ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

白山登山-4-

2018-09-03 09:03:50 | ラン&クライム
予想外に長くなってしまいしたが、これで最後です。

最終日は6時に起きました。



インスタントのお蕎麦とレトルトパックのニシンでニシンそばを作りました。


(7時前、あちこちでテントを片付ける姿が)

私たちもテントをたたんでパッキング。

さようなら。
虫が多い以外は快適なテント場でした。

8:00、下山開始。
行きと同じルートで下ります。


(湿原を歩くシロクマ相方。白い花穂はイブキトラノオ)

この下山がですね、
白山は登りもラクチンでしたから、
楽勝と侮っていたのですがね。

別な理由で非常に辛かったです。

この日は連休最終日、山の日の翌日の日曜日。

メインルートに合流してまもなく、
大混雑で大名行列が出現。

私たちが最後尾についたとき、
振り返った前の方のあきらめ顔で、
長い時間、この状態が続いているものとわかりました。

ふつうグループで登る場合、
先頭と最後尾は慣れたひとがつくと思うのです。
最後尾はみんなの足並みをチェックしたり、
背後に追いついた人に道を譲るよう指示したり。

けれど、白山は霊山、そして人気の山。
登山者にはお年寄りから幼い子どもづれまで 老若男女が勢ぞろい
全員がビギナーというグループもあるのでしょう。
もしくは全員がお年寄りとか。
最後は「参道」だけど、
途中は登山道だから登山が趣味というお年寄りでなければそこはやはり…。


後ろから来た速いひとに道を譲る…
そんなマナーを知らないか、
そんな余裕がないか、
背後の気配を感じられないか、きっとそのどれか。

足場の悪いところもある狭い登山道、
上りの登山者もいるわけで。

大行列だから思うように抜かせなくて、
これはまさに車の渋滞と同じ事態

このペースはキツイ。

超スローペースに合わせて歩幅とテンポを調整すると、
ももの筋肉と腹筋を無駄に使う。
足場の悪いところで一旦停止を強いられるとさらに。

異様に疲れる。

何人くらいの行列なんだろう?
先頭が見えません。

30人?
50人?

まさか100人ってことはないよね?


「先頭、だれやねん!」

「何やっとるねん!」


心中で毒づきました。


「このままじゃ、帰りのバスに間に合わないか、
乗れても2時間ずっと立ちっぱなしだな」

シロクマ相方がつぶやきます。

そんなの絶対イヤ!


「なんとかなりませんかね?」

「うーん…」

その時、
私たちの背後にいかにもトレイルランのいでたちの俊足の若者が。


調子よく走ってきたのに、
急に足を止められて、
私たち以上に困惑している様子。

少し道幅が広く安定したところに出たとき、
見かねたシロクマ相方が大きな声をあげました。

「うしろ、先に行かせてあげてくださーい。
とおりまーす!」




お礼を言って若者が飛び出します。


あれ?

彼に続けばええんとちゃいますのん?


走りますよ!

えーっ!?
って表情のシロクマ相方があわてて私の後に続きます。

トップは軽やかに疾走するトレイルランの彼、
後に続くは大きなザックを背負った中年太りのふたり。

どう見たって同じグループに見えない3人が、
スローモーな長い長い行列をごぼう抜き。

その様子は、
パトカーに先導された一般車両


私は生涯で初めて、
60リットルのザックを担いで全力で走りました。

二度としたくない。


大渋滞を越え、その先の小グループをいくつか抜いてしばらくすると、
登山道には後にも先にも人影が見あたらず。

もう平常運転に戻して良いでしょう。


無理して走ったひざはガクガク、
ちょっとした拍子に崩れて尻もちをついてしまうほど。

おかげで新調した時計のガラスにヒビが入ってしまいましたよ。
(これを八つ当たりと言います)



もうちょっとかな?


(つり橋が見えてきました!)


(揺れるの怖い。シロクマ相方が渡ってから渡ります)

10時半、スタート地点の別当出合の登山口到着。

12時のバスには余裕で間に合いますね。

疲れたー。

出発時間まで、
アイスクリームを食べたりしてのんびり過ごしました。


(シロさん首輪も無事に下山しました)

行きと同じバスに揺られて2時間ちょっと、
金沢駅に着いたら駅前のアパホテルのスパへ。


(白山温泉に行きたかったけれど時間が…これも温泉?)


まわるお寿司再び。


(平日お得だったセットが千円以上高くなってました)

またバスに乗って関西へ帰りました。


白山はゆったりした良い山でした。
けれど、登山のだいご味には少し欠けるかな。
安全に登れるのとトレードオフの関係ですね。


さて。
明日からアメリカに2週間ほど行ってきます。
omiさん、お世話になります。

渡航までにアップが間に合って良かったです。
気分は夏休みの宿題を泣きながらやる小学生でした。

と、ここまで昨日書き上げたのですがね、
すでにうきうき旅モードに入ってるはずだったのですがね。

そんな私の目に飛び込んできた天気予報が…。



今年最強って…!

私のフライトは明日の17:25関空発なのですがね。



暴風警戒ど真ん中ですやん!

はー、
GWのストライキにほんろうされた旅行といい、
しょっちゅう海外へ行っているわけではございませんのに、
最近の私はどうもついてないようです。


お願い、なんとかなって!

ご覧いただきありがとうございました。

白山登山-3-

2018-09-02 12:12:58 | ラン&クライム
3時起床、
白山登山、今日は山頂を目指します。

朝はフリースやダウンが必要な寒さです。

カップ麺でささっと朝ごはん。
荷物のほとんどはテントに置いて軽装備で。
このスタイルが定着してきましたね。
無理の効かないお年頃、
加えてふたりともひざにトラブルを抱えてるので、
できるだけ負担を減らしたいのですよ。

4時半頃、空が明るくなってきました。


(山の夜明けは神秘的。テントやヘッドライトの灯りがホタルみたい)

5:20、テント場をあとに。
時間はたっぷりあります。


(朝つゆ光るチングルマの果穂)

白山は山体が大きい人気の山でルートもたくさんあります。


(南竜ヶ馬場野営場にテントを張っております)

私たちが選んだのは展望歩道というルート。
距離が長い分、登りが穏やかでその名のとおり景色も良い。
けれど、主要なルートから離れているので、人影がほとんどいない、という。
私たちに好都合ではありませんか。

展望道から室堂へ出て、御前峰(山頂)を目指します。

40分ほど登って振り返るとテント場が見えました。


(中央右のちっこいのがそう。
山に囲まれ、その山が雲に包まれて…大事に守られた鳥の巣のたまごみたい)

両脇に目をやると味覚狩りのようです。


(ブルーベリー!)


(キイチゴ!)


元気のいい高校生グループに追い抜かされたほかは、
まったく登山者を見ませんでした。
山を独占しているようで気分がいいです。


(展望台から。沸き立つ雲が迫力の大パノラマ)

お天気が良ければ槍ヶ岳や穂高連峰など北アルプスの山々が見えるそうですが、
雲海に阻まれておりました。


(雲海を背に登るシロクマ相方)

えーと、
あえて書くことでないのかもしれませんが。
ふだんは私が先頭を歩かせてもらいます。
ペースが遅いですし、運動オンチで危なっかしいので。
ですが、この山の安全なことといったら。
今回は相方が先に進むことが多かったです。


(こんなにいいお天気でも雪は溶けないのですね)


(山頂が見えてきました)


(平地にでましたよ)


(ふもとのお花畑…山がくもってきました)


(雲に浮かぶ室堂ビジターセンターが見えてきました)

7時半頃ですかね、室堂到着。
標高2,450メートルですって。
天空に建つ巨大なビジターセンターと宿泊施設、立派な神社に驚きました。

カロリーメイトを食して栄養補給です。



(こんなところで結婚式!登山靴の花嫁がカワイイ)


(ご相伴にあずかりました。おふたりの幸せを祈って!)

ここから山頂までは1キロほど。


(前を行くシロクマ相方)

登山道が整備され過ぎてて、もはや参道。
金比羅さんあたりにお参りするのとなんら変わりない。
「いざ山頂にアタック!」
というカッコ良さも緊張感も皆無です。


(登山道脇に線刻石仏が。
緑の実をつけているのはナナカマド)


(あともうちょっと)

この先は登山道らしくなってきました。
それでも素晴らしく整備されています。


(調子よく登る相方)


(白山奥宮の向こうに山頂が)

9:20、山頂に到着。


(山頂は御前峰と呼ぶそう。霊山ならでは?)


(雪を抱いた大汝峰、足下に紺屋ヶ池)

日本海からアルプス連峰まで素晴らしい眺望、
らしいのですが雲海もくもくで何も。
このあたりが晴れているだけでもヨシとしましょう。

下山だ、下山。

歩き始めて10分ほどで、
あたり一面ガスに包まれてきました。
ガスはてっぺんの方へも流れていきます。

タッチの差でしたね。


(上りはこの大行列。これもタッチの差)

室堂に戻った頃には山頂はガスでさっぱり。


(1時間半は青空でしたのに)

テント場に帰りましょう。


(雪渓を横切って)


(クロユリ発見!石川県の花、白山のシンボルだそうです)

帰りはトンビ岩コースを選びました。
ここも人影まばらなルートでした。
自分のペースを保てるのはありがたい。


(トンビ岩と思われる岩)


谷伝いで急峻だから私にはきつめ、これが上りなら泣いてますよ。


(この段差、この岩場、ひざにくるなあ)


(チングルマの花発見!
シーズン終わりでみんなホワホワ果穂になってますのに、
谷間で日が当たらないからですね)


(ブルーの星型はミヤマリンドウ)


(南竜山荘が見えてきました)

堪えて下りた終着地点にハクサンコザクラの群生が。


(ご褒美みたいに咲いていました)

はー、疲れた。
あー、おなかすいた。

お昼ごはんにしましょう!


(疲れているので火を使わないパン食で)


(最近のブーム、ドイツパンのサンドイッチ。
前回とパンの種類を変えてみました)

午後はお昼寝と散策くらい。


(晩ごはんの食材。コンビーフ入りミートソースパスタ)


(今回はキノコもりもり、バジルトッピング)


(テント場の夕暮れ)


(テント場から望む目一杯拡大して撮ったトンビ岩。中央のとんがりがそう)

ゆったりした1日でした。

ご覧いただきありがとうございました。

白山登山-2-

2018-09-01 12:12:22 | ラン&クライム
今日はいよいよ登ります。

コンビニで朝ごはんのサンドイッチと野菜ジュースを買い込み、
金沢駅前から6時出発の登山バスに乗りました。

2時間ちょっとで到着したのは別当出合(1,260m)、
いちばんメジャーな登山口です。


(本日は別当出合から南竜ヶ馬場野営場まで)

砂防新道→南竜道と進んで、本日のゴールは南竜ヶ馬場野営場です。
野営場って…!


(8:35出発。ガスに包まれています)



(鳥居をくぐると高さのあるつり橋。前を歩くのはシロクマ相方)

小さい頃はつり橋の揺れも眼下の風景も楽しめたのですがね…
揺れるのも高いのもちょー苦手。
それでよく山に登っているなあ、と自分でも思いますよ。
できるだけ揺れないよう、
体格の大きい相方がずっと先まで行ってしまうのを待ちます。


(綺麗な蝶々。この山でよく見ました)


(すでに結構な標高。夏の空ですね)


(ホトトギスの仲間だと思います)

11:30、甚之助避難小屋に到着。
そろそろ2,000メートルを超えましたよ。

今日は金曜日ですのに意外にも混み合ってました。
人気の山ですもんね。

お湯を沸かしてカップ麺のお昼ごはん。
食べたら出発。


(シモツケソウがあちこちに。ピンクのふわふわが華やか)

分岐点で小休止。
「早朝からすでにあちこち回った」
とおっしゃるトレイルランの方との会話が弾みました。


(真ん中より左下に赤とんぼが)

ここから南竜道へ。
山頂へ向かう最短ルートではないので、
登山者がぐんと少なくなります。
等高線に沿って進むので道は平坦です。


(トリカブトの仲間ですね)

「本当?」とシロクマ相方。

「そう言うなら食べてみて」



(ミヤマアキノキリンソウかな。白いのはイタドリ)

ガスが途切れて視界が開け、幻想的な風景が現れました。


(中央に南竜山荘、右端に南竜ヶ馬場野営場…本日のテント場)


(ニッコウキスゲのお花畑が迎えてくれました)

ここでシロクマ相方の生き別れの弟と再会、
あいさつを交わします。

…単に着ているものがおそろいだった、というだけですが。


(貴重なツーショット。
手前でニッコウキスゲを撮ってるのが相方。
中央、川で行水をしているのが生き別れの弟)


(時々見かけた色づいたナナカマド。季節先取り?)

南竜山荘でトイレ休憩。
水洗で洋式だったんですよ、感激。

相方は使用料を支払って先にテント場へ。

13:45、相方より遅れること半時間近く、テント場に到着しました。


(左に進むとテント場。実は右に進んでさまよった私)

私が放浪している間にテントがほぼ完成しておりました。
役立たずなヨメ。


(手前に廃材と石を運んでテーブルセットのできあがり)

なかなか素敵なわが家じゃないですか。


(晩ごはんはチゲ鍋)

わが家の定番とり鍋に相方が飽きたと言うので趣向を変えました。
…具材はほぼ一緒。
違いはしゃぶ餅追加ときのこの種類を増やしたのくらい。

ちなみにお隣さんはすき焼きでした。
生卵も持ってきてらした!
お肉をじゅうじゅう焼く音と香ばしい匂いにそそられました。

よそさまのお食事風景ウオッチングは楽しい。
それをきっかけに会話も弾みますしね。


このテント場の水まわりの整い用には驚きました。
キャンプ場みたい。
お鍋や食器をペーパーで拭き取った後、水洗いしてもいいみたいだし、
歯みがきもしっかりできます。
もちろん洗剤は使わないし、ゴミも出しません。
タオルをゆすぐこともできるから、
体を拭いてさっぱりすることもできます。

快適至極!

…ただね、

ここ、虫がすごく多かったです。
蚊とブヨかなあ。

一長一短ということですね。


明日は3時半起床、山頂まで登ります。

ご覧いただきありがとうございました。

白山登山-1-

2018-08-31 11:11:04 | ラン&クライム
登山ブログのようになってきたけれど、
そんなに登ってはいません。
むしろ、あまり登ってないから記録しておこう、という。

8月9日から12日まで、
白山登山に行ってきました。

白山(2,702m)は石川県と岐阜県の県境にそびえ、
古くから敬われてきた霊山です。
富士山、立山と合わせて「日本三名山」と呼ぶのだそう。
標高が高くても山体が大きくなだらか、
登山道も整備されていて登りやすいとか。
ひきこもり中高年の小太り登山愛好家にうってつけではありませんか。


初日はバスで金沢駅まで移動して宿泊。


(金沢駅。この姿になってから初めて来ました)

到着したのがお昼過ぎでしたので、
近江市場をのぞいたりと観光も少しできました。

…もっと観光を楽しみたかったのですがね、
体温を超えるほどの記録的な猛暑でして、
街歩きでさえ命の危険を感じる様相でしたので…特に白いクマの方が。

金沢駅に戻って、
ショッピングモール内にあるまわるお寿司で早めの晩ごはんです。


(近海もの中心のセット。平日価格でリーズナボー!)


(のどぐろも食べましたよ)


(お得なセットをさらに追加…お寿司大好き)


(アスファルトの上で裏返っているセミを救出。
木の上、土の上で最期を迎えたかろう)

「それにしても暑い!夜なのに暑い!」

「明日から涼しい世界へ行けるじゃないですか」

ホテルに戻って、おやすみなさい。

続きます。


8月も終わりですね。
大人になってから8月31日の悲壮感がなくなったのはうれしいこと。

けれど、
毎年この日に泣きながら宿題をしていたその性格は、
大人になってからも変わりません。

お尻に火がついての本記事アップです。


ご覧いただきありがとうございました。

早池峰登山-後編-

2018-08-09 11:33:46 | ラン&クライム
早池峰国定公園内に建つ無人の山荘で過ごす最終日。

5時起床。
インスタントのカレーうどんを食べたら荷物を整えます。

朝からカレー?
以下、参考まで。
登山での食事の後かたづけにはお水が使えません。
お水は貴重ですし、ここのように豊富にある場合も、
汚れたお水を捨てるところがありませんから。
使った調理器具や食器はトイレットペーパーできれいにふき取って終わり。
なので、作るのもは段々と味も見た目も濃ゆいものにしています。
洗ってないことを気にしないで食べられるように。



(誰もいなくなってがらんとした山荘室内)

食材と飲料分軽くなったザックを背負って、
お世話になった山荘をあとに。


(『うすゆき山荘』って名前でした)


(途中出会ったクワガタ女子)

今日は北上駅まで出て、
駅から送迎バスに乗って夏油温泉(げとうおんせん)に向かいます。

営業は文字通り夏の間だけだそうですよ。
岩手県には、そういう温泉が多いです。
山の中の秘湯ですって。
宿のホームページに、
「お車の運転に自信のない方は送迎バスをご利用ください」
って書いてあるほど道中は難儀らしい。
どんな…?

シロクマ相方、どこまでも山を愛するクマ。


北上駅から徒歩15分のコープ内にある回るお寿司でお昼ごはん。


(この豪華なにぎりがひと皿500円!)


自炊だそうなので、食材も買い込みました。

自炊ね、これも岩手県の温泉に多いスタイル。
近代的な旅館になっても、
昔からある自炊部とか湯治部とかの棟が残っているのです。
湯治の長逗留を前提としているから低コスト。

送迎バスに小一時間揺られて、目的地に着きました。
…確かに相当山深い。


(お世話になった『元湯夏油』)


(奥が自炊部の棟。広いです)

これ、海外旅行先なら足を踏み入れてはいけない通りの雰囲気じゃないですか?
どこかスラム街的な。
元バックパッカーの鼻が、
「行ったらアカン」と訴えてますよ。


この施設、どこも冷房がないみたい。
28℃は岩手県民にとっては灼熱地獄。
写真にはおさめてないのですがね、
上半身ハダカ、パンツ一丁の湯治客がそこここを闊歩しておりました。

21世紀において貴重な光景。



(昭和のにほひがする室内)


(オートロックじゃないけど鍵はかけられるもよう)


(自炊コーナー。こちらも昭和の佇まい)

自炊コーナーにある調理器具や食器は自由に使えます。

まずはお風呂へ。
3日ぶりです。

シロクマ相方がこだわって選んだだけあって、
お風呂は内にも外にもいくつもあり、
しつらえにもお湯にもそれぞれ特徴がありました。


(いちばん入りやすかったのは手前の露天風呂)

この川を挟んで向かい合う露天風呂ね、
水かさが増すと危険なことになるみたいですよ。


(宿の温泉マップの注意書き)

さすが秘湯と言うしかない。


さっぱりすっきり生き返ったら晩ごはんです。


(自炊コーナー奥のテラス席?で焼肉)

登山道具がここでも活躍。
自由に使えるガスコンロもあるものの、
「飛行機では持ち帰れない燃料を使い切ってしまおう」と。

この日の深夜がサッカーW杯決勝戦でした。
お部屋にテレビはありません。
テレビを求めて広い宿のあちこちの棟を徘徊し、
スタッフさんに談話室にあると教えてもらいました。
知らないひとと観戦しましたよ。

予想どおりフランス優勝。
クロアチアもよくやりましたよね。

表彰式で印象深かったのは、
マクロン大統領とクロアチアの女性大統領が雨に打たれているのに、
ひとりしっかり傘をさしてもらっているプーチンさんの姿でした。


(翌日撮った談話室内。古い金庫がテレビ台に使われています)


(翌日の朝焼け)


(朝食はシロクマ相方愛する『宮古ラーメン』)


(ビタミンCもたっぷり)

お風呂は5回入りましたかね。
とてもいいお湯でした。

またバスで北上駅に送ってもらい、
電車とバスを利用して空港へ。


(花巻上空)

今回はお天気に恵まれ、念願の早池峰山に楽しく登れました。
シュールな温泉宿もお湯は申し分なかったし、楽しかったですよ。


ご覧いただきありがとうございました。


さて、
7月の海の日に山に登っていた私たちですが、
今月の山の日にも山に登る予定です。

いまは金沢駅行きのバスの中です。
今回向かうのは白山(標高2,702m)です。
今回も引きこもり中高年向け無理のないプラン。
本日はホテルに泊まり、
明日は標高2,000mのテント場にテントを張って、
明後日に山頂を目指します。

いってきます。