ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

元同期と晩ごはん

2016-05-31 00:34:55 | 外出&食い意地
奈良の会社でお勤めしていた時の同期と晩ごはんをいただきました。

私はあまりひとづきあいの良い方ではないので、
同期入社で今もマメに交流のあるのは彼女くらい。

同期の女性どころか前後でもトップの活躍ぶりで、
唯一親しい同期が彼女というのはなかなか誇らしいものです。
女優さんのように華やかな美貌の持ち主で常にパワフル、
こういうタイプがしゃべると上沼恵美子のように面白いのは
関西ではよくあることです。
この夜も大いに笑わせてもらいました。

予約なしで入ったのは月の舟という和食のお店。
とても空いていて気の毒なくらいでした。

美味しくてサービスも良いですのに。


(うすい豆どうふ)



(焼きよもぎ麩西京仕立て)



(タイと中トロのお造り)


(うなぎとお豆腐の博多煮)



(すずき蓼の香焼き)



(もずくとタケノコの春巻き)



(新茶のゼリーと水ようかん)

多くのお料理に添えられている木の芽、
友人はこれが苦手でひとつひとつどかしてました。

そうしたら最後のごはんにちりめん山椒が大盤振舞い。
お箸使いのトレーニングのように、
これもまたひと粒ひと粒どかしてました。

和食においては好き嫌いのない私は、
最後まですべて美味しくいただきました。

しっかり友人にご馳走になったあと、
泊まらせてもらう予定で連絡してあった実家へ帰りました。

シロさんにはコロッケがお供えしてありました。


昨日は餃子だったそうですよ。


シロさん、おなか大丈夫?

ご覧いただきありがとうございました。

お土産交換

2016-05-29 08:59:21 | 外出&食い意地
お互いにゴールデンウィークに買ったお土産を交換するのに
友人と会って晩ごはんを一緒にいただきました。

ほとんどお肉を食べない彼女と会うのはいつも同じレストラン。
農場レストラン モクモク
大阪駅直結のショッピングモール、ルクアに入っているのでとても便利。


お土産は、
私からは岩手県宮古市の
田老のかりんとうと三陸のワカメ。


(ナルトみたいに丸くて平べったいうずまきのかりんとう)

このかりんとうは私も大好き、
友人夫妻もとても気に入ってくれているのです。
「賞味期限が切れてしまう!」ってあわてて連絡したんだけれど、
結局、お互いの都合がついた日には切れてしまったという。
ごめんなさい。



彼女からは福井のお土産、
福井産コシヒカリ米粉を使ったバウムクーヘンとタネビッツとかいう柿の種。




(実家でお仏壇とシロさんにお供えしたあといただきました。)


農場レストランモクモクはブュッフェスタイルで、
野菜たっぷりの素朴なお料理がいろいろいただけます。
「いちばん好きな料理は切っただけの野菜と茹でただけのお豆!
という、友人。
それは料理といえるのか?はさておき、
ここは彼女のニーズを満たしてくれる貴重なお店です。
そんな彼女の趣味はランニング、
週に2、3回のランニングを欠かさず、
年に2回はフルマラソンを走ってます。
そんなだから体脂肪率は20台にのったことがなく、
いつも15、6なのだそうです。

ああ、うらやましい。

大のビール好きで、毎度ジョッキで10杯以上飲むくせに。


趣味は食い倒れの私はお肉もお魚も食べますよ。



もちろんこのひと皿で済むはずがなく、
再度、お料理を同じくらい盛り、
その後はフルーツやアイスクリームをいただきました。

シロさんを失っても絶賛増量中

彼女は犬飼いではありませんが、
お互いに子どもがいないこともあり、
私にとってのシロさんのかけがえのなさをよく理解してくれています。

もりもり食べながら、
私の気持ちに寄り添ってくれるのでした。


伊勢志摩サミットとオバマ氏の広島訪問が無事終わりましたね。
私は今まで広島で被爆した米軍捕虜12人の存在を知りませんでした。
その存在を明らかにしたのも被爆したアマチュア歴史家、森重昭さん。
彼とオバマ氏の抱擁には胸を打たれました。

ここ何週間か大阪も奈良もおまわりさんがいっぱいでした。
奈良のコインロッカーも大阪の百貨店の女子トイレのゴミ箱も
封印されて使えなかったんですよ。
今回、友人と私がともに驚いたのは、
自分より年下の首脳がふたりもいる!
というところ。
人生ってどこでそんなに差がついちゃうんでしょうね。
最初からまったく違うのかな?


シロさん、バウムクーヘン、おいしかったね。

ご覧いただきありがとうございました。

会いたい会いたい会いたい。

2016-05-27 09:08:31 | いぬ・シロさん
先週末は奈良の実家へ帰ってました。

目的はシロさんの遺品整理。

亡くなった直後に間髪入れずにやらないと辛くなる。

とはわかっていたんだけど、
気持ち的にも、時間的にもすぐにはできず。

結果、思っていた以上にしっかり辛くなりました。


でも、
シロさんが飲みきれなかったサプリや、
業務用を大量買いしたペットシーツ、
結局ほとんどお世話にならなかった介護用品など、
友人が引き取ってくれることになったのは幸いでした。


(私が独身時代使っていたマットよりお高い犬用床ずれ防止マット、
持ち手のついた胴着、防水・消臭シーツ)

シロさんが十分活かせなかった分、
彼女の愛するポチさん(柴犬男子、16歳)の少しでもお役に立てたなら、
シロさんの供養になるというものです。

シロさんは、
「何としても自力で!自分の足で!」という固い意志を貫かれたので、
持ち手のついた胴着も2、3回使用しただけ。


(不本意そうなこの表情!)

床ずれ防止マットなんてもっとヒドイ。
しんどそうでずっと寝たまんまなもんで、
これを境に寝たきりになっちゃうのかもな、
だったら少しでも快適に過ごしてもらわないとな、
と、覚悟した日に使い始めたんだけれど、これが完全に裏目に。

目を離したスキに瀕死のシロさんが起き上がったようで、
肩で息しながら「ふん!ふん!」と鼻息も荒く、
仁王さまの如しの憤怒の形相で、
鼻と前足を使って撤去してしまった。

無理しちゃ体に障るだろ、と急いで止めたんだけれど、
そこまでしても断固として使いたくなかったもよう。

こういうものは健康な時から少しずつ取り入れるようにして、
慣れてもらっとかないといけないんだなあ、
と、反省しました。
洗濯されたマットはその後、倉庫へ。
以来、二度と日の目を見ず。
…半日も使ってない。

そんな品々を梱包しながら、
シロさんお世話の至らない日々を思い出したり、
どこにでも登場するシロ毛をひとつひとつ手に取ったり、
涙なくしては語れません。

シロ毛だけならまだしも、
きちんと洗った品々に私の鼻水がついていやしないか心配です。


ほとんど新品のものを手に取りながら、
シロさんの闘病生活は思いのほか短かったなあ、
と思うと、
辛い闘病が長引かなくてよかった、
と考えて心が軽くなったかと思えば、
いやいや、短かったと思ってるのは人間だけ、
こちらが気づかなかっただけで、
シロさん自身はずっとひとりで長く病気と闘っていたんだ、
と懺悔したい気持ちになったり。

ぐるぐるぐるぐる、
いろんな思いが巡ります。

どれだけ悔やんでもどうしようもないのだから、
シロさんは逝ってしまってもうそれは変えられない事実なのだから、
いい加減止めればいいのにね。

ああ、シロさんに会いたい。

会いたい会いたい会いたい会いたい。

どれだけ責められてもいいから、
会って謝って、もっとお世話させてもらいたい。
もっと一緒に過ごしたかった。

この介護用品を受け取ってくれる友人が、
これらが身近にあることで、
愛するポチさんの異変に気づきやすくなればうれしい。
その時が来たらスムーズに介護できればさらにうれしい。

いちばんうれしいのは、
これらを使わないですませられること。

ポチさん、
ずっと健やかで、
ずっとずっと友人夫妻と一緒に幸せに過ごせますように。


神戸に帰ってからも重い気持ちを引きずっていましたが、
翌日はにぎやかな太鼓の音と声が聞こえ、だんじりが見られました。

マンションの前の道路を次々に威勢よく通過。

お祭りはゴールデンウィークだったはず?
私はこの街の出身じゃないのでよくわからないけれど、
帰省していて今年は見られないなと思っていたのに、
こんなに近くに迫力いっぱいに見物できたのはうれしい。

私のジメジメに活を入れてもらった感じ。

シロさん、もし近くにいたら大きな音と大人数に怯えたろうな。
今は空からのびのび見てるのん?

ご覧いただきありがとうございました。



大好き生春巻き

2016-05-25 09:35:06 | おうちで食い意地
実家の母から兄の出張お土産を受け取りました。



インドネシア?

兄は1年のうち半分くらいを出張先の中国で過ごすのですが、
インドネシアも加わったのかな?

真ん中のボトルの何かを使うため、
生春巻きを作りました。

具材はエビ、サニーレタスとサンチュ、スナップエンドウ、もやし、きゅうり。

サニーレタス、サンチュ、スナップエンドウは母の作品。


お土産のボトルはチリソースでした。
スイートじゃない、辛いだけのやつ。

これに、ニョクマム、はちみつ、レモン果汁、水を加えてスイートチリソースに。


(センスないけどこれで精一杯の盛りつけ)

私が作る生春巻きは、
具材をこれでもか!というくらい巻き巻きするので、太巻きのごとし。
めはり寿司のように大口を開けて食べます。

パクチーやニラがないとちょっと頼りないけど、
野菜がたくさん食べられるのはいいですね。

ところで、シロクマ相方が今、ベトナム出張中です。
オバマさんがまだいらっしゃるから交通規制で大変そう。

年明けのフィリピン出張は天皇皇后両陛下の日程とバッティングして、
これまたとっても大変だったとか。

僕って世界のVIPを呼び寄せてしまうみたいなんだよね

相変わらず前向きな考え方だなあ。


シロさん、私も前向きになれたらいいのにね。

ご覧いただきありがとうございました。


久々の奈良散策

2016-05-23 08:21:37 | 外出&食い意地
ひきこもり返上のため、
予定をざくざく入れよう。
じゃんじゃん外出しよう。

とはいうものの、
急にメソメソしちゃいかんので、
ウォーミングアップとして、
ごく親しい犬飼い友人と会いはじめました。

私のまわりには犬飼いが多い。
シロさんを失った今の私をわかってくれるでしょう。


なら国際映画祭というのが開催されているとか。
予算不足で大変なんだとか。

奈良でお仕事していた時の元後輩を誘って、
映画祭のイベントのひとつとして上映されている映画を見にいってきました。


その前に別の友人と大好きな定食屋さん「ごはん芽屋」でお昼ごはん。

(メインは貝柱とお豆腐の揚げシュウマイ)

いつも仕事が丁寧。

栄養バランスもばっちり、薄味でうまうま。

ここのオーナーさんが、
「女性ひとりでも入りやすいちゃんとしたものが食べられる定食屋」を目指して開業しただけあります。

神戸支店、開いてくれないかな。


映画は午後2時から。

会場は奈良女子大学。

チケットはごひゃくえん。

めぐり逢わせのお弁当


踊らないインド映画でした。

これ、好きだわー。
ヨーロッパでヒットしたのがわかるわー。

静かに物語が進んで、フランス映画のような余韻を残します。

インドのご家庭の奥さまが作るお弁当も、
それをご夫君のお勤め先に届けるシステムも興味深かった。

色々と面白かったです。

地味で予算不足の映画祭が、
細々とでも続けられるとうれしいな。


外に出ると時間は午後4時。
この日は暑かったので、お茶よりも気分はかき氷。

私が住んでいた頃に好きだったお店は、
残念ながらふたつともなくなってました。

私も歳をとったのね。

いいわ。
最近できた人気のお店でいいわ。

定食屋さんで仕入れた情報を元に、
元後輩をナビゲーターにお店に向かいます。


1軒め、「ほうせき箱」さん。

なんだ、人気店って聞いてたのに人かげまばらじゃん。

楽勝じゃん。

あれ、店先に何か書いたものが。

本日の受付は終了しました」って何ですか?

元後輩によると、混雑する日は朝から整理券が配られ、
それでその日閉店するまでのお客さまが決まってしまうと。

奈良で人気のかき氷を食べるのは、そんなにハードルが高いのか!


次のお店、「おちゃのこ」さん。
ここも長蛇の列でした。
小さなお店だし、こりゃ晩ごはん時間になっちゃうな。
あきらめが肝心。

最後に行ったのが、「樫舎」さん。



駅からちょっと離れているだけあって、
ここのウェイティングリストは短め。

エントリーして外で西日を避けながら順番を待つこと半時間弱。

風情ある店内へ。


(二階のお部屋は小さいですが、3組だけなのでゆったり)


(天井には奈良の老舗のお約束『東大寺のお松明』が)


ここのお店の雰囲気がいちばん好きやわ。

でてきたお茶のお碗に驚きました。


(金継してあるんですよ!)

でてきたかき氷の器にも驚きました。


(樽井さんという老舗の奈良漆器ですって!)

氷はきめ細かくふわふわとやわらか、
香り高い抹茶蜜は内側にたっぷり、
あんこの甘さもつぶつぶ感もほどよく、
白玉もよもぎ白玉もモチモチと美味、
底に敷き詰められた寒天の弾力も最高。

絶品です!!

こだわるとこんなに違うんだ。
(どこ産の何をどうしたとか、メニューに書いてあったのですが、
覚える気もなく、記録する気もなく)

違いがわからん私にでもわかるもんなんだ。

スタッフの女の子たちもおっとりと丁寧でかわいらしい。

前の2店が満員御礼でよかった!


その後、晩ごはんにピッツァを食べて帰りました。


(オーソドックスにマルゲリータ)


(生ハムとルッコラ)



夕暮れの猿沢池。

久しぶりに見るといいもんです。


シロさん、奈良の鹿には次回会わせたげるわな。

ご覧いただきありがとうございました。