ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

心も折れるわ

2017-03-31 10:24:01 | 日々の暮らし
1年ぶりに歯医者さんに行ってきました。

前回は4月。


「ふつうは6か月後なんですが、1年後でいいです」

と言われたのが昨年4月でした。

私は虫歯になりにくく、汚れも付着しにくい体質(歯質?)らしいです。


今回も楽勝なんじゃないですか?


が、

指摘されたことには…


「歯をくいしばるクセがあるようです」って。

いまはお気楽なひきこもり生活だから、
歯をくいしばるようなシュチュエーションはほぼ皆無ですが。
寝ているときに歯ぎしりするクセもないはずですが。

「いえ、これはもっと長い時間、
起きているときもやってるって感じです」

歯の減り方もなんですが、
頰の内側、上の歯と下の歯の間の位置に、
水平についている皮膚の段差というか、ピンク色のうっすらとした筋というか、
それが動かぬ証拠らしい。

それってふつうはないの?

「ありませんよ。

ふだん、口を閉じているとき、
上の歯と下の歯はくっついてますか?離れてますか?」

前歯のあたりが若干くっついてますが?



「それはダメです。間違ってます。


ふつうは接触しません
」って。



ええええ!?



なんでも、ヒトは口を閉じているとき、
上あごの下に接触した舌がクッションのような役割を果たして、
上下の歯が接触することはないらしい。

私の舌は口の中の地面にいるんだけれど、それはアカンと。

歯は硬いので、
ずっと接触していると、
くいしばっているのと同じくらい負担がかかっているし、
何かの拍子に力が入るとくいしばった状態になるって。

なるほど。


そうしておっしゃるには、

「このままだと、
虫歯はなくても、いつか歯が折れるかもしれません。

そうならなくても、
歯茎に負担がかかって弱り、歯が抜けることになりかねません」
って。




えええええ!?




先生によると、

「上下の歯が接触している原因は複数考えられますが、
舌の筋肉の衰えと姿勢の悪さが大きいかな」って。


確かに私は猫背だし、座ったときも背もたれがあればもたれちゃう。

「ああ、それ、絶対ダメですね。

90歳過ぎたおばあさんで健康な歯をキープなさってる方は、
まず100%、座っても背もたれなんて必要ないし、
立っても歩いても、いつも姿勢がいいですよ。

逆に、腰が曲がって杖をついている方はほぼ入れ歯ですね」



!!


このままいくと私の将来像は、

頰に傷あと、歯は入れ歯、腰は曲がって、手には杖ということになりますね。

(補足すると、アタマにはのっかってます




ダメ、絶対!


(帰り道に出会った地域猫さん)


それから毎日、

しゃんと背筋を伸ばして、

れろれろと無駄に動かしては舌の筋トレに励み、
上下の歯の正しい位置を意識して過ごしています。


…三日坊主で終わりそうだけど。




(不妊去勢手術を受けた証拠の耳カットがありました)


シロクマ相方にも確認したところ、

「うん。上の歯と下の歯はくっつくことはないよ。

それがどうかしたの?」って。


確かに彼は姿勢もいいのですが、

これはいつもの歯の浮くセリフのおかげだと思います。



ご覧いただきありがとうございました。

さくらさくら

2017-03-29 10:15:05 | おうちで食い意地
昨夜はシロクマ相方が東京からのご友人と晩ごはんをご一緒するという。

ので、ツマはひとりで手抜きごはん。


(火を使うのも面倒なら、テーブルを拭くのも面倒…ってことでこのありさま。
上の雑誌は母が借りていた神戸市図書館の『家庭画報』)


相方はお土産をもらって帰ってきました。


(ねんりん家のバームクーヘン!
しかも私の好きな『かたい芽』じゃん。
左のは初めて見るさくらフレーバー)

時間が遅かったので写真だけ撮って、
「明日のお茶の時間が楽しみだー」とウヒヒ笑い。


…と、


がさごそ音がする?



振り返ってみると…







クマが!

クマが!

クマが袋をひき裂いてバームクーヘンを取り出し、


大口開けて丸かじり
しているではありませんか!!



(イメージ図。画像はお借りしました)


しかも、

季節限定のさくらの方!



転がるように駆け寄って、

力づくで奪い取りました。


そのときの私、鬼の形相だったそうです。



ふだんは甘いものなんて一切口にしないくせに、
酔っ払うと何でも食べてしまう野生の習性
なんとかしてくださいよ!



いま朝の家事を終えて、
無事お茶の時間を迎えているところです。


(クマの食べ残しさくらバーム、反対側は歯形で見せられない)


ところで写真のスタバマグね、
東京の友人ともかさんからいただいたものなんですが。

ひとさまのブログで、
『スタバの季節限定さくらグッズは人気が高く、発売後すぐに完売。
入手困難で高値で取引されている』
と知りました。


そんなこと聞いたら、


イヤラシイ性格は調べたくなるじゃないですか…




10,206円てっ!?


ウエッジウッド並みじゃん!

(よく知らないけど言ってみた)


ともかさん、

いただいたマグは

孫の代まで大切にします!



(子どもいないだろ)



…そんな気持ちです。



今日もひとさまの恩恵で生きている私です。



ご覧いただきありがとうございました。

豆カレーとカンタンナン

2017-03-27 02:31:44 | おうちで食い意地
久しぶりにレシピです。

昨日、シロクマ相方が大絶賛だったので調子にのって。



《レンズ豆のカレー》
【材料と下ごしらえ】
レンズ豆…乾1カップ(180gくらい。洗って20分ほど水に浸しておく)
鶏もも肉…2枚(切って、塩小1、カレー粉大2、オリーブオイル大1でもみもみしておく)
ニンニク…1かけ(みじん切り)
たまねぎ…1個(あらみじん)
にんじん…1本(あらみじん)
トマト…大1個or小2個(ざく切り)
しめじ…1パック(石づきを切ってほぐす)

他、白ワイン、カレー粉(追加ぶん)、カレールー、塩、コショウ、オリーブオイル、
ローリエ、シナモン、ナツメグなど。


(黄色い袋がイタリア産オーガニックのレンズ豆。お料理の先生から格安で購入)

だいたいですが、大盛り6皿ぶん。
カレーなので材料はいつにもましてテキトーです。
何をどれだけ入れても、
カレーの神さまがすべてをやさしく包み込んでくださいます。
塩以外なら。
カレー粉だけでさらっと仕上げるのが好みなんですが、
予算の都合上、カレールーにもちょっとだけ手伝ってもらってます。
カレー粉だけで仕上げるなら大5杯くらい、塩は合計で小1.5杯くらい入れてます。

【作り方】
1. フライパンに多めのオイルを熱して、
ニンニク、たまねぎ、にんじんの順に投入して、炒める。
2. 真ん中にスペースをあけて、鶏肉を投入。
追加のカレー粉とスパイスも加え、お肉の色が変わるまで炒める。

3. 水1リットルを加えて煮立ったら、
ローリエ、トマト、しめじ、水切りしたレンズ豆を加え、煮立ったらざっとアクを取る。

(日本在住インドのシェフのレシピを読んでいたら、
「日本のお肉や野菜はアクなんてたいしてない。
神経質に取ってるのは旨味だ!
取りすぎは美味しいさダウンと心得よ」とありました。
以来、初期のブクブク以外取っていません)
4. 白ワインを加え、30分煮込む。
途中、水が足りないようなら足す。
5. カレールーを入れ、塩で味を整える。

この日はナンも手作りで。


(4つの材料でできるカンタンレシピ!)

クックパッドで検索して、
いちばん気楽にできそうなレシピ。
薄力粉が足りなくて全粒粉とのミックスで作りました。

これ美味しいです。
玄米ごはんよりカレーに合う。
分厚いところはモチモチ、薄いところはパリッとクリスピー。
テキトーにのばした方が美味しいなんて素晴らしい。
何よりお手軽、お気楽。
カレーの日はナンに決定です。

神はまず男をつくり、そのあばら骨から女をつくりたもうた。

カレーの神さまは人類にまずカレーを与え、次にナンも与えたもうたのです。(そりゃそうか)



(この日は私だけの予定だったのでこの2品だけ)

レンズ豆は「ひと晩水に浸して」とかいう乾燥豆につきものの工程がなく、
思い立ったらお料理できます。
豆好きには必須アイテム、常にストックしてます。

予定外にシロクマ相方がお家ごはんとなったけれど、
そして予定外に2回もお代わりされちゃったけれど、
カレーの神さまはいつでも誰でもやさしく迎えてくれるのです。


ご覧いただきありがとうございました。


山菜採り(未遂)

2017-03-25 11:40:48 | 日々の暮らし
昨春のたけのこ掘りで、「これはタラの木だよ」ってシロクマ相方が目をつけておいたもの、
そろそろタラの芽の季節じゃないか?
と、実家に帰って見にいくことになりました。

初代犬、茶々丸が眠る丘はさくらが満開でした。

(真ん中らへんの木の下に茶々丸は眠っています。
黄色いのはサンシュユ、こちらも満開)

たけのこは私が10代まで住んでいたお家の裏山にあがります。
そのあたりでシロクマ相方はタラの木を見つけておいたという。

「あった!」


(残念。まだまだじゃん)


「他にも何かないかなあ」

水を得た魚の野生動物は、
川をひょいと越えて山あいに消えていきました。

取り残されたツマは昔住んでいた懐かしいお家を探索。

両親の住んでいた棟の縁側にはこんなものが。

(なつかしーい。家族や近所の友だちとよくこれで遊んだなあ)


うら淋しい雰囲気にだんだんと怖くなって、引き返しました。


(裏庭にはつくしがいっぱい)

半時間ほどでシロクマ相方ご帰還。

収穫ゼロ。

「まだ早かった」って。


実家へ戻ってシロさんのお墓まいり。



頭上にはさくらの枝。


(つぼみふくらんでるねー。もう少しで開くかな)

庭では来訪小鳥をリンゴがおもてなし。


(「あれ、あんまり美味しくないねん」と母)


ずっと観察していたけれど、来訪者ゼロ。

美味しくないからか?
私がにらみをきかせていたからか?

祝日の午後はのどかでした。


ご覧いただきありがとうございました。


できるようになったことも

2017-03-23 08:30:17 | 外出&食い意地
「僕の机の上にあるはずなんだけれど、ちょっと探してくれない?」

仕事中のシロクマ相方から電話を受けました。

彼の机はとても創造性が高いことになっているので、

私はこのお願いがほんと苦手なんですよ。

「ないですけれど…」

地層になった書類をばさばさ。

「あるはずだよ、ちゃんと見て!」

「うーん、どのあたりですかね…」

「最近のだから上の方だよ、きっと」

「上の方はもう見たけれどないですよ。

地殻の変動でもあったんですかね」


「あるはずだってば」


「あっ!」


「あった!?」



「大変ですよ!


王将の割引券、19日で終わりですよ!」







おそらく私のこういう性分がひとさまの神経を逆なでするのでしょう。


「そんなのどうでもいいから、早く探してよっ!!」

受話器を手に、
耳をつんざく野生動物の怒声に身を縮める結果に。



目的のものは見つかり、


「僕は行けないよ。君ひとりで行ってきたら?」


と、割引券は私がいただくことになりました。


おばちゃんになったとはいえ、女ひとりで王将か…。





(結局行きました。開店前からの行列に並ぶ)


御影の王将の餃子は日本一美味しいらしい。


当然、餃子ははずせません。

けど、ふだんからお昼は軽めにすませる私、
ほかにもう一品食べるほどお腹すいてないしなあ。

ラーメン半分くらいとのセットがあればいいのにそんな都合よくはなく。

結局、餃子をふた皿注文しました。



(餃子ふた皿。ひと皿220円ナリ)

ほかのお店のことはわからないのですが、
こちらでは酢醤油タレと味噌ダレがあります。

私はここの味噌ダレにウマ辛いラー油の沈殿物をちょっとだけ加えていただくのが大好き。

餃子2人前、ペロリと完食。

お会計は220円(外税)の餃子がふた皿、
そこへ300円の割引券を利用して、
シロクマ相方の机から拝借した7%引の会員券を提示して、



162円でした。



たぶん、
独身時代だったら王将にひとりでなんて入れなかった。

万一勇気を出して入ったとしても、
餃子ふた皿だけなんて恥ずかしくてオーダーできなかった。


最近、
カラダを使うこととか、アタマを使うこととか、
加齢とともにできないことが増えてきて落ち込んでいたけれど、

加齢ともにできるようになることだってあるんだなあ。



しかし、これは喜んでいいことなのか?


一瞬悩みましたが、
ポジティブに考えよう、と思った日曜の昼下がりでした。


店内滞在時間15分、支払額162円。


王将さん、もうからないお客でごめんなさい。



ご覧いただきありがとうございました。