最近はどこのお寺も'お寺はお葬式や法事の為だけのものではない'とアピールするかのように 色々趣向を凝らした催しをするようになりました 昨日は叔父のお寺でライヴがありました チェロの諸岡ゆみ子さんを中心としたフルートとシンセサイザーのライヴ 朝はまだ蕾だった桜もライヴ開演の午後6時頃には5分咲き程度になり観客を喜ばせました 私は... 出演者のお弁当の調達、お稚児さんの世話、裏で働く人たちの統括と ふだん3食昼寝つきの主婦にはいつもと違って大忙し 大変なのはお稚児さん なにが大変かって... 早くから衣装に着替えてライヴの休憩中の出番を待つ子供たちはだんだん飽きてくるし 「あなたはお花」「ぼくはローソク」などと役割分担をし、本番直前に2階の本堂に誘導すると 可愛いお稚児さん姿の我が子をカメラに収めようと親御さんが本堂入口で待機 「○○ちゃん、こっち向いて!」「××くん、はいピース!」 あのォ~~、もしもし、ここで足止めされると困るんですが... ![]() それでも小さなお稚児さんはとっても可愛いから私だって本当は写したい 休憩が終わると私も少しゆとりが出来、ライヴを楽しむことが出来ました そして終盤、思わいもよらぬ曲が演奏されました 先日このブログでもとり上げたピアソラのリベルタンゴ ピアソラの挑発するような情熱的なバンドネオンの音色とは全く違うリベルタンゴ チェロのリベルタンゴはほどよく甘くソフトな音色でした ライヴってやっぱりいいですね~~ ![]() ![]() ここでちょっと諸岡さんについて紹介 ドイツカールスルーエ音楽大学を卒業後、日本とドイツを行き来し その活動はクラシックに留まらずポピュラー音楽の分野に於いても久石 譲のCDや、コンサートに ソリストとしても出演、その他多くのミュージシャンと共演、レコーディングをしている 主な作品に松本幸四郎主演のNHKドラマ『風の盆から』や北野監督の『菊次郎の夏』のサントラなど |