マラケシュのレストランで昼食の後は、アトラス山脈中最大のオート・アトラスを越えて一路ワルサザードへ 車窓からの景色は喧噪のマラケシュから田園風景、そしてガードレールもない狭く険しい山道となり・・ ドライバーさんはカーブ続きの道もスピードを落とすこともなくずんずん進んでいきます ひとつ間違えれば崖下に転落のスリルですが、ここはもうドライバーさんに命を預けてひと眠りです ひとまず無事にアトラスを越え、ワルサザードのホテルに入ったのは18時をゆうに超えてからでした ワルサザードは、大きな映画スタジオもあり、「アラビアのロレンス」「ナイルの宝石」「ハムナプトラ」 「グラディエーター」「シェルタリング・スカイ」などの撮影も行われ、映画のロケ地として脚光を浴びています しかし、翌日は映画の街を観光することもなく世界遺産の「アイト・ベン・ハッドゥ」へと向かいました |
対岸から一望するアイト・ベン・ハッドゥは、圧倒されるような雰囲気が漂います
ワルザザードの西約30キロにあるアイト・ベン・ハッドゥは7世紀、先住民族のベルベル人がアラブ人の侵入から 逃れる為にアトラス山脈を越えて築いた巨大なカスバ(城砦)です 丘の斜面に土造りの家が建てられたクサル(要塞化された村)は、アラビアのロレンスの撮影にも使われました 現在、ほとんどの住民は対岸の住居に移住しましたが、今も少数のベルベル人家族は居住しています |
以前は、対岸から浅瀬の石の上を渡った川も、2010年にコンクリートの橋(写真右)が架けられました そこに住んでいない者のエゴとは重々承知の上ですが、やはり石を渡る方が趣があったのにな~ |
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それが、この猫ちゃん お腹が大きいのね
お土産屋さん
アイト・ベン・ハッドゥから対岸方向を見る
対岸にはアイト・ベン・ハッドゥから移住した人たちがいます
頂上の建物の窓からの眺め
凝った設えの外観
さっきのお魚が残っていたので、はい どうぞ!
おかあさん、お魚おいしかったにゃ
アイト・ベン・ハッドゥを発つ前に、ほのぼのとした母と子の姿を見かけました |
'14.03Morocco・アイト・ベン・ハッドゥ・モロッコの猫 |
現在でも丘の斜面に造られた土の家に住んでいる家族が居るそうですね。
家の中って どんなんでしょう。
電気は通っているのでしょうか・・?
歴史を感じます・・
文明にどっぷり浸かった?生活をしていると・・本来の人間としてのつつましやかな生活が羨ましく思います。平穏で質素が当たり前の生活に戻らなくてはいけませんね
石の方がまわりの風景とあっていて趣はあるでしょうね
猫の親子素敵ですね
飼いたくなってしまいそう
↓の馬たちは優しい目をしていて、仲がいいのですね
整然と計画され、直線の連続の近代都市より、日本の下町の路地のような趣がありますよね。きっと心の温かい人たちに親切という世話焼きさんも。
ネコの母子の姿を観るのが好き。優しい目をした母ネコが、時に猛獣の目になり子供を護る。次回の旅では動画をお願いしますね。