カトリック菊池教会 


毎週の福音書と典礼にそって人生の素ばらしさを探る一言
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「今週の公教要理の錠剤」50

2012年12月07日 | 神父様からメッセージ(C年)
C年 待降節の第二主日  2012・12・9
 「カトリック教会の教え」から
「旧約の法律と十戒(2)」
旧約聖書の十戒はイエス様から捨てられた法律ではなく、むしろ完成された本当の意味やメッセ
ージを強調し、神様の心を教えてくださいました。十戒は次の通りです。
私はあなたの主なる神である。
1)わたしのほかに神があってはならない。
2)あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならない。
3)主の日を心にとどめ、これを聖とせよ。
4)あなたの父母を敬え。
5)殺してはならない。
6)姦淫してはならない。
7)盗んではならない。
8)隣人に関して偽証してはならない。
9)隣人の妻を欲してはならない。
10)隣人の財産を欲してはならない。
このような掟によって、神様は天地創造の時から人間に生きる道を示してくださいました。それによって神様とイスラエル人達とは愛の約束で結びあいました。この約束によってイスラエル人達はいつも神様を自分の人生の同伴者と思うようになり、神様の愛のもとで生きることを覚えました。イエス様もこの掟を御父である神様との関係において、それを基本にして守るように教え,重ねてより深く簡潔な掟を教えてくださいました。それは「神様を愛することと隣人を自分のように愛すること」です。旧約聖書の中で神様へと愛の約束は、十戒を守ることを通して示されました。イエス様の掟によって、神様の愛の約束は命を尽くすほどの隣人への愛を通して示され、神様の忠実な愛への答えとして一つになりました.

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