お久しぶりです!
シンガポールに戻ってきました。
といいますか、戻ってきていました。
日本への帰国は1週間くらい。
その間、ひとと会う予定はあまり入れないで実家でのんびり過ごしました。
といってもけっこう雑用があるものですね。
私たちの神戸の住まいはそのままなので、その掃除や郵便物のチェック、相方依頼の探し物をしたり、
金融機関や病院に行ったり、美容院に行ったり…。
毎日ちびちびと用事をこなしていました。
会った友人は帰国してから連絡を取ったふたりだけ。
私の友人は働いていたり、育児真っただ中だったり、もしくはその両方だったりで、みんなご多忙。
親しい間柄ではあっても、日本にいた時でも、もう何年も会っていない友人もいます。
友人も日本にいるとは限りませんしね。
みんなそれぞれに自分の世界や時間がありますから、ずっと会えなくてもじっくり育んだ友情は不滅なのです。
(と、思っているのは私だけだったりして。)
とはいえ、日本を2ヵ月離れていただけであっても、気のおけない友人との再会はうれしいもの。
おいしい日本のご飯をもりもり食べながら、もりもりしゃべって楽しい時間を過ごしました。
ひとりは以前にカードを送ったお嬢さんのお母さん。
彼女とは一緒に働いていたときからのつきあいだから、10年以上。
今回、急に連絡して会ったにもかかわらず、彼女は日本の美味をたくさん持たせてくれました。
それもマクロビ相方も食べられるもので、かさばらないもの。
うれしい。
こういう心配り、私にはないものだなあ。
彼女は働いていたときからそんな感じだったのですが、長いつきあいの割には見習えてない私。
いつもいたれりつくせりしてくれる友人に申し訳なさを感じながらも、性根を直さず、つきあいつづけています。
お嬢さんは届いたカードを大切にしてくれているそうで、それもうれしかったです。
もうひとりは、私が相方のマンションに転がり込んでから知り合った、その地域でできた唯一の友人。
結婚を機に、学者の夫君の都合で日本に住むことになったソウル生まれの才媛でトリリンガル(韓国語、英語、日本語)。
私はひと様からすれば悲惨な英語力ですが、今まで別段、不自由は感じていませんでした。
それどころか“いかに少ないボキャブラリーとめちゃくちゃな文法、
ジェスチャーの駆使と度胸でその場を乗り切るかが腕の見せ所”と楽しんでいたくらい。
それがこちらの生活で、「やっぱりまともにしゃべれないとえらい目にあう」と痛感。
それも時々で深刻な状況でないなら楽しむ余裕もありますが、
今回はビザ云々でも情報収集に難儀したこともあって、心を改めました。
ですが、働いてもいないで、子どももいないとなると、なかなか英語を使う機会も限られるものです。(←言い訳)
で、その友人に、「ねえねえ、私たちの会話を次回から英語にしてよ」と頼んでみました。
「そんで、私の英語が変だったら、直してよ」と。
あっさりO.K.
次回、たぶんまた1、2ヵ月後、
神戸で、美しい英語を話す韓国美人と怪しい英語を話す関西のおばちゃんを見かけたら、それは私たちです。
日本でのお話や、シンガポールへ戻ってきて今日に至るまでの小ネタも色々あるのですが、
しばらくひきこもる予定なので、それらを小出しにして出し惜しみしようと思います。
【梅雨の日本は雨続きでした。植物がいきいきしてシンガポールとは違う美しさ。】