備忘録として・・
日本の浮世絵版画を再興させた大正・昭和期に活躍した川瀬巴水 巴水生誕130周年を記念した展覧会が先月、日本橋高島屋でありました 広重や写楽など江戸時代の浮世絵には好きなものが多いのですが 明治維新以降、近代の浮世絵はどうも・・ と思っていた私 欧米では葛飾北斎や歌川広重と並ぶ人気の浮世絵師巴水を知って 実物を観たくなりました |
いやぁ~、近代の浮世絵うんぬんの偏見を捨てて観に行って良かったです 全国各地を旅し、旅先でのスケッチをもとにした版画作品から 「昭和の広重」「旅の版画家」とも呼ばれるようですが 実際のところ、広重とは「似て非なるもの」と言えるでしょう 水面に映る周辺の景色の揺らぎ、照明の仄明かりを落とす雨の路面 例を挙げたらキリが無い巴水のやさしさを感じる繊細な観察眼 スティーブ・ジョブスをも魅了した巴水の版画に、私も感動しました |
暫くの間、予約投稿ですので、皆さまの には伺えません
・美術館めぐり・高島屋「川瀬巴水展」 |