土日は東京へ行きました。
シロクマ相方がお世話になったというアメリカ在住のご夫妻(日本人)が一時帰国中だとかで、
お食事のお誘いを受けたのです。
ご夫妻のうち、奥さまは先に帰国なさったようですが、
相方の恩人さんは1か月以上、立派なホテルの上の方の階でお暮らしでした。
そのホテルには、上の方の階の宿泊客しか入れないようなタダで軽食も取れるラウンジがありました。
そこで相方と恩人さんは数年ぶりの再会を果たしました。
同席した私はまるで場違いなイナカのネズミで、始終、そわそわ、きょろきょろ。
ホテル内のお店に移動した後も落ち着きがなかったです。
ホテルで暮らしていると、スタッフの方々やホテル暮らしのお仲間と親しくなるのでしょうか。
恩人さんは、ご近所づきあいのようにそういった方々とお話されていました。
別世界だなー。
相方と私はホテルこそ同じ部屋ですが、同席したお食事以外は、お互い自由行動。
羽田到着後すぐに別れ、翌日羽田で集合しました。
私はこの自由行動をとても楽しみにしており、色々と計画。
土曜日は学生時代の友人と10年ぶりくらいに再会。
友人が指定した待ち合わせ場所は、「イナカもんでもたどり着ける」三越ライオン前。
ベジタリアンの彼女も大丈夫なインド料理レストランで、ランチをいただきながら語り合いました。
お互いの近況を知らなかったのですが、彼女は東大の先生の秘書をやっているそうです。
留学生とのやりとりも多いって。
英語ができるっていいなー。
日曜日は会社員時代の同僚と会いました。
こちらも2年ぶりくらい?
アメリカの会計士資格も持つ賢くてデキル彼女は、転職して外資系の会社で働いています。
英語ができるっていいなー。
なんだか別世界のひとになってしまった彼女ですが、
私が今回みたいにおのぼりのご用ができたと連絡すると、
気軽に出てきてくれ、東京観光につきあってくれます。
今さらですが、私って、友人たちの間でいちばん出来が悪い。
みんなに愛想を尽かされないようにしなくては。
その日のプランは、
プラネタリウム&月島もんじゃツアー。
長蛇の列に並んで入ったプラネタリウムについては、
明かりが消えると5分で深い眠りに落ちた私に、
彼女が感想を聞かせてくれました。
そして今回の旅のハイライト、月島もんじゃ! (←ハイライトは相方の恩人さんとのお食事ではないのか?)
もんじゃの聖地、月島にはもんじゃ屋さんがびっしり!!
「わざわざ月島まで行ってもんじゃを食べたことって、なかったわ」
乗り気なのかそうじゃないのか、
よくわからないいつものクールな反応で友人は、
それでもおススメのお店を事前にリサーチしてくれてました。
月島はもんじゃ屋さんかシャッターの降りたままの店舗しかないという、はっきりした街でした。
さて、友人リサーチによるおススメ店に到着。
近どう
いただいたのは、「近どうスペシャル」だったか「近どう特製」だったか、
すべてを盛り込んだ、無難で間違いなさそうなもの。
S嬢に必須と教わったベビースターラーメンをトッピングして、1,500円。
確かにおいしい!!
さすが、月島に3店舗もかまえるだけのことはある!!
こちらのもんじゃは、私のイメージしていたものより生地がうすっぺらくて、
具だくさんの具がメインで、生地はそれにからまっている感じでした。
おなかにたまらないし、お値段も良心的で、もう1枚食べられそう。
「おいしいけど、私も初めてだから、これが特別おいしいのかどうか、よくわからないなー」
友人が言うので、
「じゃあ、もう一軒行ってみよう!!」と、誘ってみました。
「本気ー!?
もんじゃのハシゴなんて聞いたことないよー!」
冷静な友人はささやかな抵抗を示しましたが、
「君に次はあっても、私にはない!!
かもしれない。
今、行くしかない!」
説得して、次のお店に行きました。
近どうでサービスされた、あんまきとかいうボリューム満点のお菓子を食べた後で。
タダの割りにずっしり大きいあんまき。
ということで2店め。
路地裏もんじゃもん吉
ここは西仲店。本店は本当に路地裏にありました。
近どうの近くだし、はやっているし、ということで私たちに選ばれたお店は、
看板ザルのもん吉が、意外にも悪人ヅラです。
かわいい名前なのに人相の悪いもん吉。
さてこちらのもんじゃは…
頼んだのは明太チーズもち、1,700円。
ここもおいしい!!
ここのもんじゃは私のイメージどおり。
生地に十分な厚みがあるので、
あのちっちゃいコテでちまちまおこげを引っ張り出しながら食べ進めます。
この食べ方が楽しくて、好きなんだなー。
好みによるけれど、
イメージどおりのもんじゃと満腹感というところで、もんじゃビギナーの私が選ぶならもん吉です。
食べ終わって、おなかも落ち着いた頃には空港に向かう時間になっていたので、
もん吉を出、友人に見送られて、月島を後にしました。
彼女のおかげで時間もばっちりで、羽田にて相方と合流。
無事帰路に着きました。
久しぶりの東京は相変わらず人が多くて街も大きくて複雑で、私には住みにくそうでしたが、
友人たちが元気でうれしかったです。
相方の恩人さんは、ジョークが抜群におもしろいきさくな方で、
カチコチに緊張していた私の肩の力を見事に抜いてくださいました。
ああ、楽しかった。
充実の二日間でした。
唯一買った自分用おみやげ、もんじゃのコテ。100円ナリ。石巻に寄付されるらしい。
しぶいバカボンファミリー。パチンコ屋さんの店先で。