goo blog サービス終了のお知らせ 

about him

俳優・勝地涼くんのこと。

『涙と感動の仕掛人!ウェディングプランナー』

2008-09-05 02:31:13 | 他作品
2007年6月放映。心に残る結婚式をプロデュースするウェディングプランナーのお仕事を、実際のケース3つを通して紹介する。
1件目は18歳の臨月間近の妊婦さんの結婚式、2件目は子沢山夫婦の遅まきな結婚式、3件目は40代日本男性とブラジル人女性の結婚式。
勝地くんはスタジオゲストの一人として企画から式までの顛末を映した映像にコメントする役どころでした。6月15日放映のスペシャルドラマ『パパの涙で子は育つ』の宣伝としての出演だったようです。

勝地くんが一番反応していたのはやはりというべきか、2件目の子沢山夫婦の結婚式。
結婚直後からつぎつぎ子宝に恵まれたため生活にせいいっぱいで式をあげる余裕がなかった両親のために、19歳から8歳までの7人の子供たちがプランナーさんの全面的バックアップのもと手作りの結婚式をプレゼントする。
尊敬する人は「父親」で、雑誌などのインタビューでもご両親とりわけお父さんの話をよくしている勝地くん、好きな本も『流星ワゴン』『椿山課長の七日間』など親子愛ものが多いだけに、こうしたエピソードはもろツボに「きた」みたいです。

話はとびますが、2006年3月3日放映(生中継)の日本アカデミー賞授賞式(勝地くんは新人賞を受賞。くわしくはこちら)をテレビで鑑賞したさい、人一倍涙もろい彼が泣いてしまうんじゃないかと心配していました。
ドラマのクランクアップや舞台の千秋楽などで毎年のように人前でボロ泣きしていた彼だけに、感涙にむせんで何も喋れなくなっちゃうんじゃないかと。全国放送で大勢の人が見るだけに、泣いちゃったら女々しいとかケチつける人もいそうだし。
でも同時に『さとうきび畑の唄』DVDの特典映像で見たクランクアップ時の涙の美しさが目に焼きついているために、むしろ涙に期待する気持ちもあり・・・。

結局は一瞬涙ぐみそうになる場面はあったものの、基本的に礼儀正しく朗らかに、なんと噛むことなく(19歳当時の彼としてはこれは画期的なことだった)ちゃんとインタビューに答えていました。ホッとしつつもちょっと寂しいような。
隣りが当時12歳の神木隆之介くんだったし大きなお兄ちゃんが泣いちゃったら格好つかないからこれで良かったんだ、でも20歳すぎるとなかなか男の子が人前で泣くわけにいかないだろうから、ラストチャンスだったと考えると惜しいなあ、とかしょうもないことをいろいろ考えたものでした。

・・・それがまるっきり無意味だったことがこの番組を見て判明しました。
人前だろうが感動のままに素直に涙を流すところは20歳過ぎようと全然変わってなかった。
「号泣しすぎですよね」とちょっと照れ笑いしつつ目元を指で拭う姿に何だか胸がきゅんとしました。
女性陣は結構泣いてましたが、男性で涙ぐむのでなくボロボロ涙をこぼしていたのは彼一人。
30になっても40になっても、というわけにはさすがにいかないでしょうが、もうしばらくは涙もろい男の子のままでいてほしいような気がします。


p.s. 同年11月~12月公演の舞台『カリギュラ』の大千秋楽のカーテンコールでも勝地くんはボロ泣きしてたそうです。
その日の舞台を観劇された方たちがブログなどで書いてらしたところによれば、隣りに立つ主演の小栗旬くんが泣いてる勝地くんの頭を「いい子いい子」みたいに優しく撫でる姿がカリギュラとシピオン(二人の役名)の関係さながらだったそうです。見たかったなー。

 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『東京タワー オカンとボク... | トップ | 『パパの涙で子は育つ』 »

他作品」カテゴリの最新記事