about him

俳優・勝地涼くんのこと。

Short Message 2

2011-08-20 03:44:30 | その他
大変ご無沙汰しております。なんと一年ぶりの更新です。前回、「来年のこの日、彼が25歳になる前にはいくらなんでも復活したいところです」と書いたものの、懸念どおりさっぱり復活の目処が立っておりません・・・。『蜉蝣峠』の感想を、とか言ってる間に、もはや新たな新感線舞台が始まってますし(汗)。

そう、「劇団☆新感線」への参加もすでに三回目、2007年に初めて公演中に誕生日を迎える経験をした彼は、今日また舞台の最中に25歳の誕生日を迎えることになります。しかも奇しくも同じ新感線の舞台。初参加がいきなり“ネタもの”だった彼は、外部脚本の異色作『蜉蝣峠』を経て、ついに本格“いのうえ歌舞伎”作品、それもたびたび再演されてきた超人気演目で、念願だった殺陣(ちょい変格らしいですが)にも初挑戦しています。

いまや「準劇団員?」とも言われ、新感線ファンにもすっかりお馴染みになっている彼は、観劇した方々の感想を見るに全体に安定した演技力で、難しい役柄を生き生きと魅せているらしい。この「新感線」での立ち位置や周囲の評価の在り様に、ここ4年間での彼の役者としての成長ぶりがありありと示されているようで何だか嬉しくなってきます。

一方でその外見にほとんど変化が見られないのに驚きます。4年間どころか、私が初めて彼を知った18歳の頃と比べてさえ目立った変化がない。ごつさのない滑らかな輪郭線も涼しい目元もあの頃のまま。そしてトークなども、さすがに大分場慣れしてきたものの、その受け答えから滲み出す誠実さ・真摯な態度は変わることがない。
どうか彼にはこの先もずっと、どれだけ年齢を重ねても、(蜷川幸雄氏が評したところの)いい意味での「青さ」を、お芝居においても人間性においても持ち続けていてほしいと思います。

25歳、おめでとうございます。

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