ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

元気だけれど発作発症

2019-06-28 10:00:46 | 日記
6月もあとわずか。

昨年末からずっと患っていた咳、
先月半ば、やっとあれが治りました。


(今月初め、京都府立植物園にバラを見に行きました)

最初は風邪、お正月中はインフルエンザに罹患したと推測され、
その後は咳ぜんそくへ移行。
年が明けてからもなかなか治らず。
肺の病気を疑われてレントゲンを二回も撮り、
最後はガンを疑われてCT検査まで受けました。

ガンの疑いは晴れ、咳ぜんそくの治療を続けましたが、
ずーーーっと治らないまま。

最終的にはアトピー咳嗽(がいそう)でした。
しかも自分で調べて「これちゃうのん?」とあたりをつけて、
ドクターに訴え、
薬を全部それ用に切り替えてもらったら治ったという。

素人判断は危険ですが、功を奏すこともありますね。



(東京でS嬢ご母堂さま、マダムMにいただいたラデュレのマカロン。
私の好きなピスタチオ味ばっかりで、緑一色。
私の好きな役のひとつ…ってこの意味がわかるのもどうかと)


しつこい咳を患いながらも、
4月、5月とあちこち出かけ、
6月もその流れで…要は出かけすぎました。

結果、まとめる時間がない。


ふだんひきこもりなもので、時間の使い方が下手になっているのですね。
キャパオーバーになるのが早い。


(シロさんのお墓まいり。雨に濡れたカシワバアジサイ)

全然更新しておりませんが、元気にやっております。



(S嬢から山盛り送られてきたドリアンスイーツ。
6月はドリアンがおいしい季節。お菓子で堪能)


ところで、
先週、突然に発作を発症しました。

発作の名前は旅に出たい病

独身時代は仕事のストレスもあって、
しょっちゅう発症したものですが、最近は落ち着いていましたのに。




阪神御影駅近くにオープンしたお店のジェラード。
お味はトマトレモン、ピスタチオ、ジャンドゥーヤ)


きっとあれですね、
キリギリス氏が旅先から送ってくれる写真やら凝った動画やら、
あれがトリガーになったものと。


(月に一度は南の海に行っているもよう。
しかも1週間以上。月に二度の時も。好き放題ですよ)

こんなに自由気ままにやってる人間もいるんだから、
私がちょっとくらい旅に出ても許されるだろうと。




(シロクマ相方の元上司さんが、
今年も山形から送ってくださったサクランボ)


今日からシアトルへ行ってきます。

「旅に出よう!」と思い立ったのが先週。
現地滞在期間は正味3日半ほど。

短い。

独身時代は現地2日を切ってることもままあったから、
それに比べたら十分!


…と思おう。

遠くへ行きたい欲求を満たして、
会いたいひとたちに会うのが目的です。

G20の影響で、関空にアクセスしにくいったらありゃしませんよ。
負けませんよ。


むふーん。


(シロさんのお墓まいり。ガクアジサイとアリストロメリア。
いま気づいたけれど、墓標も込みでトリコロールカラーですね)

台風もそれたことですし。


いってきます!

いつも気持ちよく送りだしてくれるシロクマ相方、
彼には心から感謝しております。


ご覧いただきありがとうございました。

時代の始まりの日

2019-05-01 23:23:29 | 日記
新しい時代の始まりの日、
相変わらずひきこもりです。


一年の計は元旦にあり、
時代の計も初日にあったりするのでしょうか。



(実家のオオデマリ。咲き始めの緑がかったこの花が好きです)

それ、アカンやん。

何もしないでいるのもあんまりなので、
何かしたって記録を残しておこう、というだけの更新の日。笑


(シロさんのお墓にも。自生のヘデラが伸びてきました)

今日は朝から雨でした。
10連休も明日から折り返し。
後半のお天気は良いようですね。

少しだけ出かけようと思います。


(弟ヨメにもらったチョコレート。
キレイなパッケージがもったいなくて開けられない)


ご覧いただきありがとうございました。

気がつけば2019年

2019-01-23 09:00:41 | 日記
クリスマスを過ぎた頃より、
シロクマ相方がソースと思われるひどい風邪をひきました。



(12月半ば、年内最後のシロさんのお墓まいり)

悪化の原因は自分が作ったので、
反省しながら静かに寝ておりました。

そんなことでいつ年を越したのかも知らない2019年。
気づけば三が日も終わっておりました。
松の内も明ける頃に年賀状のお返事を書くという体たらく。

快方に向かっていることを感じながらも早く完治したい一心で、
年明け、
クリニック仕事始めと同時に駆け込みましたらば、
「それはインフルエンザだったのでは?」と。

有効な手立てを打てる期間をとっくに過ぎているので、検査はせず。

「今はこの冬流行の喉にくるタイプの風邪のようですね」

『インフルエンザから始まり、喉にくる風邪に移行する』
というのが今シーズンの王道らしいです。

こんなときだけ王道を歩む私

どん底期はほんとに辛く、
治りつつある今も夜は咳で眠れない。
枕元にはのどスプレーを置き、
夜中に何度も咳き込んで目を覚ましてはうがいに走ります。

強い風邪薬を長い期間服用するのは避けたいので、
今は二重類処方してもらった漢方薬に切り替えております。

そしてなるべく菌をまき散らさないように、
極力ひきこもっております。(いつもやん)
ああ、早く治りたい。

みなさまもどうぞご自愛ください。



(先週やっと実家に帰りました。
シロさん、とっくにあけましたけどおめでとう!)

こんなありさまではございますが、
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ご覧いただきありがとうございました。

母の思い出(注:今も健在です)-お弁当編-

2018-06-24 11:22:08 | 日記
人気ブロガーさんがお弁当のお話を募ってらっしゃるのを読んで、
実家の母を思い出しました。

動物好きの母の話題を何度かしましたが、
モルモット編カメ編
彼女はお弁当についても伝説を持っています。



(今回、私は怒ってばっかりなので中和のため美しいあじさいのお写真を)


昔々、実家は農家でした。
働き手としてカウントされる母も忙しい。
手をかけられないお弁当はかわいげゼロ。

初めてお弁当を持っていくようになったのは幼稚園のときでした。
どどどど田舎にある平和で小さな幼稚園。
週に1回とか、2回とかそんな頻度。
だから園児にとって、
それはちょっとしたイベントでした。

時代的にキャラ弁とかなかったけれど、
まわりの子たちのお弁当はキラキラしていました。

お花やお星さまの形をしたニンジン。
半分に切った切り口がギザギザのゆでたまご。
かわいいカニさんウインナーやタコさんウインナーだって入ってます。

いつもすっきりしたお弁当の私は、
うらやましくてたまりませんでした。

「わたしにもカニさんウインナーとか入れてえー」

家の事情なんて理解できない園児は母にしつこくおねだり。


ある日、フタを開けるとそこには待望のカニさんが!



でも目を凝らすとそれは、


サワガニの素揚げでした。


しかも
私が大切に育てていた…。


森の近くの小川で友だちと捕まえたサワガニ。
昨日まで元気にチリメンジャコを食べていたのに。
ハサミでおじゃこを上手に挟んで口に持っていく姿、
かわいかったなあ…。

小さなアルマイトのお弁当箱におさまった、
変わり果てたペットの姿に園児は号泣です。


帰って母に涙ながらに抗議すると、

料亭みたいに豪華にしてあげたのに!

と、憤慨されました。




お弁当箱一面にトロロかけごはんが入っていたこともあります。
白いごはんの上にすりおろしたジネンジョとか山芋をのせたアレです。

園児が小さな手でフタを開けようとするとなんだか重い。

力一杯ぐぐぐーっと持ち上げると、

粘りでフタにくっついたトロロが

みよよよよーーーーん。

みんなに思いっきり笑われました。


傷ついた園児は帰って、

「あんなん、食べられへんやん!」

と、こぶしを握りしめて力いっぱいに抗議。

そうしたら驚いた顔をした母が、

幼稚園にはおしょうゆ、置いてなかったんか⁉︎」と。


…そこちゃう。



(今月上旬、父のお墓参りに帰ったときの写真でまとめました)


たまご大のアルミホイルが入っていたこともあります。

「ホイル焼きや!」と感激。

いつもは煮たり焼いたりのカンタンなおかずばっかりですのに。

母に感謝しながら、
ドキドキしながら、

開けると…中は空っぽ。


なにこれ?

帰ってこれまた抗議しました。
中身を詰めるのを忘れた…
という可能性も園児なりに考えながら控えめに。

そうしたら、
なんて言ったと思います?


平然と、

スペース、埋まらんかってん


フリーダム!
アンニュイな空気さえ漂わせていました。


弟は割ったチキンラーメンがみっちり入れられていたことがあったそう。
仕方なく砕いてぽりぽり食べたとか。

それを聞いたときの反応も、
幼稚園では熱いお湯、もらえへんのか⁉︎
だったそうです。


すべて幼稚園児相手ですよ。

すごくないですか?

大きくなってから、
大人になってから、
『親の作った変なお弁当』が話題になったりすると、
いつもうちの母が最強です。



(シロさんのお墓にもアナベルを。
母が作るシロさんのごはんは意外にちゃんとしてヘルシーでした。
なにこの差?)

ご覧いただきありがとうございました。

本日深夜のセネガル戦は、
1ミリも期待しないで臨む所存です。
期待しないでいると、
サムライブルーは裏切ってくれる…二匹目のドジョウ狙いです。

Brexitによせて-濁茶その3-

2016-06-28 12:00:58 | 日記
引続き断食レポをお届けしたいところですが、
ちょっとたて込むことが起こりまして。

今日明日、あさってと忙しくなる予定で、
要領が悪い私にはレポをまとめるのが難しい。

またお茶をにごして昔話など。


(一昨日、山形から届いたさくらんぼ。
シロクマ相方の友人夫妻がこの時期いつも送ってくださいます。
彼らの手摘みなんですよ。
たくさんつまんでからの写真でごめんなさい。)


イギリスは通貨にユーロを導入せず、自国通貨のままでした。
離脱するとなったら、それが奏功しますね。

あれ?
自国通貨のままの北欧諸国とか、この流れが波及しませんかね?
大丈夫なんでしょうかね?


ユーロが導入されたあの頃、
私はお正月休みをひとり海外で過ごす習慣になっていました。
12月31日から1月3日まで。
その前後に土日がくればその分長く。
短い。
それでも旅に出るんだから、
よほど非日常に自分をおきたかったんだなあ。

その年はオランダのスキポール空港を経由してエジプトに行きました。
復路は時間があったのでアムステルダムの街へ。
年が明けて、通貨はユーロになっていました。
街角のあちこちでATMに並ぶひとの列がものめずらしい。

私はぴかぴかの紙幣を手に、
知らないとそれとわからないような小さな博物館に入りました。
猫の絵や置物なんかを集めた趣味の博物館です。

誰もいない。
年明け早々で開いてないのかな?
「開いてますよ」
迎えてくれたのはほんわかした雰囲気のおばあさんでした。

彼女は私から入館料を受け取ると、
大きな声でご家族をお呼びになりました。

「なになに?なにかまずかったの?」

奥から出てきたのは大きくて優しそうなおじいさん。
おばあさんはにこにこと笑って、
私にもわかるように英語で彼に話します。

「うちにも新しい時代の風がやってきたのよー!」

そういうことか!

ユーロ導入後、初めての入館者が私だったわけです。

私は老夫婦とハグして新年を祝い、
ヨーロッパが新たなステージに進んだことを祝いました。

「うちに新しい風を運んだのが、
アジアの遠い国からやってきたひとだなんて、
ほんとうに新しい時代なのねえ」

おばあさんの言葉を思い出します。

今またヨーロッパは新しいステージに進みます。
後退なのかもしれないけれど。

イギリスのEU離脱。
それを決定づけたのは移民問題ですよね。
新しい風を運んだのは、異国の人たちだったってことか。

未来を信じて瞳を輝かせていたあの老夫婦が懐かしい。
元気でいらっしゃるかな。

これから混迷するヨーロッパ。
彼らはどんな思いでいるのかな。

これからどんな時代になるのかな。


(今、降りた電車は真田丸!
大阪環状線をよく走っています。
「激動の時代」っていつの世も表現されるけど、
日本史上、これほど激しかった時代もなかなかないでしょう。
そういや実家にある『真田太平記』は5巻くらいまで。
いつも私は挫折してるんだなあ。)


シロさん、ユーロ導入はあなたが来てから初めて迎えるお正月やったわ。
一緒に過ごせず、ごめんな。

ご覧いただきありがとうございました。