ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

初プラナカン料理

2011-10-15 22:10:53 | Singapore/外出&食い意地
一昨日の木曜、昨日の金曜、と、2日続けて晩ご飯を外でいただきました。
先週の日本からの友人来訪時を除くと、シンガポールに来て初めてのことです。
 
理由ですが。
木曜日…シロクマ相方が、カナダ人主催の異業種交流会みたいなものに招かれたから、夕食いらないって。
金曜日…異業種交流会、木曜だと思ってたら、金曜だったんだって。
 
ということで、木曜日はクラスメートのお嬢さん方と初めて晩ご飯をご一緒しました。
後からとなりのクラスの男性も合流。
みんな日本人。
お店は私のリクエストにより、プラナカン料理の食べられるところ。
 
プラナカンっていうのは、マレーと中華の融合した文化のこと。
過去にプラナカン文化の本拠地(?)、カトンに行ったときに、そのへんのことは一度お話したのですが、おさらい。
昔、中華系の人々がこのシンガポールにやってきて、現地のマレー系の奥さんをもらったことから、
ふたつの文化が融合して、そこにヨーロッパのテイストが加わった、いいとこ取りの文化なんです。
プラナカン料理については、プラナカンの奥さんのことをニョニャということから、ニョニャ料理ともいいます。
にょにゃ。
発音しにくいけれど、カワイイ響き。
 
こちらの方々は大家族だったり、たくさんのお客さんと一緒に食卓を囲んだりする風習が。
それを反映してか、お店の円卓もどれも大きく、各テーブルたいへんにぎやか。
お料理も大皿料理なので、色々食べるためにも大勢で行きましょう。
 
さてうんちくはこの辺にして、お料理紹介。
私たちは一番小さなサイズの料理を4皿とスープを頼みました。
 
     空芯菜のいためもの
スイマセン。名前、忘れました。
中華で食べる空芯菜の炒め物より、スパイスもにんにくもいっぱい。
エビもたくさん入ってるから、ご馳走感もりもり。
 
 
        オタオタ
魚の練り製品を焼いたもの。
ココナツミルクが入っていてクリーミーなので、女性が好きな味では。
出てきたときは、じゅ~じゅ~音を立てていて、ステーキみたいでした。
 
       ウダン・サンバル
エビチリみたい。
辛くなく、生のトマトがゴロゴロはいっていて、エビもぷりぷり。
すっぱさもさわやかでおいしい。
 
      アヤム・ブアクルア
鶏肉とフルーツの煮込み。
カレーに似てるような、まったく違うような。
ふんだんに使われたスパイスがいい仕事しています。
黒っぽいのがなんだかよくわからないフルーツで、スプーンで中の果実をすくって食べます。
フルーツというよりは、つくだ煮みたい。

おかずの出来上がりを見計らって、
白いご飯が入ったボウルを持ったお店の方がやってきて、大きな取り皿にご飯をよそってくれます。
各自、自分でそのまわりにおかずを取り分けて、いただきます。
どのおかずも味もうまみもとっても濃いので、白いご飯がばくばく進んで、キケン、キケン
ご飯がなくなるのを見計らって、またよそいに来てくださるのもんだから、
まるでわんこそば状態
エンドレスで食べられて、危ないことこの上ない
秋のない常夏シンガポールで、こんなに食欲増進させてたら、肥満街道まっしぐらですよ

 

デザートはみんなそれぞれに違うものを。
ドリアンラブの私はドリアンペーストを使ったものを頼みました。
感想。
ドリアンデザートは色々食べたけれど、やっぱり果物のドリアンそのものが一番だな。
 
初めての本格的なプラナカン料理。
スパイスをたっぷり使ったしっかりした味付けで、海の幸も山の幸も自由自在なお料理。
基本、どれも油もたっぷり使っているようですね。
にょにゃ。
発音しにくいけれど、彼女たちの功績は大きい。
ほんっとにおいしかったです。
でも太るから、そんなにしょっちゅうは食べられませんね。
 
気になるお値段は、お料理4皿、スープ、デザート4つ、ビール2杯で$150(約9,500円)くらい。
デザートは思ったより小ぶりでしたが、お料理の質と量には大満足です。
 
お店の名前は、
TEL:6225-8683
プラナカン料理だけでなく、中華料理もありました。
タンジョンパガー駅やラッフルズプレイス駅から歩いて数分かなあ。
他の有名店がカトンにあることを考えると、とても便利な立地です。
 
明日は、金曜日の外食をリポートします。