ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

冷たいスィーツ

2011-05-18 11:39:37 | Singapore/外出&食い意地
先週末にシンガポールへ帰国した相方ですが、
週明けから4時半起きで広州へ旅立ち、不在でございます。
一層自由の身の私、昨日は、シンガポール国立博物館へ行くことにしました。
シンガポール国立博物館とプラナカン博物館では、
火曜日から金曜日までの10時半から、無料の日本語ガイドツアーが開催されているのです。
  *注:第1土曜の午後1時半からのもあります。
実は私たち、ひとえに相方のシロクマ体質が原因で、こちらへ来てから観光らしい観光をしていません。
ひとりでも楽しめる観光をぼちぼちしようと思うのですが、さてどこから?何から?と考えたとき、
無料という言葉ほどこの私をひきつけるものはありません。
さっそくそのガイドツアーに参加しようと考えたわけです。
ツアー前にひとりでざっと見たいから、早めに入ろうと考え、
相方がいない割には早起きして、食事と家事をすませ、いそいそと出かける準備をして、はたと気付きました。
…今週って祝日がなかったっけか?
ネットで検索して調べてみると、昨日17日がその日、バサックデー、お釈迦様の誕生日です。
…ガイドツアー、平日限定っぽさを感じるから、祝日なんてやってないんじゃない?
博物館のサイトにアクセスして調べてみると、案の定、祝日は開催していませんでした。
がっかり。
いつでも行ける状況にあるとはいえ、たまたま選んだ日が祝日だったなんて。
ニートは曜日にも疎いが、祝日にはさらに疎いのでした。
 
シンガポールの祝日は年に10回あり(日数でいうと11日)、
日本ほどではないにしろ、多い方といえるのではないでしょうか。
らしいな、と思うのはその内容。
旧正月やレイバーデー(メーデー)、ナショナルデー(独立記念日)など宗教色を感じさせないものもありますが、
大部分の祝日が、グッドフライデー(キリスト教の復活祭)、バサックデー、
 ハリラヤプアサ(イスラム教のラマダン明け)、ディーパバリ(ヒンズー教の光の祭典)、
ハリラヤハジ(イスラム教のメッカ巡礼者の祝日)、クリスマスと、
世界4大宗教すべて制覇の宗教色満載っぷりです。
そんなところからも多民族国家であることがうかがえます。
75%以上が中国系であることを考えると、
キリスト教や、イスラム教、ヒンズー教の祭日が国家の祝日として制定されていることが意外でした。
 
ということで、その日のおでかけはとりやめ。
ニートは無駄な出費につながる外出は控える方針です。
 
話すことがないので、私がシンガポールで食べた冷たいスィーツを一部紹介します。
英語のスペルを確認するのが面倒なので、勝手ながら割愛させていただきます。
 
              【アイス カチャン】
     
この国でいちばんポピュラーな赤・黄・緑の3色シロップがけの伝統的かき氷。
$2.5(170円くらい)だったと記憶。
メインの具は甘く煮たあずきとコーンです。
コーンを甘く煮るなんて、と思いましたが、欧米人からすると豆を甘く煮るセンスと同列ですかね。
これは粒々ピーナツもかけられており、ピーナツアイスカチャンという名前でした。
中を掘っていくと、アタップチー(椰子の一種)らしき実がでてきました。
こちらのかき氷には中にも具がたくさんあることが多く、
体が冷えてきても、下のほうにたどりつくまで食べることをあきらめられません。
 
 【グリーンティ アイランド ウィズ フレーバード アイスクリーム】
     
一見、日本でもありそうなあずきのかき氷のお茶アイスのせ。
$3.5(240円くらい)でした。
相違点はあっさり味のたっぷりとした量のあずきと、寒天ではなくナタデココを使っているところ。
いちばんはおそらくパンダンリーフとかいうこちらの方が大好きなフレーバーで仕上げているところです。
お茶の香りと明らかに違った不思議フレーバーでした。
日本のつぶあんを想像してずっしりと重そうに思ったのですが、
あずきがあっさりしていたので、最後までおいしく食べられました。
 
          【グラメラカ ウィズ アボカド】
      
アボカドと黒糖のまったりしたシンフォニーのジュース、かき氷のっけ。
上のスィーツと同じお店で、$3.5(240円くらい)でした。←食べたのは別の日です!
メニューの写真ではかき氷がはっきりてんこ盛りだったのですが、
店員さんがおっとりした方だったからか、ジュースがぬるかったからか、
渡されたときにはこのようにかなり溶解しておりました。無念。
かき氷と一緒にジュースもスプーンですくってゆっくり味わうつもりが、
ふっといスプーンで一気飲み。
3分でフィニッシュでした。
たぶん豆乳ベースだと思うのですが、濃厚な味に仕上がっていて、もはや判別不能。
おいしかったのですが、あまりの早さで平らげたため、満足感はいまひとつ。
 
あまり絵にならないという理由で写真がありませんが、仙草(漢方ハーブ)ゼリーや、
ナツメや白きくらげを具に使った漢方薬のデザートスープもよく食べています。
中華系のスィーツは、医食同源の考え方がベースにあるのか、
漢方薬にもなる食材を使ったものが多くて、ちゃんと効能もあるらしい。
あっさりとして甘さも控えめ。
「だって体にいいんだも~ん」と、心行くまで食べられるのは、女性にはうれしいところです。

 
ほかにも、色々食べているのですが、カメラを持っていなかったり、
 食べかけてから写真を撮り忘れていることに気づいたり、
相方の冷ややかな視線が気になってカメラを取り出せなかったり。
ちなみに上記はすべて、ひとりで出かけて、ひとりで心置きなく写真撮影後、ひとりで食べたもの。
私って、孤独?
私自身も食べ物の写真を見るのは大好きなので、
今後もコレクションを充実させ、おいおいUPしていきたいと思います。