2アウト満塁!

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能登の里山里海

2013-06-01 | 金沢・能登

奥能登塩田村

「塩田」に海水を何度も撒き、太陽と風で水分を蒸発させ、塩が付着した砂に海水を注ぎ塩分濃度の高い水を作り
釜で炊いて水分を蒸発させて塩を作る手間暇かけた製塩法を揚げ浜式製塩と言い、400年以上の歴史があります
36リットル入る「かえ桶」で原料の海水を汲んで
塩田の真ん中に置かれた大きな桶に集めます
大きな桶に溜めた海水を小さな桶で塩田にまんべん
なく撒き、海水が乾いたら「たれ舟」に砂を集めます
砂を集めた場所に沼井ぬいと呼ばれる箱を組み立て
かき集めた砂を入れ海水を注いで塩分濃度の高い
かん水を作って、この釜に移し、炊きます
先ず薪で6時間ほど炊きあげ、ゴミや不純物を
取り除き、次に藁で17時間じっくりと炊きあげます

塩田から海岸に下りて海水を掬って舐めてみると、この海水自体がスッキリとした旨みがありました

塩ソフトを食べてみました
なかなかイケます
お土産はもちろん
奥能登揚げ浜塩!
能登半島から50キロ沖合の
舳倉島へぐらじま の宝の塩と味比べ

白米千枚田しろよね        

海に沈む太陽が田んぼを染め上げる美しい夕景などでよく知られる棚田です
平成11年には「日本の棚田百選」に選ばれ、同13年には国の文化財名勝に指定されました



【日本海に沈む夕陽】




世界農業遺産「能登の里山里海」


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