ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

のどをいたわりましょう。

2012-02-18 13:27:33 | Singapore/物欲
相変わらず風邪ひきさんです。
 
私はもともとのどが弱いので、少しの温度と湿度の変化でいがらっぽくなってしまう。
ましてや空調が12℃に設定された教室の中にいては、なかなか回復しないのも道理です。
 
今日はそんな私がのどを労わるために買ったものをご紹介。
 
まずはこちらから。
  
 
NINJIOM(香港京都念慈庵)ののどあめ。(漢字が微妙に違うのですが、変換できないので)
レトロな缶がかわいいでしょ。
中身が個包装というのもポイント高し。
香港の製薬会社のものですが、シンガポールでもポピュラーみたいで、コンビにでも手に入ります。
ひとつ$2.5~3.5(約150~210円)くらい。
漢方薬の味はしますが、そんなに癖はないです。
機内の乾燥でのどを痛めたという日本から来た友人にも好評でした。
 
 
次に同じ会社のシロップ薬。
   
150mlのびん入りで$3.6(約220円)でした。
味は子どもの頃、病院で処方された風邪薬みたい…ってわかりませんよね。
こちらはあめより漢方薬の味は強いです。
だけど、甘さをたっぷり加えてあるので、それほど苦さは感じません。
どろりとしたものを大さじ1杯、そのままかお湯に溶かしていただきます。
飲んだ直後は、せきがぴたっと止まります。
 
おみくじみたいなにぎやかな説明書がついています。どんな症状に効くのかもわかりやすい。        
 
       使っている漢方薬のイラストも。
                             びわ、しょうが、桔梗あたりは日本でもおなじみですね。
 
このお薬、シンガポールの中国系の一般家庭では必ずあるといっていいくらいの定番だとか。
日本の芸能界の方の間でも人気で、海外遠征(?)なさった方が買って帰るそうですよ。
        
 
そして私の好きなはちみつたち。
私はなるべく料理もお菓子も砂糖は使わないようにしているもので常備。
 
  
 
左は、今ではすっかり定番となったニュージーランドのマヌカハニー
今回のはアクティブ5で500g$32(約1,950円)。やはり日本と比べると格安。
右は最近見つけたベトナムのはちみつです。
 
マヌカハニーは癖があるので、料理にはムリ、お菓子にも少し入れる程度。
 
ベトナム産のはちみつは、もう10年くらい、なんとなく探していたものです。
これ、ナマなんですよ。加熱処理していないの。
 
きっかけはベトナム旅行。
メコンデルタの田舎に遊びにいって、そちらではちみつ園を訪ねたのです。
そこでは、リサイクルしたペットボトルにはちみつをつめて売っていました。
「知る人ぞ知る隠れた人気商品で、日本の添乗員さんやスチュワーデスさんが何本もまとめて買っていくよ!!」
貧相な格好の農園の方に言われたものの、
「まったまた~!お上手なんだから」と、あまり相手にせず、
衛生状態も気になったもので、とりあえず、興味本位と人助けのつもりで1本だけ買いました。
たしか米ドルで$3くらいだったかと。
それが!!
帰国して食べてみると、もう信じられないくらいおいしくて。
濃厚な花の香りがするんですよ。
口いっぱいにひろがるの。
その花の香りも、何種類もの熱帯の花の蜜を集めているので、力強くて複雑で。
加熱処理していない加減で、とろみは普通のはちみつより少ないです。
加熱してないから栄養素が壊れずに豊富に含まれるみたいだし。
あのおじさんを信じて、もっと買っておくんだった。
 
日本でも探していたのですが、見つけられないままウヤムヤに。
おそらく加熱処理しないと輸入できないとか、そういった制約があるのではないかと。
まさかシンガポールで出会えるとは。
 
友人にこのエピソードを話すと、彼女のシェアメートがベトナムの学生さんで、
その子のお母さんがシンガポールに遊びに来るとき、はちみつを持ってきてくれるのだそう。
「はちみつはベトナムのナマのがおいしいから」って。
やっぱりベトナム人にもその自覚はあったのですね!
 
ということで、ベトナム産生はちみつ、機会があればお試しください。
ただし、たくさん食べるとおなかがゆるくなります。
 
お値段は500gで$7.9(約480円)でした。
近所の商店街の漢方薬局で買っていますが、ここ、大手より価格が安め。
普段買ってるオーガニックの食材も、表示価格より1、2割安いです。
お客さまは地元のシンガポーリアンばっかりのこのお店、
偶然とはいえ、私ってばいいお店を見つけたなあ。
 
 
以上、まだ病んでいる私が紹介しても説得力がありませんが、
私が特別にのどが弱いからまだ風邪が治らないのであって、(それと異常なエアコン設定温度のせいね!)
いずれも優れものだと思います。

イブはアバクロドリアン

2011-12-26 09:55:02 | Singapore/物欲
シンガポールは本日休日、
昨日がクリスマスで祝日だったので、今日は振替休日です。
 
イブは、じめじめと日本の梅雨のようなお天気でした。
特に今年は雨が多いらしいです。
イブの24日、大根3本、ジャガイモ10個を買いに市場に行ったら、
雨に降られ、こんな季節なのに傘を忘れて、帰れなくなりました。
 
昼ご飯を市場併設のホーカーズで食べながら、雨が上がるのを待つことに。 
やみそうにないので、一番列の長いお店に並んで、そこの名物らしいチャーシュー麺をオーダー。
20分くらい並びました。
 
 
          
 
チャーシューが美味!!
外が香ばしくって、甘めの味付けでおいしい。
これでスープが別について、$2.5(約150円)、そりゃ並んででも食べたいわ。
お店は1時過ぎには売り切れじまいしていました。
 
その後、いつもの漢方薬局に行き、納豆用のオーガニック大豆を大量購入。
ずっしりした荷物を抱えて歩いていると、どこからか異臭…いえ、私にとっては芳香が。
ドリアン臭です!
すごいな、50メートル離れててもかぎつけられるって。
 
  
 
7月にドリアン大売出しをやっていた果物屋さんで、また売り出しをしていました。
年2回シーズンがあるというドリアン、またシーズン到来でしょうか!?
シンガポールへようこそ、ドリアンたち、歓迎しますよ!! 
相方と私はほとんどドリアン中毒、
先週も彼が遠くまで行って、1パック$28(約1,700円)のを買出ししたくらい。
 
さて、前回写真を撮れとやたら要求した陽気なドリアン兄さん
彼との再会を期待したのに、いっらっしゃらず。残念。
今回の売り子さんたちはまったく英語を話せないらしく、
ガイジンの私の相手を誰がするかで仲間内で押し問答になっており、
一番若くて気の弱そうな男の子が、どん!!と私の前に押し出されました
 
これでは、まるでいけにえ
 
その彼が、あまりにしどろもどろのもじもじ君になってしまったので、
(私ってそんなに怖そうなんでしょうか?)
気の毒になって、ひとり勝手にドリアン選びを始めました。
果肉だけをパックにつめて売っているものと違って、
果実からのドリアン選びはなかなかムツカシく、真剣勝負
だから男の子なんかにウツツを抜かしてられんのです。
今回は前回の教訓を胸に、慎重に、慎重に。
                
トゲやじくをチェックしたり、においをかいだり、持ち上げたり、振ってみたり…
色々なドリアンを手にしてみたいものの、
荷物があまりにも重過ぎるうえ、ドリアンそのものも重くて、トゲトゲで持ちにくい…とても無理
そしてにおいは…すでにあたりに満ちたドリアン臭で、嗅覚がマヒしていてよくわかりません
結局、年配の売り子さんのおススメも聞きながら、山の手前のほうから3つの購入を決断。
お買い得品だったので、3つで$10(約600円)です。
わきにひとつ$1(約60円)のと$2(約120円)という格安のもありました。
その差を知りたくて、そちらからもひとつ買いました。
 
        
 
     
ナタみたいな包丁で中身をぱかっとちょっとだけ開けて、これでいいか確認させてもらえます。
OKすると購入決定となるのですが、
その年配の売り子さん、私の選んだドリアン4つを皮付きのまま手提げナイロン袋に入れ始めました
すと~っぷ!!
こんなイガイガ、そのまま持たされたって、ご家庭でむけっこないじゃん!
どうせ通じないんだからと、適当な英語でまくし立てると、
私の大事なドリアンが、さっきのもじもじ君に手渡されました。
果肉を取り出すのは面倒な仕事なので、若くて気弱な彼に押し付けた模様
 
と、もじもじ君が文字どおり一肌脱いでくれました
着ていたTシャツを脱いだのです。
 
    こちらはドリアンが脱いだイガイガ。
 
おおお!
 
   
 
まるでアバクロ!?
 
ローカルな話題で恐縮ですが、
シンガポール、12月にアバクロこと、"Abercrombie & Fitch"が上陸したことが話題になりまして。
世界各地で恒例のプロモーションで、
お腹がむっつに割れた上半身裸の若い男の子たちが、ずらずらずらっとお店の前に並んだんです。
       
で、彼らと写真を撮ったり、おなかを触らせてもらったりが、タダでできた模様で、
お店は連日大変な賑わい、ニュースでも取り上げられたくらいです。
 
 ニュース画像より。こんな感じで六つ割れ君たちに囲まれて写真が撮れたの。
   お買い物していなくても写真OKなんだって。太っぱら…いや、筋肉っぱら!
 
私はえくすて立食ランチ会の日に反対側の通りを歩いたので、
遠くからチラッと見ただけですが、すごかった。
六つ割れ君たちの列も長いが、お客さまの列ははるかに長い!
                 
 
また、同じ12月の上陸記念でも真冬だった日本と違って、
シンガポールはぬっくいから、みなさん、脱ぎっぷりが潔いのですよね。
 
   左が銀座店オープン当時のプロモーション用写真らしい。右がシンガポールの。
    
 
 
いやでもさあ、
確かに近くで見たい気もするけれど(やっぱり見たいのか?)、
あんな人たちに近寄るのって、恥ずかしくない?
しかも一緒にカメラに収まるなんて、恥ずかしすぎない?
 
そう思ってたら、
先日、グラマーの先生、シニカルMsエルと晩ご飯を食べたとき、
彼女が腹筋六つ割れ君と並んでいる写真を見せてくれたので、仰天しました。
そこに写っているのは、笑顔のMsエル。
クラスではあんなに辛らつに毒を吐きながら、その笑顔は何ですか?    
 
 
ま、大きく話がそれましたが、
アバクロになりきれないもじもじ君が、一所懸命、果肉を取り出してくれたドリアンはこちら。
全部で5パックになりました。
 
           
 
これでしめて$12(約720円)だもんね。
味はイマイチでも文句は言うまい。
ドリアンは値段に大きく開きのある果物で、
高島屋地下のスーパーでは、1パック$88(約5,300円)の高級品もありました。
     
私が高級品の「猫山王」(キャットマウンテン、品種名です)に気もそぞろになっているうちに、
ひとつだけ買った格安ドリアンがほかのドリアンと混ぜられてしまい、
どれがどれだかわからなくなってしまったのが残念。
食べ比べ、したかった。
 
いざ、シロクマ相方の待つわが家へ!
 
感想ですが、
まだすべて食べきったわけではないものの、
(ドリアンは体を熱くする食べ物なので、食べすぎは発熱、不眠を招きます。)
今のところ、ドリアン選び、大成功です。
甘さと苦さのバランスで言うと、ちょっと苦さが足りない気もしますが、
ねっとりクリーミーでタネも値段の割りに大きくなく、良品。大満足です。
前回よりもずっとおいしい!果肉の量も多い!
腕を上げたな、私。
ドリアン選びの才能があるかもですよ。
帰国したらまるで役に立たない才能ですが。
 
クリスマスのメインイベントはドリアン祭りではなく、
シンガポーリアンご夫妻に誘われた、イブのミサとクリスマス当日のパーティ。
その様子はまた後日お届けします。
 
マラッカ旅も、モザイク教室も、クリスマスランチ会も、まだレポできてない。
年末年始も行事があるのに、大変だあ。
ドリアン祭りなんて、各イベントに比べたら脱線の範疇ですよ。
脱線ばっかりで本線に戻れない…まるで私の人生そのもの

シロクマさんのお買い物

2011-12-15 01:31:57 | Singapore/物欲
私がひそかにシロクマ呼ばわりしている相方が、
馴染みある紙袋をさげて帰ってきました。
私は基本、本人より先にさわらない方針。
紙袋は1週間くらいそのままに。
先日、彼が自分で開封しておりました。
 
中身はシャツ。
彼はここのお店のものしかダメなんだそうです。
そして、一度に複数買うのが彼の習慣。
1枚はその日着ていったので、残りをクローゼットにしまうことに。
  
まったく同じシャツが2枚
もちろんその日着ていったものも、まったく同じもの
つまり今回の買い物は同じシャツが3枚
 
このあたりの感覚が私にはよくわかりません。
せめて色違いで買おうとか、なぜ思わないのかなあ。
だって、クローゼット、こんな感じなんですよ。
                 
同じものがずらり。
 
日本にはこの3倍くらい同じものが並んでいます
まったく同じもの、または似たり寄ったりが、20枚くらいあるのです。
…制服?
いくら出張が多いとはいえ、そもそもなぜそれだけの数が必要なのか?
 
靴だってご覧のとおり。
 
 
 
まったく同じものが3足
 
こちらに来てから湿気で1足ダメにしたので、同じものを同時に3足買ってきたのでした。
靴もこれじゃないとダメみたいで。
お店の方も驚いただろうな。
日本から遊びに来た私の友人もこの同じ靴たちに驚き、写真を撮っておりました
うん、わかるよ、その感覚。
 
日本にも同じものが2足あるんです。
つまり合計5足、同じ靴
…ムカデ?
 
靴はローティーションで履くようにしています。
でも本人は、今日履いた靴と、明日履く靴の区別がついておりません。
というか、自分でそこまでする気がない模様。 
今日履いた靴を片付けて、明日履く靴をそろえて出しておくのは、ツマのお仕事です。
以外に古風なこともやっているでしょ。
母にそれくらいはするように言われたものの、
私は秀吉じゃない!」と、当初はとても抵抗がありました。
それが、靴の値段を知ってからは、
1日でも長持ちさせねば!」と、素直な気持ちで率先してできるように。
ケチは身を助けるのですね。
 
 
それにしても彼の買い物の感覚、私には本当にわからない。
そういやとあるブログで読んだのですが、
彼女のイギリス人の夫君は、気に入ったシャツをダース単位で買うとか。
それは、相方以上だわ。
こういうのってある種の男性に共通することなんでしょうか?
私の兄弟はそんなことしなかったけれど。
日本人ではあまりいないですよね?
やっぱりシロクマだけに、普通のひととはかけ離れているのか?
 
まあ私自身が決しておしゃれではないので、
同じものばかり身に着けていても、こざっぱりして清潔でさえいてくれればそれで満足です。
時々私自身がその条件さえ満たしておりませんが。
 
一度にばばんと購入してしまう気前良い相方に対してどこまでもケチな私は、
シャツについていたリボンをためて悦に入ってます。
もちろん日本にもたくさんあるんですよ~。
                 

新しいシロクマ

2011-11-13 14:03:16 | Singapore/物欲
シロクマ相方が昨日から一時帰国で日本へ旅立ちました。
 
最近の彼は四季のないシンガポールへの不満が噴出気味だったので、
仕事とはいえ、ガス抜きにもなってよろしいんじゃないでしょうか。
とにかく暑いのが苦手な彼、秋深まる日本を楽しんできてください。
 
さて、彼の日本での仕事、その内容なんですが。
1.会議
  これはわかります。
  全部の会議をテレビ会議にはできないもんね。
2.出張
  なんかのプロジェクトの進捗を自分の目で確認するんだそうな。
  これもわかるかな。
3.パーティ出席
  なんですか?
  わざわざ日本へ帰ってまでも出ないといけないもんなんですか?
 
ともあれツマは1週間、のびのび生活しようと思います。
もちろん英語の勉強もしますよ。
ウレシイのは、マクロビご飯作りと食事&晩酌、後片付けに費やす時間が有効活用できること。
だって、晩ご飯だけで毎日4時間以上かかってるんですよ。
普通のご飯を作ったり、働いていたり、育児中だったり、もしくはそのすべてをこなしてたり、
そんな世の多くの女性には信じられないことでしょう。
私だって、ひとり暮らしのときは作るのと食べるのと後片付け、全部あわせて30分くらいでしたから。
え、手抜きしすぎですか?
 
 
とはいいつつも、相方がいないと淋しくないか心配?
 
そんな心配は無用です。
ツマには新しいシロクマがいるのです。
 
 
ご紹介しましょう。
彼が新しいシロクマ。
    
 
8月の一時帰国の際、日本より連れ帰りました。
 
この彼、捕らわれの身でミイラのように生気がなかったのに、
自由の身となり水を得たシロクマとなった後に、
しっかり冷やしてやると、恩返しに暑さをしのぐお手伝いをしてくれます。
   
 
これが彼が捕らえられていたパッケージ。  
  

 
夜、シロクマ体質の相方が冷房をきんきんに効かせるのが南国体質の私にはつらくて、
だから仲間を抱いて寝てもらったらいいんじゃないかなと思って。
ペンギンだとハンターの血が騒ぐと思ってシロクマを選んだのに。
名案だと思ったのに。
 
 
まったく相手にしてもらえませんでした。
シロクマは単独行動の動物だからでしょうか?
 
せっかくだから彼の生態を観察。
新参者の彼は普段は冷凍庫に住んでいます。
   

最近は自慢の真っ白なカラダが汚れないように、窒息しそうになりながら身を守っています。  
 
                                                

私が古参者の彼のビールを冷やし忘れたときなどに、優しい彼は何も言わずに助太刀してくれます。

                  トラを冷やすクマ。

 
雨季で雨が多いせいか過ごしやすいシンガポールですが、
よりエコな生活を目指して、1週間、彼と仲良く過ごすつもりです。
 
やかないでね、古参の彼。
 
って、相方はこのブログの存在すら知らないんですけれどね。   


わたしのあきらクン

2011-08-23 19:57:17 | Singapore/物欲
そういうタイトルのマンガが、私の子ども時代にありました。
 
「玄米ご飯を炊くために、1時間以上もガスコンロの前でお鍋の番をするのはもういやだ!」
一時帰国前の私は、反乱を起こしました。
キッチンにはエアコンがないので、換気扇を回していても灼熱地獄なんですよ。
相方になだめられ、「戻ってきたら、炊飯器か圧力鍋を見に行こう」と、約束を取り付けました。
「圧力鍋なら、ガスの見張りのいらない電気のやつに!」と、注文も付けました。
 
そして、シンガポールへ戻ってきたその週末、家電屋さんめぐりをしました。
 
今回の炊飯器または圧力鍋の条件は次のとおり
1.玄米が炊ける…主食なので必須条件。
2.価格が安い…帰国時は捨てるので、初期投資は最小限に。たぶん1年もいないので耐久性は問いません。
3.つくりや機能が私にも使える単純さ…英語のマニュアルなんて読む気、ありませんから。(気の問題?)
 
ところが、玄米モードのある炊飯器はすこぶる高い。
普通の炊飯器が$30(約2,000円)くらいからあるのに対して、$300(約2万円)以上のものもザラ。
10倍って!
私があらかじめ偵察して目をつけていたのが、日本の某大手メーカーので、唯一の$100(約7,000円)以下。
もうこれに決まるかと思ったのですが、
酒飲みでたいしてご飯なんて食べないくせに、ご飯のおいしさにとことんこだわる相方が言うには、
「こんなうすっぺらい釜で、おいしい玄米ご飯が炊けるわけがない!」とか。
でも、厚い釜の炊飯器は$400(約27,000円)くらいします。
相方、「上海で使ってた圧力鍋、あれよかったよね。あんなの探そうよ」と、主婦である私以上の熱意。
上海では中国ブランドの電気圧力鍋を使っていました。
無骨でしっかりしたつくりで、釜も厚く、操作が大変シンプル、マニュアルを読まなくても使えました。
しかも、日本円で3、4千円くらいだったそうです。
ご飯を炊くだけじゃなく、煮豆もよく作ったし、圧力鍋、炊飯器よりも利用価値大かも。 
 
  
で、そこから家電屋さんを西に東にいったい何軒巡ったことか。
1日がかりの大仕事。
 
ヨーロッパや日本のブランドの圧力鍋は$400(27,000円)くらいからと、途方もなく高価。
中国ブランドに絞り込むことに。
中国ブランドの家電は総じて価格も安いし、
付加価値を求めてないからつくりも機能も単純明快、と、私たちの希望どおり。
 
そうして、選ばれたのがこの方です。
 
あきらクン!!
 
$89(約6,000円)でした。
ご飯、おかゆ、スープ、豆など、料理するものに応じてキーがワンタッチ。
でもこういうのだと炊く時間の融通が利かないから、色々な料理を作るにはかえって不便。
そこは割り切りました。
しっかりしたつくりと厚いお釜が相方のハートを射止めました。 
 
AKIRAってカンボジアでも幅をきかせていました。
中国ブランド(だと思います)はなぜか日本名のような響き。
他にも、TAIYOとか、FUNAKOSHIとか、ありました。
あわよくば日本ブランドと勘違いして買ってくれるかも、ってコンタンなんでしょうか。
 
ちゃっかりものの中国ブランドを見習って、私もちゃっかりミキサーも買ってもらいました。

モーリス!!
 

                 
私が若いとき、こんなタイトルのホモ映画があったな…。

 

おそらくこちらも中国ブランドではないかと。
$29(約2,000円)。
シンガポールのミキサーは容器がプラスチック製のものが多く、ガラス製だと一気に3倍以上の高値に。
ガラスの容器でこの値段はこの方だけでした。

 

ミキサーの売り場はこんな感じでした。

 
つくりも機能もシンプルだから、マニュアルだってこのとおり、ぺらんぺらん、これですべてです。
レシピブックなんて気の利いたもん、中国ブランドに求めてはいけません。
どうせ読まないんだから、これで十分。
     
さあ、今日からあきらクンとモーリスがわが家の家電の仲間入り。
元々あった家電は、エレクトロラックス、ティファール、フィリップスなどと高給取りの洋モノ路線。
低賃金のアジア勢の活躍に期待します。
 
 
 
途中休憩のお昼ごはんは、
イドリという米粉で作った蒸しパンが名物の南インドのベジタリアンの食堂へ。
南インドでは有名なお店なのか、お昼時をはずしていったのに繁盛しておりました。
  
左の写真の白くて丸いのがイドリ、
タダでおかわり自由の色んな味のソース(?)をつけていただきます。
全般に、おいしい、といえなくはないですが、
バター、ヨーグルトくらいしか動物性のものは使っていないので、
ベジタリアンフードに慣れていないとつらいと思います。