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マラケシュの街歩き

2014-04-21 | モロッコ

この日のスケジュールはアトラス越えですが、午前中はマラケシュ観光です

メナラ庭園
新市街にある、12世紀のムワッヒド朝の時代に建設されたオリーブの木が茂る美しい庭園
アトラスの雪解け水を湛えた貯水池ほとりの離宮はスルタンたちのデートスポットでした
※ スルタンは、イスラム世界における君主号のひとつです

クトゥビアの塔
メディナの西にそびえ建ち、ジャマ・エル・フナ広場を見守るマラケシュのシンボルです
12世紀建造、高さ69mの塔の頂上の玉は、広場に幸福をもたらすといわれています


バヒア宮殿

19世紀末に7年の歳月をかけて建てられた宮殿で、壁や柱の豪華な彫刻、天井の細密画は見事です
中庭の周囲には4人の妃と側女たちの部屋が並んでいます


スーク(市場)
フナ広場から北に向かって迷路のような細い通りや広場が広がり、業種ごとにさまざまなスークをつくっています

マラケシュはピンク・シティと呼ばれているように、どこもかしこもピンク色の壁です

スークとスークの間には民家もあります 民家の外壁にある はファティマの手です
ファティマは、イスラム教の開祖である預言者ムハンマドの4女で、誠実で慈悲深く
常に貧しい人を思いやり、病気をわずらう人の手当をすすんで行っていました
イスラム世界で理想の女性像とされているファティマの、手をかたどったものは
幸運のシンボルで邪悪なものから身を守り、救いの手が差し伸べられると信じられ
アクセサリーやドアノッカーなど日常的なアイテムのモチーフとして人気があります


'14.03Morocco・マラケシュ・モロッコの猫