「おすすめの日本酒は?」という話題になると、「庭のうぐいす」(福岡県久留米市)、「産山村」(熊本県産山村)、「寒北斗」(福岡県嘉麻市)などを挙げますが、この一本も必ず言います。(「十四代」(山形県村山市)も最高ですが、何せ入手困難の上高価なので。)
「香露」。
(先日単身住まいから自宅に持って帰って来て、年末年始用に冷蔵庫の野菜室で保存中でした。)
造っている蔵元は、「株式会社熊本県酒造研究所」というちょっと印象的な名前です。
それもそのはず、「熊本県酒造研究所」は、今や全国の吟醸酒に必須の酵母「きょうかい9号酵母」の発祥の蔵元で、その元株の「熊本酵母」を維持・管理する研究機関であり、銘酒「香露」の醸造元でもあるという、2つの顔を持っています。
香り立つこの酒の名前は、研究機関ゆえか、一般公募で決まったそうですが、素晴らしいネーミングだと思います。独特の四合瓶の形とともに、一度聞いたら、そして一度飲んだら、忘れられない銘酒です。
大吟醸酒としてはちょっとだけ値が張りますが十分買うことができる価格ですが、何せ品薄ですので、もし見付けたら、迷わずゲットで。
本日、ちょっと早いですが、晩酌に開栓しました。(笑)
今朝は寒かったです。スイレン鉢の水は凍結。
(昔々、ピータンを輸入する時に使われた甕です。)
地面には霜柱。
大晦日、元日はもっと寒いそうです。ニュースでもやっている大寒波の影響が太平洋側まで来るようです。寒くても晩酌で「香露」をロックで。何も考えずに酒の香りと味わいを楽しみます。
みなさんはどんな年末をお過ごしでしょうか。
香露、私も大好きです。
味・香り共に重厚なイメージ(記憶)がありまして、ロックで頂くのが丁度良いのかなと思いました。
年の瀬、我が家は佐渡の純米大吟醸「上弦の月」を取り寄せてみました。
妻と二人、楽しみにしている所です。
一年間、楽しく、ためになるブログをありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。
良いお年をお迎えください。
年末年始は暖かい部屋で美味しいつまみと日本酒ですね。「上弦の月」、いいですねぇ。開栓はお正月でしょうか。(笑)
新年と言えば寒北斗の蔵見学を思い出します。関西ではなかなかそんな経験はできそうにありませんが、来年もいろいろなことを記事にしていきたいと思います。
それでは良い年末年始をお過ごしください。