ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

最強ダイレクトメール

2011-07-25 12:16:51 | Singapore/日々の暮らし

昨日、ドリアンは体を熱くする果物だ、とか注釈をつけておきながら、
2日続けてしっかり食べて、またマンゴーアレルギーの症状を悪化させて熱を出したのは、私です。

さて、そんなアレな私でもできるいつもの役目があります。
郵便受けのチェックです。
子どもの「夏休みのお手伝い」みたいですね。

ですが、シロクマ相方に、「必ず見てよね」って言われているものの、
私宛になんてもちろんのこと、彼にだって、そうそう郵便物はありません。

あるのは、「Dear Sir/Madam」と書かれた管理人さんからのお知らせや、
「Dear The Resident」が宛名のダイレクトメールばっかり。

ダイレクトメールは不動産屋さんのものが圧倒的に多いです。
物件の紹介と、にっこり笑った担当者さんの写真入りのもの。
これがなぜかなかなかの美男美女ぞろいで。
最初のうちこそ興味本位で、そのブロマイドばりの写真を見ていたのですが、
似たり寄ったりだから、そのうちあんまり見なくなり、印象にも残らないように。

たぶん何度も同じものを受取っていると思うのですが。 

そんななかで強烈に脳裏に焼きついたのが、コレ。

    

 

 

健忘症のこの脳みそにも、しっかり記憶に残っていて、
2回目に手に取った瞬間、
「ぎゃ~っ、またでたっ!」って思ったのが、コレ。

     

 

…ヴィッキーさん、

私が子どもなら、きっと今夜、こわい夢を見ると思います。

 

地上げ屋ヴィッキーさんの鮮烈な笑顔に一役買ってもらって、
このブログが忘れられないよう祈りつつ、
しばらく更新お休みします。

実は今回、シンガポール滞在延長申請が通らなかったので、
たったのひと月でまた日本へ出戻りです。

なんて不経済。

吝嗇家、痛恨。

身を寄せる実家では、日本で契約している無線インターネットが届きません。


次回は8月9日以降に更新できるかと…。

日本もシンガポールも暑い日が続きますが、
みなさま、どうぞご自愛を。

            【ヴィッキーさんの毒にあてられたあなたに贈る置きみやげ写真色々】
           ~シンガポール製じゃないものがざくざく混ざっているところがミソ~

  


大好きドリアン

2011-07-24 11:53:01 | Singapore/物欲
シロクマ相方の指南を受けて、
できるだけマクロビオテック的な食を心がけている私ですが、
ふたりそろってマクロビから大きく外れた食の志向もあります。
それは、
相方…無類のアルコール好き
私……無類の甘いもの好き
というところ。
 
そんなふたりが、そろってマクロビから外れて大好きなのが、
 
ドリア~ン!!
 
そろって、ドリアンLOVEな私たち。
相方なんて、「週に1回は、たらふく食べたい」とまで。
 *注:ドリアンは体を熱くする果物なので、たらふく食べると夜、寝られませんし、おなかを壊します。
 
それが、昨日、いつものクリーニング屋さんと漢方薬局に行ったらですね、
商店街の果物屋さんの店先でドリアン大売出しをしておりました。
そのにおいに、ハエのように吸い寄せられる私
にぎわっているので、私も買うことに。
パック売りじゃないのを買うのは、初めてです。
 
     
 
 
人ごみが引いたときをねらって、
なるべくひとの顔が入らないように(←プライバシーの問題とかあるかなあ、と)
カメラに収めていたら、
お店のお兄さんが積極的な方で、
撮れ、撮れ、とずんずん近寄ってくるのです。
じゃあ、お言葉に甘えて、と、
ドリアンを割って中の果肉を取り出すところに近寄り、手元のアップを撮ろうとすると、
お兄さん、かがんでレンズをのぞき込み、
オレを撮れ、と。
 
                 
  
 
そのドリアン兄さんや他のお客さんと話したりで、
おいしいドリアンがどういうものなのか、ちょっとだけ教えてもらいました。
 
猫山王、というのがおススメの品種らしいです。
  
   
 
ねこやまおう(中国語発音は聞き取れず)…なんてラブリーな響き
 
で、その猫山王の写真を撮っていると、さっきのドリアン兄さんがまたやってきて、
猫山王と一緒にオレを撮れ、と。
   
        
 
途上国の子どもでもあるまいし、なぜあなたはそんなに写りたがるのですか?
 
高級品の猫山王は私には高嶺の花なので、自分のはあっちから選ぼう、
と、その一角から去ろうとすると、
今度は背後から呼び止められ、
猫山王をさばいているオレを撮れ、と。
 
はい、はい、はい。
 
  
 
ドリアン兄さん、どこまでも陽気な男。
まあ、自分から撮れというだけあって、営業スマイルもなかなかですかね。

そんなやり取りを見ていたまわりのお客さんも、
自分が選んだ最高のドリアンを割ってもらうから、写せ、と。
 
ド、ドリアン撮影会?
 
しまいにはお客さんに後ろからカメラを奪われたので、
なにするの~!?と騒いだら、
 

アンタもドリアンと一緒に写れ、と。
 
ひ~っ、
まだマンゴーアレルギーの痕も痛々しいすっぴんお岩さん顔なのに~。
ということで、
むりやりトゲトゲドリアン(しかも他人の買い物)を持たされた私と
ご機嫌なドリアン兄さんとのツーショット写真は、割愛。
 
 
いいドリアンは、重さや鮮度、側面の香り、振ったときの音で見分けるらしい。
お客さんが選んだ上等な猫山王の例から察するに、
ずっしりしたのはイマイチらしく、鮮度はトゲトゲとじくの状態で判別するということか。
香りは弱いと熟してない、強すぎて臭いのは熟しすぎ、ということかと。
音の違いはよくわからないけど、小さくても大きくてもダメっぽい。
選ぶと、ちょこっとカットして果肉を見せてくれて、
それでOKなら、完全に開いて中身を取り出して、パックに詰めてもらえます。
 
   
 
果肉の色つやについては、
色は黄色が鮮やかで濃く、つやはつるん、ぽってり、としたのがいいみたい。
 
結局、果肉を見るまでの段階では、
これだっ、という決め手はわからずじまい、あまり参考にならなくてスイマセン。 
 
ということで、ドリアン選びビギナーでケチな私は、
小さめのが3つで10ドル(約700円)というお手ごろ価格のを買いました。
中を開いてもらうと、
確かに高級品の猫山王と比べて、色が薄くて、つやも所々にかさつき、じゅくじゅく感があるなあ。
 
【他のお客さんの高級猫山王~King of Kingなのに脱力感いっぱいの名前がグー!~】
                        
 
 
   【私のお手ごろドリアン~1.3キロの中身で$10(約700円)~】
    
 
でも以前、相方と、高いものと安いもの、値段に5倍の差があるものを食べ比べして、
「違いはわかるけれど、タネの大きさ以外に値段ほどの差を感じない」
というのが一致した感想だったので、お手ごろので十分なんです。
高いものは、タネが小さく、果肉の繊維質に偏りがなく、
味はクリーミーでコクがあり、しっかりした甘さとほろりとした苦味がいいバランスでした。
日本では大変高価なドリアンですが、こちらではご庶民価格でも食べられるのがうれしい。
 
ドリアンを買って帰ると、玄関に入っただけで、
「あっ、ドリアンのにおいだ!」と、相方、大喜び。
ハエのようにぶんぶんと騒ぐので、どう、どう、と落ち着かせ、
即刻、ふたりで1パック平らげました。 
まったりとしたおいしさに、うっとり。 
ごちそうさまでした。

ついにこの時が!

2011-07-23 00:43:16 | Singapore/日々の暮らし
マンゴーアレルギーの症状は峠を越えたようで、
ブツブツの熱は少し冷め、表面もかさついてきたように思います。
かゆさや痛さはまだまだ続いているのですが、
熱が下がったので今夜は眠れそうです。
 
 
 
さて、シンガポールのバスや電車内では、
ご老人なんて、ほぼ100%の確立で席を譲られる。
日本では席を譲られたことなんてない、まだまだしゃんとしている母も、
牛みたいに立派な鼻ピアスをした、結構なガタイの男の子に譲られて、
びびりながらも感激しておりました。
 
すごいなあ、シンガポール。
いいなあ、シンガポール。
 
と、
そういう光景を目にするたび、感心していた私ですが、
先日、ついにこの私自身が、席を譲られてしまいました。
確かに、重い買い物袋を両手にさげて、
これ見よがしにしんどそうな顔をして立っていたとは思うのですが、
その成果とも思えません。
 
勝因はナニ?
 
 
譲ってくれた若い女性のやわらかい笑顔から分析するに、
どうも私、この右上のヒトにカテゴライズされた模様。
 
 
 
 
   
 

そうなると勝因というより、敗因?

帰宅するなり、玄関先の鏡に全身を映して、敗因分析。

 

敗因は、その日のファッションにあった模様。

←最近の一番のお気に入り、Aラインのシャツ。着倒されてすでにお疲れ。
 
どうしても自分自身の体型に敗因があるとは、認めたくない模様。
 
 
さっさとお楽しみグッズを使おうじゃないか、私。
 
                                ←いまだに新品。
   

やっぱりでた!

2011-07-22 18:18:59 | Singapore/日々の暮らし
やっぱり発症してしまいました。
マクロビアンは仮の姿、気持ち的には何でも食べられるよいこの私ですが、実は、
次、また性懲りもなく食べたら、アンタ、呼吸困難で死ぬかもよ」と、
医者に脅されているマンゴーアレルギー
それが、6月に美スィーツに心を奪われて放心状態となり、上にのっかている生マンゴーもろともにがっついた後、
何の症状も現れなかったので、克服できたのだと思っていました。
ところが、先週、シロクマ相方がゴルフ仲間のフルーツ輸出商に、
ドリアンをはじめとする南国フルーツをわんさかもらってきたのです。
りっぱなペリカンマンゴーもふたつ。
「さては食べたな?」とお思いでしょ?
食べずに我慢したんです!
だったら、なんでアレルギー症状が出たのかというと…
相方のため、皮をむいたからです。
食後のデザートに、というリクエストに応えて、
皮をむいて、食べやすい大きさにカットして、お皿に盛って出しました。
それだけで、アレルギー発症!
さわった手もちゃんと洗ったのに、アレルギー発症!
さわってから5日も経ってから、アレルギー発症!
調べてみると、マンゴーアレルギーは、摂取や接触から数日後に発症することもあるとか。
一昨日から顔や首にでてきた赤いブツブツ、
それが昨晩はさらに悪化して、はれて、痛くて、かゆくて、熱を帯びて、もう眠れませんでした。
今の私のパートナーは、
「実はキッチンで食べたんじゃないの?隠れてつまみ食いしたんじゃないの?」と、疑いの目を向ける相方ではなく、
コレ。
 
      【冷え冷えグッズ】
   
 
アイスノンや冷えピタを買うのがもったいないので、
というか、
突然の出来事でそんな準備もないので、
そんな気の利いたグッズがシンガポールで売っているのか探す時間も気力もないので、
スーパーでタダでもらった氷袋水道水を凍らせただけの自家製です。

とりあえず、あの医者の言うことが本当なら、
食べてないから死にはしない、だったら病院に行かずともよいという
相変わらずのケチケチ生活です。
 
これをタオルで巻いて、醜くはれ上がった顔や首に始終当てています。
アレルギーの猛烈な痛さとかゆさと熱に耐え、
相方にマンゴー盗み食いのぬれ衣を着せられた屈辱と悲哀に耐え、
巻いたタオルでさめざめと涙をぬぐっています
 

今の私、見た目はお岩、気持ちはお菊です。
この場合、数えるべきはカットしたマンゴーなのでしょうか?
さわったら症状悪化なのに、なんたる自暴自棄。
 
 
 
ところで、昨日、
午前中はまだ症状も落ち着いていたので、ご近所の方とランチに行ってきました。
プールサイドのさわやかで素敵なレストラン
なのに、リーズナブルって…マリオットホテル、意外にも私の強い味方だな。
メインは久々にぎゅうにくを食べました。
 
    【牛ほほ肉の煮込み、ポレンタ添え】
 
 
 
ポレンタ、という添えのお料理に惹かれてオーダーした一品。
下のクリーム色のがそれ。とうもろこしの粉をひたすら練ったものです。
地味な見栄えと味の割りに、自分で作ると時間と労力(というか体力)がすごい。
イタリア料理教室で食べたときは素朴な味わいだったポレンタも、
ここはフレンチなのかな、バターやクリームで煮込んであるのか、大変濃厚。
お肉もとてもやわらかくてデミグラスソースとも絶品で、ポレンタとも相性抜群でした。
でも、その後の胃もたれが…
普段はとらない乳製品と牛肉のダブルパンチのせい?
めったに食べないこの(私にとっては)贅沢料理の重さが負担となって、
その夜、アレルギー症状を悪化させたのかもしれません。
 
【サーモンとリゾットは友人のオーダー。デザートはチーズケーキ@素敵レストラン】
        

もうすぐ建国記念日。

2011-07-21 01:20:54 | Singapore/日々の暮らし
8月9日はシンガポールの建国記念日(ナショナルデー)です。
すでに、街もマンション敷地内も、看板あり、垂れ幕あり、のぼりあり、国旗あり…と、
大変にぎやかです。
 
 
近所の市場の広場からもパレードの練習なのか、
どんちゃかぴゅ~ぴゅ~、しょっちゅう生演奏らしき大音響が。
当日はどんな盛り上がりになるのでしょう?
             
                       
 
46年前にマレーシア連邦から追放されて独立を余儀なくされたというシンガポール州。
ともにイギリスからの独立を戦った盟友なのに、
マレー人の国家であるマレーシアから、中国系が多数のシンガポールが一方的に嫌われたのだとか。
嫌われた理由も、マレー優遇の政策にシンガポールが反発したからだとか。
資源も国力もない小さなシンガポールにとって、
いきなりの独立は、経済的にも安全保障面でもあまりに過酷。
首相、リークアンユー氏は、分離独立の当日、国の将来を案じて泣いたそうですよ。
(涙の独立宣言というのが映像として残っているそうな。)
 
それが今やこの繁栄っぷり。
リークアンユー氏だって、独立から1990年の辞任まで、ずっと首相の座にいて独裁政権、
今はその息子さんが首相です。
国の運命も、人の運命も、どうなるかわからないものですね。
 
 
 
←今日も無関係写真。1週間前のおやつのエッグタルト。
左がアップルシナモン、右がプレーン。甘さ控えめ、プリンみたいな食感。
このお店のエッグタルトは色々進化してて、マッシュルームチキン味とかもありました。