ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

2か月分のモザイク教室

2011-10-30 18:39:17 | Singapore/習いゴト
今日ログインして驚いたのですが、
このブログの前日の閲覧数と訪問者数が、過去最高を記録
ランキングにも登録していない、ひかえめな私にふさわしい地味ブログなので、
私としてはありえない数字です。
 
どうして?
 
「明るい北朝鮮」と揶揄されることもある一党独裁政権のシンガポール、
実は色々と監視が厳しかったりするそうです。
もしかしてインターネットにもその目が…?
 
冷や汗たら~り。
 
私、昨日の記事で、悪いことなんて言ってませんよね?
悪いこともしてませんよね?
シロクマ相方がゴルフからまだ帰ってきていないので、
今からひとりNHK大河ドラマ「江」を見る予定ですが、
テレビの騒音に乗じて玄関ドアを打ち破って侵入してきたナゾのグループに
拉致されたりしませんように。
 
なんの断りもなくこのブログの更新が長く滞ったりしたら、
どうか私の無事を祈ってやってください。
 
アタマと性格は悪いけれど、
バカで小心者だから悪いことなんて、犯罪なんてできっこないんですよ。
 
 
と、監視員のみなさんにに向けて言ってみました。
みなさん、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
 
 
 
さて、昨日は月に一度のモザイク教室の日でした。
 
先月のリポとあわせて、一挙にご報告。
 
9月はキャンドルホルダーでした。
いつもすてきな先生のいつもすてきな見本です。
  
その右側にあるグラス、これにモザイクガラスを貼りつけていくのです。
この作業が本当に難しくて…。
 
グラスに瞬間接着剤でくっつけるのですが、
どちらもガラスだし、貼る面が曲面だから瞬間接着とはいかなくてジワジワずれていくし、
片手でグラスを持ち上げながらだから自由がきかないないし。
過去最高の難しさでした。
 
半泣きになりながらの作業が終了し、接着剤が乾くまでの間はお茶の時間。
    
ダーリンがイタリア人という先生がイタリア帰省から数日前に帰ってきたところで、
そのお土産をお茶菓子にいただきました。
ダーリンさんはボローニャ出身(だったはず)、そこでは子どもはみんなこれを食べて育つんだそうです。
素朴な甘さにちょっとだけ塩味がきいていてなかなか美味。
マリーのビスケットで育った私にはうらやましい子ども時代です。
私たちもサンドイッチとプチケーキを持参しました。
 
接着剤の乾いたキャンドルホルダーに石膏を流し込んで、乾かして完成。
 
今回はニスは塗りませんでした。
    
仕上がりと、キャンドルをともしたところ。  
幻想的で美しいです。
キャンドルホルダーって使ったことがなかったけれど、
手軽に非日常の空間が演出できるうえ、
ろうそくの炎のゆらめきがゆったりとした気持にしてくれるので、大変気に入りました。
先生、ありがとうございます。
 
とかいいつつ、
実際はろうそくが減るのがもったいなくって飾っとくだけになっています。
友人たちはベッドサイドやバスルームでともして楽しんでいる、ということでした。
優雅な生活してるんだなあ。
 
 
 
10月は小物入れでした。
   
光り輝く先生の見本の右にある、
チーズの入っているような地味な木箱にモザイクガラスを貼っていきます。
 
今回は貼るのも難しいし貼る面積も広めで手こずりそうなので、
色選びにまで時間を取られないようにと、色ガラスは使用せず鏡だけを使用。
先生のコンタン、大正解です。
さすがプロ、さすが先生!
いや、手間取った、手間取った。
確かに先月よりは木の素材に貼りつける分、カンタンでしたが、それでも難しい。
特に側面。
入れものの側面よりもふたの方の側面が、
鏡に鏡を貼りつける部分があり、しかも曲面ときているから先月並みの難しさで。
側面だからちっとも目立たないのに、こんなに苦労が多いなんて、
まるで私の人生さながらです。
 
やっと貼りつけが終わって、石膏を流し込んだところ。
                      
これを磨いていくと…こんな輝きが顔を出すのです。
はああぁ。
    
ちょっと磨いただけで、この輝き、この美しさ。
自分の作った作品に女のジェラシーを感じたくらいです。
メラメラ~。
 
磨きあがってから、先生にニスを塗っていただきました。
それが乾くまでお茶の時間。
 
 
awfully chocolate(←クリックすると音が出ます!)でハロウィン仕様のカップケーキセットを買ってきました。
先生と私たちでちょうど4つ、
ダーリンさんと居候さんの分もいるので、定番もふたつ買いました。
    
先生宅にはダーリンさんのほかに、彼の古いお友だちという居候さんがいらっしゃるのです。
悩んだ末、
一番毒々しいカボチャとドクロのふたつをおふたりに取っておくことに。
      
完成した小物入れ。
        
 
ところで、モザイク教室のレッスン以外の環境について。 
今日もハイパーテンションラブラドール、おっさん顔のチロさんが歓迎してくれました。
そしてレッスン中には仕事が終わったダーリンさんが帰ってきて、
先生とイタリア語で会話しながらうろうろ
その後、居候さんも帰ってきて、また先生と話したりしながら、うろうろ
 
シンガポールの閑静な住宅街にある一戸建ての
先生の素敵作品群とバリのインテリアに彩られた、まるで異空間で受けるレッスン
それだけで私にとってはとんでもなく非日常。
そこへ、大型犬とイタリアの伊達男がふたりもうろうろするという、
日本のカルチャースクールなんかではありえない環境です。
喜びのあまり、まだおぼつかない手元もふるえるって話ですよ。
 
モザイク教室は、
作品もお人柄も魅力的な先生に教わりながら素敵な作品が作れる、
というのが一番の魅力ですが、
こんな先生宅ならではの環境も魅力的でしょ。
 
次回はクリスマスのオーナメントです。
季節感のない常夏のこの国にも、クリスマスはやってくるのですね。