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about him

俳優・勝地涼くんのこと。

『デートMASTER』

2008-11-07 00:57:07 | 他作品

 

TBS系の情報番組『王様のブランチ』の一コーナー。若い女性レポーターがゲストとデートコースをめぐり、ゲスト行きつけのお店を紹介する。
2007年8月18日放映の回に勝地くんが出演、レポーターの森山愛子さんとバーチャルスポーツプラザ→西麻布の地鶏料理のお店?でデートしてました。

このコーナーを見るのは初めてだったので、「デートMASTER」というタイトルからいって女性と仮想デートするんだろうなあ、しずちゃん以外の女の子とデートするのはあんまり見たくないなあ(『ハニカミ』が素晴らしすぎただけに)と思ったんですが、実際に視聴してみれば『ハニカミ』にくらべて時間が短いからか事務的というかラブ度合いが低く、さらに後半では映画『阿波DANCE』の宣伝で来たとはっきり発言しちゃってるので、デート番組というよりあくまでデート形式でお店の紹介+出演作品の宣伝をする情報番組という感じで抵抗なく見られました。
例によって勝地くんの(ヘタレな)行動や天然にエッジな発言が楽しかったです。以下個人的見所を箇条書きで。


・待ち合わせ場所の歩道橋の上で「東京音頭」を大声で歌う森山さん。その上手さにちょっと驚く。朗々とよく響くいい声ですねえ。こぶしの回し方もグー。
これは音頭→踊り→阿波踊りという伏線なわけですね。

・そこへ現れた勝地くん。お互い初対面のご挨拶。この挨拶の場面も『ハニカミ』に比べ格段にあっさりしていて、特にラブラブ演出する番組的意図はないのだなとまずは安堵。
Tシャツを着た勝地くんは相変わらず厚みのない体に見えますが、この番組の収録はあの『月光音楽団♪』と舞台『犬顔家の一族の陰謀』の間の時期なんですよね?本当着痩せするよなあ。

・東京ドームシティ内のアミューズメント施設「バーチャルスポーツプラザ 打撃王」へ。
予想通り草野球チーム「中目黒上腕二頭筋」の話題が。さらに『ブランチ』レギュラーで仲良しの斉藤兄弟の話も。
斉藤祥太くんは勝地くんより野球が上手いのだそう。祥太くんは「上腕二頭筋」に助っ人とかで参加しないのかな?まああのチームは野球することがあまりないので(笑)助っ人する機会がないか。

・バーチャルバッティングマシーンに挑戦。一発目は快調にボールをかっ飛ばしたのに、「私の心にホームランを打ってください!」と言われるなり思いっきり空振りという狙ったかのような展開(笑)。
おそらくは素でこういうボケをかましてくれるのが勝地くんらしい。その後はまた調子よく打ちまくってるし。

・続いてパーフェクトトスバッティング(バットで打ったボールを9つの的に当てるゲーム)で二人が対決。森山さんの提案で、もし勝地くんが負けたら罰ゲームとして祥太くん慶太くんの秘密を暴露することに。
「友情を賭けた対決」だそうですが、自分に関係ないところでいきなり賭けの対象にされる斉藤兄弟はいい迷惑です(笑)。「僕の、暴露じゃなくていいんですね?」と確認する勝地くんの声が微妙に嬉しそうだぞ?

・バッティングマシーンの時の好調が嘘のように全然的に当たらない勝地くん。無事当たったのは何と一球のみ。賭けの内容が内容だけにプレッシャーがかかったか?
最後のボールをスカッた時の「あー、くそー!」という叫びがまさに心の声という響き。
「これたぶん、女の子には難しいと思いますよ」というわかりやすい負け惜しみといい、その素直な感情表現に一種感動。「惜しいー!」って、いや全然惜しくないよ?(笑)。
身体を使ったゲームでの対決という点で『フレンドパーク』の時のようなヘタレっぷりを内心期待してたんですが、見事に応えてくれました♪

・ついで森山さんの打席。二本目を外したときの「ナイスアウト!」という明るい励まし?が正直で可愛いです。しかしその後森山さんは三球も的に当てて圧勝するのでした。

・約束通り斉藤兄弟の秘密を暴露する勝地くん。とはいえ「祥太と俺と、二人のちょっと恥ずかしい話」を選択するあたり、ちゃんと自分も責任取って一緒に泥をかぶろうとする潔さがあります。
つーかそうでなきゃ祥太くんに申し訳ないわな。慶太くんは秘密を暴露されずにすんで何より。

・祥太くんと勝地くんがそろって失恋したときの話。
これも失恋して川に叫びに行った話同様(こちら参照)、映画『亡国のイージス』公開当時にラジオ番組で話してたエピソードですね。あの話の「友達」が祥太くんのことだったとは。
それにしても勝地くんを振っちゃう女の子がそんなにいるもんなんですねえ。めちゃモテそうなのになあ。
「そんな時は私を呼んでくれれば、二人ともこの広い胸で暖めてあげたのに、ダメだなあー」→「だから1個しか入らないんだよ」という森山さんの論法が笑えます。

・「アワオドリを食べませんか?」という勝地くんに「また冗談を。アワオドリは食べものじゃなくて、踊るもしくは観る(ものでしょ)」とツッこむ森山さん。
実際この頃「阿波尾鶏」ってまだあまり有名じゃなかったですよね?(私はこの番組で初めて知った) 今じゃファミレスのメニューなんかでも普通に見かけるほどメジャーになりました。

・斉藤兄弟がお酒に弱いことが(森山さんはすでに知っていたので視聴者に対してですが)暴露される。酔っ払うと「かつぢ~、かつぢ~」てずーっと言ってるのだとか。
基本的に16歳以前に知り合った人は彼のことを「涼」、17歳以降からの人は「勝地」と呼んでる印象ですが、斉藤兄弟は例外的に16歳以前からの友達なのに名字呼びですね。

・阿波尾鶏を食べながら、「徳島はいいところですよ」「行ったことあるんですか?」という流れで『阿波DANCE』の話へ。
わかりやすい誘導だよなあと思ってたら、「映画の宣伝で来ました!」と潔く宣言。ストレートさが良い。

・ここで『阿波DANCE』の映像を紹介。『イージス』の時を思い出すような短髪の勝地くん、『デートMASTER』の茶髪の勝地くんと別人のようです。
この紹介映像の中で(映画館などで流してた予告映像でも)阿波ダンスを踊る場面のバックに主題歌であるtrf「survival dAnce」が流れるので、てっきり作中でもこの曲に合わせて阿波ダンスを踊るものと思い込んでました。
その後映画を見たら、テンポは速いもののちゃんと阿波踊りの音楽(「踊るアホウに見るアホウ~」)で踊ってました。

・阿波尾鶏の自家製ソーセージを食べながら「これ美味ーい」と勝地くんが言った時、バックに笑い声が入るのは何だろう。
ゲストの行きつけのお店を紹介、という建前のコーナーなのに、明らかに初めてこのメニューを食べた(=少なくとも常連ではない)とわかる発言をしちゃったからですかね。
その後の「お酒が進むなあ~」が妙になまってるのは徳島弁のつもりか?

・中学生の時のデートの思い出を語る。「映画館の中で絶対にキスをしようと思っ」て、いろいろ計画を立てるあたりの行動・発想が、いかにも中坊らしくて微笑ましい。
「明るい時間に暗くなる場所、それは映画館かプラネタリウムなんですよ」。何ですかこの断言口調は(笑)。どれだけ脳内シミュレーションしまくったんだ。
森山さんにも「調べたんですか?」とちょい呆れ気味につっこまれてました。

・そして結果はどうなったのかとの問いに、「そうですね、チュー・・・・・・」。タメが長いよ!
そして「しました」とのお答え。『JUNON』2007年5月号の恋バナ特集以来、恋愛に関する彼の正直すぎる発言にもすっかり慣れてしまいました。変に誤魔化さず堂々と語る、でもエロないし下品にならない一線は守るバランス感覚があるので、その点は安心してるんですが。
森山さんが「はい、カット~」とナイスタイミングで話を切ったところで大笑いしてる勝地くんの開けっぴろげな笑顔が眩しいです。

・画面がスタジオに切り替わり、祥太くんが「いろいろお世話になってます勝地には」と笑顔のコメント。
ちなみにやはり『ブランチ』レギュラーでこの場で司会役をしている谷原章介さんは『亡国のイージス』で勝地くんと共演していて、そのさいに二人で舞台挨拶などもやってるので、当時の思い出話など話してくれるかと思ってたんですが、何もなしでした。

・森山さんの勝地くん評。「さわやか」で映画のことについて熱く語る姿が「真っ直ぐ」だったとのこと。
確かに役についての分析を熱っぽく語ってた時の彼は、この日一番の格好良さでした。本当に役者という仕事が好きなのが伝わってきます。

 

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