷりと贅肉がついてはいますが、さすがに姿勢はお美しい。
 
だからきちんとやれば結果はついてくるみたい。
 
期待ハズレとか思ってはいけないのでしょう。
 
 
 
もちろん、各ポーズや動作に様々な効果があるはず。
 
 
 
「これは~~~に効果があります」と先生は教えてくださいます。
 
 
 
 
今やってるこれは?
 
 
 
ひきしまったヒップ?
 
 
美しいデコルテ?
 
 
 
何に効くのかしら?
 
どんなふうに私は変われるのかしら?
 
 
 
心の声が聞こえたかのように、先生はおっしゃいました。
 
 
 
 
「この筋肉を鍛えると
 
 
 
 
 
 
 
転倒防止に効果的です!」
 
 
 
 
 !!
 
 
 
そうか、私、
 
必死に見た目の美しさを追い求めるより、
 
生きることに必死にならなくちゃいけないお年頃なのね。
 
うわべよりも本質!
 
 
まわりのひとにちょっとでもキレイに思ってもらうよりも、
 
ひとさまに迷惑をかけないで生きられるように考えなくちゃいけないお年頃なのね。
 
 
毎日が真剣勝負!
 
 
 
 
このエピソードを後日、オフィスのランニング愛好者の同僚に話すと、
 
 
「そんなのまだいいわよー。(←東京生まれなのでこういうしゃべり方。)
 
私なんて、この間、ジムで『○○さんもどうぞ』って言われてエアロビに参加したら、
 
 
同じように中高年向けでね。
 
 
『みなさーん、
 
 
 
この筋肉を鍛えると、
 
 
 
 
 
 
 
尿モレ防止になりまーす!』
 
 
 
 
だって。
 
 
ショックだったわ」と。
 
 
 
尿モレ防止!!
 
 
彼女と私は同年代。
 
 
私の生きるのに必死レベルは、もうその段階まできているのかー!?
 
 
生きていく私、毎日が大変です。
 
 
しかも、おばあさんでもできる体操教室だとか、
 
体育の授業始めの柔軟と同じだとか、言ってるわりには、
 
帰宅したら疲れてばたんきゅーなんだから、
 
(お家へ帰って、ヨガしていたカッコのまま、畳の上で転がって、気が付けば朝、というありさま)
 
中高年向け体操教室のターゲットとしてこれ以上ふさわしい人材はいようか、ってくらい。
 
私の中高年レベル、高の方にさしかかってるかもよ。
 
昨日充足したパワーはどこへ行った、私!!
 
 
 
    
   写真は今日会っていた友人といただいたイタリアンのお店のお料理。
   ここにデザート2種盛りとカプチーノがついて、ひとり2,500円!すばらしいです。
   お店はピッツァが売りなだけあって、右端のクアトロフォルマッジョ(4種のチーズピザ)がいちばんおいしかった。
   そのままでも好きだけど、ハチミツをかけて食べると、昨日のゴルゴンゾーラチーズケーキのような味になって、二倍楽しめます。