読んで、観て、呑む。 ~閑古堂雑記~

宮崎の某書店に勤める閑古堂が、本と雑誌、映画やドキュメンタリー、お酒の話などを、つらつらと綴ってまいります。

2年半ぶりに倉敷を旅します!

2022-05-01 20:23:00 | 旅のお噂
やっほ〜〜〜!!
実はわたくし、あさって5月3日から5日にかけて、2泊3日の日程で岡山県の倉敷へ出かけます!
あの西日本豪雨のあった2018年の秋に初めて訪れ、たちまちのうちにその魅力の虜となった街、倉敷。翌2019年秋にも訪れて以来、2年半ぶり3回目の訪問であります。
宮崎から博多までは高速バスを使い、博多から岡山までは新幹線、そして在来線を乗り継いで、お昼には倉敷に到着する予定です。高速バスと新幹線の切符はすでに購入済み。
出発をあさってに控え、さすがに気分が浮ついてまいりました。きょうは日がな一日、過去の旅で参考にしたガイドブックをパラパラ眺めながら、どこに寄ろうかどの通りを散策しようかと、あれこれ思案しております。


もちろん、大原美術館でのアート鑑賞も楽しみですし、倉敷お気に入りの酒場で瀬戸内の魚とともに地酒を味わうことができると思うと、もうワクワクが止まりませぬ。
ガイドブックだけでなく、以前読んだ大原總一郎の評伝『大原總一郎 へこたれない理想主義者』(井上太郎著、中公文庫)も読み返しております。大原美術館、そして倉敷の今の発展の基礎を築いた人物こそ、稀有の経済人にして文化人であった大原總一郎その人。読み直しているとあらためて、その見識と哲学に敬意が増してまいります。
コロナ騒ぎで国がガタガタとなった上、規制を撤廃して正常化へと舵を切った海外の諸国からも立ち遅れ、没落しつつある今の日本の情けないありさま。それを見るにつけ、こんな時に總一郎のような確固たる見識と哲学を持った人物がいてくれたら・・・と、切実に思うばかりであります。

GWに入り、各地とも観光やレジャーを楽しむ皆さんで大賑わいのようす。まことに結構なことだと思いますよ。なんせこの2年半近くにわたって、さまざまな楽しみを奪われ「ガマン」させられ続けてきたのですから。
わたしもこの2年間、何度も倉敷へ出かけようとしながらも、結局は実現できずに悔しい思いをさせられ続けました。なので、久しぶりに倉敷へ行って、魅力ある街をそぞろ歩きできるということが、もう無性に嬉しくて嬉しくて嬉しくてなりません。
3回にわたる接種を済ませながらも、これといった副反応もなかった(3回目の後に少しだけだるさを覚えた程度)わたしとしては、もう何も恐れることなどありません(笑)。なので堂々と、胸を張って出かけていこうと思っております!

旅のご報告は、帰ったあとに拙ブログにてたっぷりとやる予定ですので、どうか乞うご期待!・・・って一番期待してんのはオレなんだけどな(笑)。