去年の暮れのお墓参りの日にお寺さんに寄らしてもらった時「今年は、渋柿の到着が遅かって、まだ十分に出来上がってないんです。」吊るしてた状態で持参しました。
「続きは軒下に吊るして適度な仕上がりを見計らって召し上がってくださいませ。」とひも付きのままをお渡ししました。
しばらく、吊るし柿談議に花が咲きました。
ご住職さんは「硫黄燻蒸に挑戦してみたんやけど、出来上がりがイマイチなんやわ、コレ食べてみて」っと硫黄燻蒸干し柿をいただきました。ウチに帰って早速、試食させていただきました。
ご住職様
いただいた、硫黄燻蒸干し柿、サイコーに美味しくいただきました。
「表皮が硬い」とおっしゃってましたが、全然オッケーです。
「中が半熟のようで固くなってない」とおっしゃってましたが、全然オッケーです。
和生菓子のようで、とても美味しくいただきました。
このなかの実の半熟加減はなかなかのモンやと思います。過ぎるほどの甘さでございます。
硫黄燻蒸の様子を撮られてましたが、画像をメール添付で送っていただけませんでしょうか?
段ボールと靴下物干しのセットが、鮮烈な印象でした。
どうぞよろしくお願いたします。
わんちゃん様
家庭で干し柿を作る場合、渋柿の皮をむいたあと熱湯に浸けるか、
又は焼酎やホワイトリカーで消毒してから吊します。
しかし、干し柿業者は硫黄燻蒸してカビや変色を防止しているので、
これに挑戦してみることにしました。
硫黄燻蒸するためには密閉できる空間が必要です。
そのため、洋服を仮保管するための段ボールと
脚立の空間を利用する方法をテストしました。
写真の左は、柿を吊したところで、右はポリエチレンで密閉したところです。
柿は、靴下などを吊す洗濯用ハンガーで吊っています。
この空間で硫黄を燃やすと、温泉の地獄のような臭いが
しますので、その臭いが漏れないようにしているのです。
硫黄は3g。燻蒸時間は30分で、思いのほか簡単でした。
段ボール、脚立どちらもOKでした。
硫黄燻蒸した柿を、軒下に吊して、約3週間乾燥したところ
変色は少ないのですが、硬い皮ができている。
中はとろとろ。どうも干し柿と言えるものではない。
問題は乾燥です。
硬い皮ができないように、平均的に乾燥するためには、
どうしたらよいか。乾燥場所や温度、湿度、通風など
今後乾燥条件を研究していこうと思っています。
ご住職様、ご成功お祈りいたします。
(けど、わんちゃん的には、十分成功されてると思うのですが)
「続きは軒下に吊るして適度な仕上がりを見計らって召し上がってくださいませ。」とひも付きのままをお渡ししました。
しばらく、吊るし柿談議に花が咲きました。
ご住職さんは「硫黄燻蒸に挑戦してみたんやけど、出来上がりがイマイチなんやわ、コレ食べてみて」っと硫黄燻蒸干し柿をいただきました。ウチに帰って早速、試食させていただきました。
ご住職様
いただいた、硫黄燻蒸干し柿、サイコーに美味しくいただきました。
「表皮が硬い」とおっしゃってましたが、全然オッケーです。
「中が半熟のようで固くなってない」とおっしゃってましたが、全然オッケーです。
和生菓子のようで、とても美味しくいただきました。
このなかの実の半熟加減はなかなかのモンやと思います。過ぎるほどの甘さでございます。
硫黄燻蒸の様子を撮られてましたが、画像をメール添付で送っていただけませんでしょうか?
段ボールと靴下物干しのセットが、鮮烈な印象でした。
どうぞよろしくお願いたします。
わんちゃん様
家庭で干し柿を作る場合、渋柿の皮をむいたあと熱湯に浸けるか、
又は焼酎やホワイトリカーで消毒してから吊します。
しかし、干し柿業者は硫黄燻蒸してカビや変色を防止しているので、
これに挑戦してみることにしました。
硫黄燻蒸するためには密閉できる空間が必要です。
そのため、洋服を仮保管するための段ボールと
脚立の空間を利用する方法をテストしました。
写真の左は、柿を吊したところで、右はポリエチレンで密閉したところです。
柿は、靴下などを吊す洗濯用ハンガーで吊っています。
この空間で硫黄を燃やすと、温泉の地獄のような臭いが
しますので、その臭いが漏れないようにしているのです。
硫黄は3g。燻蒸時間は30分で、思いのほか簡単でした。
段ボール、脚立どちらもOKでした。
硫黄燻蒸した柿を、軒下に吊して、約3週間乾燥したところ
変色は少ないのですが、硬い皮ができている。
中はとろとろ。どうも干し柿と言えるものではない。
問題は乾燥です。
硬い皮ができないように、平均的に乾燥するためには、
どうしたらよいか。乾燥場所や温度、湿度、通風など
今後乾燥条件を研究していこうと思っています。
ご住職様、ご成功お祈りいたします。
(けど、わんちゃん的には、十分成功されてると思うのですが)
私は燻蒸となると、栗やバナナ、マンゴー、かんぴょうなどの燻蒸を思い出しますが、ワインの酸化防止のための硫黄の使用は、古くは古代エジプトのワインつくりにも使用されていたという。
私の干し柿つくりは、単純で熱処理もなく、アルコールでふくこともなく、ただ、むいた渋柿をベランダで天日干し(てんぴぼし)するだけで、甘い干し柿が上手にできました。不思議とカビが生えたり、鳥、虫などに食べられたことはありませんでした。素人には天日干しがベターと思います。
調べますと、干し柿の種類は「あんぽ柿」(水分50%程度)、「ころ柿:枯露柿」(水分20%程度)と乾燥状態により区分するという。宇治田原町特産の「古老柿」は、柿の甘味成分が白く粉のようにつくので「ころ柿」です。わんちゃんの硫黄燻蒸干し柿は「あんぽ柿」で中身がゼリー状となるようです。その渋柿の種類はなんですか??市田柿、愛宕柿、甲州百目それとも・・・そんなことより、私は今年も宇治田原の「古老柿」を買ってきて、沢山、食べました。
硫黄のことについてですが、古くからワインの酸化防止、黒色火薬の材料、天然ゴムに硫黄を混ぜることにより粘着力と弾力を増すことが発見されたこと(19世紀後半)、最近では最先端の半導体の洗浄剤に硫黄が使用されていることなど、人類の発展に使用されてきた「鉱物」だとわかりました。
この「燃える石」(ラテン語源の硫黄の意味)は、人類の欲望をもっと燃やすのでしょうか!!!
毎年干し柿作り、楽しんでます。
https://blog.goo.ne.jp/mn1944/e/e6cefa8a06893017ebdb2402e761dce1