【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

とんど祭り:2012.1.15

2012-01-16 | デジカメ紀行

”とんど”は神事です、わんちゃんの住んでる地域では氏子さんが中心になって神事にのっとって、毎年、”とんど”はされてます、しめ縄やお札などを神社に持って行ってました
今年の”とんど”はちょっと違います、神事とは区別をし、自治会行事の一つとして催されることになりました。
そして、お楽しみは?

14日の午後とんどさんの組み立てでみんな集まりました。
場所は神社の傍の田んぼです。
田んぼの地面をよく見ると、稲の切株はきれいに刈り取ってありました(ご苦労様です)


芯にする大きな木です、地面を掘って大きな木を真っ直ぐに立てます

その間に竹藪に竹を切出しに行きました、細いのや太いのやそれぞれ意味があるようでした


みんなでわいわい言いながら、とんどさんを組み立てていきます。


むやみやたらに組み立ててもアカンみたいです。





みんながそれぞれ体験からの意見を出し合って・・・ですね、こんなに立派なとんどさんが出来上がりました。
本番は15日(翌日)です


さて、とんど祭りの当日です。


書初めで立派に書かれた半紙も書き損じた半紙も細めの竹の先っちょの笹の枝に順番にくくりつけてもらいます





しめ縄もダイダイや金目のモノをはずして、とんどさんの中に押し込みます。


「皆さん、ようこそお集まりくださいました、10時になりましたので、着火します」と、自治会長さんのお声かけで始まりです





 とんど火の大き焔のただ一度(八木林之介) 
↑ 道草さんからいただきました。

太い竹(長さ2mくらい)は、爆竹に使います、



とんどさんの中に突っ込んでタイミングを見計らってとんどさんから抜いて(今回は)用意されたU字溝に叩きつけます、すると、ボ~~ンと・・・

「わぁ~~」と歓声が。
スゴイ迫力です。

そうそう、お楽しみはおぜんざい!!
お餅はこんがりと焼き上がってるようです(150人分なんで結構忙しかったですよ)


おぜんざいは大きなお鍋で美味しそう・・・

「おぜんざいですよ~~皆さんいらして下さ~い」

美味しいおぜんざいでホッカホカ

とんど祭りも・・・無事終わりました。



【おまけ】
精華町のこの地に引っ越してきて「へぇ~~」って思ったこと
ソレは地域の在所ごとにお寺とお墓と神社があるんです。
神社は春日神社です

ジックリと眺めたわんちゃんでした。
神事としてのとんど祭が8時から氏子さんたちで催されました
ちょっと見学。
なんでも神主さんはお当番制(と言っていいのかどうか)だそうです。
今年はNさんがとんどさんに着火されてました。

提灯から火種を取ってらしたようです。
その火種もおそらく神事にのっとって・・・と想像のわんちゃんでした。






とんど祭りは、全国各地で行われているお正月の行事ですが、その起源は古く遠く平安時代まで遡るようです。
そもそもは宮中で行われていた祭事だったものが、いつしか庶民の間に広まったもののようです。
小正月(1/15)を中心として行われる「とんど焼き」(差義長とも言われる)はお正月の神様を迎えるために飾られたしめ飾りや輪飾りなどを燃やすもので神様を送る火と言われています。

とんど祭りの様々な呼ばれ方

あわんとり(千葉・茨城南部)
御柴灯(おさいとう)
おんべ焼き(単におんべとも)
かあがり(長野県南佐久郡小海町、南佐久郡南相木村、北相木村)
グロ(島根県大田市五十猛町)
さいと焼き
さぎっちょ(富山、石川、福井、高知、福岡、岐阜)
道祖神祭り
とうどうさん(愛媛県、東予地方)
とんど(広島県、岡山県)
とんど焼き
どんと
しんめいさん(広島県東広島市安芸津町)
どんどや(九州)
どんど焼き
どんどん焼き(群馬県)
とんどさん(鳥取県)
ほっけんぎょう(九州/福岡)
やははいろ(東北)
かんじょ(新潟県村上市岩船)

おんづろこんづろ
富山県黒部市宇奈月町下立(おりたて)の下立神社で行われる行事。
燃え上がる炎が鶴の飛び立つ姿に見え、それが「おおづる、こづる」に、それが訛って「おんづろこんづろ」になった。

かんがり、かんがりや(長野県南佐久郡川上村)
かがり火の転とも、歳神様を天に送る(神上がり、神上がり屋・夜)とも言われる。

さいの神・才の神焼き・歳の神(新潟、福島県会津地方ほか。会津地方は後者の「歳の神」と呼ばれる)
福島県会津地方では1月15日に行われる。大沼郡三島町で行われる伝統行事は、「三島のサイノカミ」として国の重要無形民俗文化財に指定されている。

塞(さい)の神まつり
富山県下新川郡入善町上野邑町で毎年1月第2日曜日に行われる火祭り行事で、2010年、「邑町のサイノカミ」として国の重要無形民俗文化財に指定された。

三九郎(さんくろう)
長野県松本地方の呼称で、同地方で道祖神の祭りを統括する神主「福間三九郎太夫」の名前にちなむといわれるが、他にも諸説ある。だるまは一番目立つ頂上付近に飾り付ける。旧来は1月15日に行われていたが、最近は学校の休みに合わせ、1月7日頃行われるところが多い。「繭玉」と呼ばれる米の粉で作った団子を柳の枝に刺して焼いたものを食べ、無病息災の祈願をする。

墨付けとんど(墨付け神事)
島根県松江市美保関町片江地区で行われる行事。1月7日(2010年以降は1月第2日曜日)に行われる。神輿を持ち「チョーヤサー」と言いながら練り歩き、最後は神輿を持って海へ入る。その前の年に結婚した人やテレビのアナウンサーも海に入る。そして参加者や見物人の顔に墨を塗る。稀な例。

墨塗り
新潟県十日町市松之山町の行事。焼きを行った後の行事の名前から。稀な例。焼く対象を「賽の神」と呼ぶ。

どんと祭
宮城県仙台市およびその近辺で行われるものの呼称。1月14日夜に正月飾りを焼き、その火にあたると病気をせず健康で暮らせるといわれる。石巻市周辺では、松の内が終わると漁が始まるため14日にどんと祭ができないという言い伝えがあり、1月7日に行われる。餅を焼くということはなく、だるまは登場しない。子供の祭りともされない。また、特に書初めを焼くということもない。場所の確保等の問題で年々少なくなりつつはあるものの、各地域ごとの神社で行われてきた。中でも大崎八幡宮のものは20万人以上が訪れるというもっとも盛大なもので、仙台市の無形民俗文化財に指定されている。裸参りと称し、男衆がふんどし姿で練り歩く行事も行われる。この裸参りには、女性の参加も増えている(女性はさらしを巻く)。 大崎八幡宮どんと祭
Wikipedia 参照




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4 コメント

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懐かしのどんど (道草)
2012-01-16 06:00:41
最近は「とんど祭り」が復活しつつあるのでしょうか。お祭り的な要素を交えたり地域の行事として、各地で催されている様です。
私の子どもの頃の田舎では「どんど」と呼んでいました。小学校の運動場に竹を組んで、書き初めを燃やしました。
上手な字ほど高く上がると聞かされていて、舞い上がる焼けた半紙を真剣に追ったものです。
もちろん、誰の書き初めの燃え滓かは、まるで分かりませんでしたが・・・。小学校は廃校になり、もう運動場で燃えた書き初めが舞い上がることはありません。

とんど火の大き焔のただ一度(八木林之介)
道草さん おはよう~ (わんちゃん)
2012-01-16 09:21:51
早速にコメントありがとうございます。

”とんど”と言うのもさまざまな呼び方があるみたいです。
さいと焼き、
さぎっちょ(富山、石川、福井、高知、福岡、岐阜)
三九郎(さんくろう)
とんど(広島県、岡山県)
とんど焼き、
どんと、
どんと祭、
どんどや(九州)
どんど焼き、
どんどん焼き(群馬県)
とんどさん(鳥取県)

子どもを中心とした行事になってるところが多いようです
今回が初体験という子供たちも多かったようでまた来年も・・・と言う具合に定例化したらいいなぁって。

若竹を組んでその弾ける音に大きな歓声が上がってました。
”とんど祭り”大切にしたいモンやなぁと思いました。
こんばんは! (ショット)
2012-01-18 21:36:44
わんちゃんさん、とんど・・。
ネット友から画像メールにて送くっていただいてました。
こちらわんちゃんの丁寧な説明と共に沢山の手順を踏んだ画像・・興味深く見せて頂きました。
古くから伝わる新年の行事の様ですね・・。
お汁粉とは・・これまた嬉しいでしょうね!!
わんちゃんのレポート凄い!!
ショットさん こんばんわ~~ (わんちゃん)
2012-01-19 23:22:37
いつも、ご覧くださりアリガトウございます。

昔からの行事は大切にしたいですね。
みんなで引き継いで伝えていけたら良いなぁ・・・
って思いました。

ショットさんの辺りでは「お汁粉」ですか、
こっちでのお汁粉はお餅の入ってないモノなんですよ、おぜんざいとは関西限定の呼び名でしょうかね。

今日は朝からしとしとと雨でした。
庭のお花たちは一息できたことでしょう

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