読んで、観て、呑む。 ~閑古堂雑記~

宮崎の某書店に勤める閑古堂が、本と雑誌、映画やドキュメンタリー、お酒の話などを、つらつらと綴ってまいります。

【ブログ再起動の弁】生きにくい世の中を、少しでも賢く、そして楽しく生きていくために・・・。

2021-11-23 21:06:00 | お知らせ・PR
前回ブログをアップしたのが5月9日。それから随分長いこと、当ブログから遠ざかってしまっておりました。
今回、およぞ半年以上更新しなかった当ブログを「再起動」するにあたり、思うところをお話することにいたします。

半年以上にわたってブログを更新しなかった理由のひとつは、文章を綴って他者に何かを伝えることに、やりがいと意味を見いだせなくなっていたこと、です。
この2年近く、日本社会は新型コロナに対して過剰なまでに反応し、冷静さを失った錯乱状態がずっと続いてきました。「感染者」の増加がマスコミなどでセンセーショナルに伝えられるたび、「緊急事態宣言」やらによる「自粛」が政府や自治体から発せられ、旅行やレジャー、映画館での映画鑑賞、そして酒場で美味しいお酒と食べものを味わうといった、人間らしい豊かな楽しみと潤いを精神にもたらしてくれる機会は、「感染拡大防止」という大義名分のもとでことごとく、問答無用に奪われました。
そして、コロナの脅威と恐怖が過剰に煽られるなかで人びとは疑心暗鬼に陥り、人と人とのつながりや「絆」の多くが失われることとなりました。この2年近くのあいだに、日本の社会はすっかり壊れ、息苦しいものとなり果てました。
このような社会のありように加え、コロナ騒ぎによって直接間接に影響を受けることとなった自分自身の仕事の現状が、わたしの精神にも知らず知らずのうちに、負の影響を及ぼしていたように思います。
このような世の中でなにかを発信したところで、たいして意味はないのではないか・・・そんな思いがだんだん強くなっていき、まとまった文章を綴っていく気力と自信がすっかり失われてしまっておりました。それが、半年以上ブログを更新しなかった理由のひとつです。
そしてもうひとつの理由は、長く更新しなかったためにブログにログインできなくなり、そのことが再開する上での心理的なハードルとなってしまっていた・・・という、まことにくだらない理由であります。くだらない理由ではありますが、どちらかというと第一の理由よりもファクターとしては大きいかもしれません(苦笑)。

そんなわたしが、またあらためてブログを「再起動」することにしたのか。これは三つの理由からです。
まずは、長いあいだまとまった文章を綴っていなかったことで、もともとたいしたものでもなかったオノレの文章力が確実に衰えてきたのを感じ「これはマズい・・・」と思ったことがひとつ。
ふたつめは、気力と自信こそ失ってはいたものの、文章を綴りたいという思いだけはどこかにあった、ということです。されば、ことさら他者になにかを伝えようとするよりも、自分自身がこの世の中で少しでも賢く、そして楽しく生きていくための手段のひとつとして、ブログを綴っていけばいいのではないか・・・そう考えたのです。
そして最後の理由は、ログインできなかったブログにログインできるようになった、というもの。これもまた実にくだらない理由なのですが、再開する理由としては決して小さくないものがありました(またも苦笑)。

なにはともあれ、あまり肩肘張ってまたも更新できなくなってはなんですので、これまでよりも肩の力を抜いて、自分のペースで続けていければと思っております。生きにくい世の中を、少しでも賢く、そして楽しく生きていくために。
こんなふつつか者のわたしではございますが、お付き合いいただける皆さま、あらためてどうぞよろしくお願い申し上げます。

【お知らせ】絵本作家・真珠まりこさんが、宮崎市の佐土原にやってきます!

2014-07-22 20:21:46 | お知らせ・PR
いよいよ夏休みが始まりましたね。もうすでに、ご家族揃って夏を楽しんでいるぞ!という向きも多いのではないでしょうか。どうぞ、楽しく充実した夏休みになりますように。
そんな夏休み序盤の宮崎で、7月30日に見逃せないイベントが開催されます。『もったいないばあさん』シリーズなどで、子どもから大人まで幅広い人気を誇る絵本作家、真珠まりこさんが、佐土原にやってきます!
「真珠まりこのおはなし会 &『イカになあれ』ワークショップ in 宮崎
」と題したこのイベントでは、真珠さんの代表作である『もったいないばあさん』と、最新作の『イカになあれ』のおはなし会のあと、『イカになあれ』のワークショップが行われます。

(拙ブログの『イカになあれ』紹介記事はこちらをどうぞ)

『イカになあれ』は、海の中が舞台のちょっと不思議で、ユーモアもたっぷりの楽しいお話。まさに、今の季節にもぴったりの絵本なのであります。
『イカになあれ』の読みきかせとワークショップを楽しんだら、さらに海へ出かけて宮崎の夏を満喫する•••。そういう夏休みもすごくいいのではないでしょうか。
なにより、真珠さんのような人気絵本作家が宮崎にやってこられるなんて、そうそうある機会ではございませんよ。入場は無料(!)とのことですので、ぜひとも親子揃って参加していただけたらと思います。
わたくしもちょいと覗いてみたい気持ちに駆られるのですが、当日のその時間はお仕事中ということで、残念ながら行けそうにありません。うう。ぜひとも、多くの子どもたちで賑わう楽しいイベントになることを願いたいと思います。
会場は宮崎市立佐土原総合文化センターの小ホールで、時間は午前10時50分から11時50分まで。さきほど申しましたように入場は無料ですが、整理券が必要とのことです。
お申し込みとお問い合わせは、宮崎市立佐土原図書館(電話 0985-30-1037 )まで。どうぞ、奮ってご参加を!
イベントの情報は、真珠さんのオフィシャルサイトのイベント情報のページもどうぞご参照を。

NHKスペシャル『魂の旋律』についてのブログ記事削除のお知らせ

2014-02-05 16:57:29 | お知らせ・PR
本日(2月5日)、作曲家の佐村河内守さんが、十数年前から「曲の全体構成と曲調のイメージを伝える」形で第三者の作曲家に曲づくりを依頼して、自らは作曲を行っていなかったことを明らかにしました。
昨年3月31日、佐村河内さんにスポットを当てて製作・放送されたNHKスペシャル『魂の旋律 ~音を失った作曲家~』。わたくしは視聴後、これを当ブログで取り上げて紹介した上で、その内容と佐村河内さんの活動ぶりを肯定的に評価する感想を綴りました。が、結果として、その内容は(すべて、というわけではないかもしれませんが)誤りであったことになります。
この事態を受け、この『魂の旋律』を取り上げたブログ記事を削除することにいたしました。自戒のためにあえて残しておく、という選択肢もあり得たかもしれませんが、もしそのままにすることにより誤った内容が広まってしまう、ということであれば、それはやはり忍びないものがありました。
自らの不明を恥じなければなりません。ここに、当該ブログ記事を削除するとともに、当ブログを読んでくださっている皆さまにお詫びを申し上げます。

佐村河内さんにはもしかしたら、何かやむにやまれぬ事情があったのかもしれませんし、高みから責め立てるつもりもなければその資格もありません。が、ただただ残念な気持ちを抱いております。
佐村河内さん作曲とされる楽曲は多くの人びと、とりわけ東日本大震災で被災した方々に、大きな感動と希望を与えた、と聞いております。
されば佐村河内さんには、それらの方々に向けてご自分のお言葉で、誠実に説明をしていただけたらと、いまは願うばかりです。

ブログ開設の辞

2013-01-23 22:01:37 | お知らせ・PR
えー。いまさらながら、という感じがすごくするのでありますが、わたくしこのたび、ブログを始めてみることにいたしました、はい。いやほんと、かなり遅れたブログデビューでございまして。かなりお恥ずかしゅうございます(アタマをポリポリと掻く)。

これまでのわたくしにおいては、おととしから始めたツイッターが、ネットにおける最初にして、唯一の発信手段でありました。
ブログにも関心はあったのですが、ツイッターでの発信に満足しきっていて、ブログまでやることはないかなあ、と思っておりました。なんせ、ツイッターを閲覧したり投稿したりするのにもけっこう時間取られてましたからねえ。この上ブログなんぞに手ェ出してたらますます時間取られるだろう、てな感じで。

それがなぜブログを始める仕儀と相成ったのか。
昨年のたしか9月のことでしたが、仕事で外回り(あ、わたくしの仕事は外商専業の書店であります)の最中、仕事でお付き合いのある方とばったり、出くわしました。
実はその方、ツイッターでも相互フォローしている間柄でありましたが、わたくしはあえて、自分の素性は明かしていませんでした。ツイッターはあくまで、仕事とは切り離してやってますから。
ところがその方、わたくしに近づいてきて挨拶してくださったあと、おずおずとこう問うてきたのであります。

「あのう••••••ツイッターで“閑古堂”って名前でやっておられますよね?」

ああ、しっかりバレておりました(笑)。
いささかローバイするわたくしに、その方、さらにこう問うてきました。
「ブログのほうはやってないんですか?」
いえいえやっておりませぬ、とお答えすると、こうおっしゃいました。
「ブログやってくださいよ。もっと文章読んでみたいです。わりと面白いですから」
オダテとわかっていても、ついついその気になってしまうのがバカなわたくしの悲しい性。わかりました!ぜひ前向きに検討します!と調子良く答えてしまったのでありました。

しかしそれからずっと、ブログ開設の件は棚上げにしたまま、月日は過ぎていきました。そしてようやく、ブログ開設へと漕ぎ着けたのであります。いやー、約束しておきながら遅くなってしまい誠に申し訳ございません!と、まずはこの場をお借りしてその方にお詫び申し上げたいと思います。

ツイッターでは雑多な興味の赴くまま、いろんなことをツイートやリツイートしたりしておりますが、当ブログでは基本的に、自分の得意分野に絞って発信していきたいと思います。

読んだ本や雑誌の紹介。書店や出版業界についてのあんなことやこんなこと(いちおう、メインとなるのはこの方面の記述になるかと)。
観た映画や、ドキュメンタリー番組やなんかのこと(時には特撮怪獣モノのことなんぞも熱く語ることがあるかも)。
そして、美味しいお酒と食べもの、それを賞味させてくれるお店のお噂など。

ツイッターでは文字数などの制約で伝え切れないような内容を盛り込みつつ、じっくりとお話していきたいと思っております。ツイッターでは流さない、ブログオリジナルコンテンツ(笑)も出していくつもりであります。
そして、ときおりは雑談や、お遊び文章なんぞも織り交ぜていこうかな、と思っとります。もし旅に出ることがあれば、旅のお噂なんぞもお届けしたいですね。

そして、当ブログの基本コンセプトは「読んでくださる皆さまに、いろんなことをシェアできるようなブログ」。
読んだ本や雑誌、観た映画やドキュメンタリーなどをご紹介しながら、そこから得た興味深いことや、役に立つ(かもしれない)ことなどを、読んでくださる方にどんどんシェアしていきたいと思います。
そして、時には重い話題を取り上げることがあっても、全体としては気軽に楽しく読んでいただけるような、雑誌のようなブログにしていきたい、とも思っております。

たぶん、当ブログを目に止めてくださる方は多くはないとは思いますが(なんせ閑古堂、ですからねえ)、たとえ1人2人であっても、当ブログに立ち寄って何かを得てくださるような方がいてくだされば、とても嬉しいです。
•••少なくとも、わたくしの友人知人や、ブログ開設を勧めてくださった方は、必ずや読んでくださるであろう、と信じますが(笑)。


ということで、はなはだ簡単ではございますが(←どこがだ)、これをもちましてブログ開設の辞とさせていただきます。よろしければどうぞ、お付き合いのほど平に平にお願い申し上げ奉ります(ふかくふかくアタマを下げる)。