


日本画家 秋野不矩 がインドの大学に客員教授として招かれたのは50代半ば そのインドで彼女の描く絵は大きな変化を遂げました インドに魅せられて以来、93歳で亡くなるまでインドを描き続けた秋野不矩・・ 代表作、洪水の激流に抗いながら河を渡ろうとする水牛の一群を描いた「渡河」や 美術館建設にあたり描いたと言う不矩90歳の作品「オリッサの寺院」に会いたくなり 4年ぶりに 浜松市秋野不矩美術館 へ行ってきました 前回の記事は こちら |
![]() |
日本画家 秋野不矩 がインドの大学に客員教授として招かれたのは50代半ば そのインドで彼女の描く絵は大きな変化を遂げました インドに魅せられて以来、93歳で亡くなるまでインドを描き続けた秋野不矩・・ 代表作、洪水の激流に抗いながら河を渡ろうとする水牛の一群を描いた「渡河」や 美術館建設にあたり描いたと言う不矩90歳の作品「オリッサの寺院」に会いたくなり 4年ぶりに 浜松市秋野不矩美術館 へ行ってきました 前回の記事は こちら |
![]() |
秋野不矩さん自身、他の有名女流画家に比べると
一般的にはそれほど知名度は高くないですから訪れる人も少ないです
自然素材を使った建物はロビーで靴を脱いで上がり
展示作品数の割に広い展示室は床に寝転がったり、座して作品を鑑賞することもできます
インドに行くと人生観が変わるとも言われますが
その一端が不矩の作品からも感じ取られるような気がします
静寂を感じますが
3月と8月では様子がちがいますね。
忙しなく過ごしてきたので、
何時間でも座っていられる絵をじっと眺めてみたいです。
女流日本画家では小倉遊亀、片岡珠子、秋野不矩が好きですが
秋野不矩は女流とつけては申し訳ない気がします
「渡河」と「オリッサの寺院」の前では何時間でも座っていられますよ
この美術館を設計したのは今年まで東大の教授だった藤森照信さん
日本近現代建築史が専門で、これまでに設計した建物は皆ユニークですが基本は自然建築
どこかホッとする建物なので、彼の設計した家は憧れです
個人住宅以外に長野県茅野市にある神長官守矢史料館や
大分県竹田市のラムネ温泉館などがあります
souuさんのセンスの良さはお母様譲りなんですね、きっと
↑midoriさんにも書きましたが不矩さんの本名は『ふく』
『不矩』の文字にはどのような意味が込められているのかは
souuさんに教えていただかなくてはなりませんが
素人考えでは『不矩』の「矩」からは意志の強さを感じさせられます
お義母さまも『ふく』さんと仰ったのですね
実は秋野不矩さんも本名はお義母さまと同じ 『ふく』さんなんですよ
『ふく』を『不矩』と変えただけで
女性的な優しさが消え、男性のような骨太さを感じさせますね
迫力ある画ですね
秋野不矩さんの人生にも感慨深いものがあります
子育てを終えて
後半の人生に 自分がのめり込める事を模索しても
なかなか出会いがないのも現実
この美術館を訪れると パワーが貰えそうな気がします
題名だけ見て「秋野不矩美術館」どこにあるのかしらと
リンクを辿ったら、浜松にあるのですね。
建物がとてもユニークですね。
窓があまりないようですが、内部は暗い感じで展示してあるのでしょうか?
建物の感じから信州の「無言館」を思い出しました。
でも、生き方は全然違います。こういう人生も
素敵ですね。魅力があります。
日本画家なのに花鳥風月が嫌いとは やはり普通の
人にはない素晴らしさを秘めた方なのでしょうね。
うちの亡くなった姑と同じ名です。
でも漢字でなく、ひらがなで書くのですが。
93歳とは長生きされましたね。
この美術館は建物が印象的だったので
前回の記事を憶えています。
浜松へ行く機会がありましたら
こちらの美術館へ寄ってみたいです・・