1月12日は奥山の磐座と道のしめ縄の掛け替えに登りました。
朝から雨でしたが、神饌所でまずは皆でしめ縄作り。
もう3回目で慣れた方もいらして、まずまずの出来でした。
午後には雨が上がる予定なのだけど、遅いなあ。。。
で、小雨が降っていましたが、しめ縄を持って奥山へ上がりました。
奥山へのゲートになっている竹の鳥居のしめ縄を替えて、
尾根道へ出る頃にはすっかり雨も上がっていました。
「こうでなくっちゃね!」
雨上がりの御山はいつもに増して幻想的で空気が心地よかったです。
幽玄の世界ってこういう感じを言うのかなあと思いながら、
心地よい空気を胸一杯に吸い込んで登りました。
尾根へ出たところにもしめ縄を張りました。
整った感じで満足^^
奥山に登ると毎回ですが、皆がかなりハイテンションになるから面白い。
かく云う私もそうです。
心がうきうきするというか、自然に直接触れる心地よさからか、
なんとも爽快で、踊りだしたくなる気分。
怪しい会話も弾ませながら、7人でワイワイと登りました。
途中何箇所か空気が変わる場所があります。
それを確かめながら登って行きます。
頂上の磐座にも途中何箇所かある磐座にもしめ縄を掛けて祈りを捧げます。
この日は雨模様でしたが、寒くなくて春のような匂い。
「ここは5月にはミツバツツジでピンクに染まりますよ」
などと話しながら、春を待つ気持ちも楽しい。
雨の後で、道はかなり滑りやすかったですが、
誰も怪我もなく良かったです。
途中登山用のロープもつけました。
もう何箇所かロープが必要です。
一か所細いところには杭を打ってみるかなあ。
などと整備計画も話しながら登りました。
奥山への道は、昔、朝町へ抜けたり、芝取りをする尾根道でした。
登拝の道としての整備はきっとOKのはず。
逆に本殿背後の御歳山は御神域として立ち入らない場所にしなくては。
そこにはぐるりに縄を張りましょうと決めました。
色々形を整えていきたいなあと思います。
杉を植えて荒れたまま放置されている植林地も間伐して手入れしたいなあ。
色々ゆっくりじっくり整えられれば良いなあと思いました。
しめ縄張りは、小正月前後にする神社も多いです。
大和特有の勧請縄張りもほぼこの時期です。
小正月は農耕の祭りでもあります。
そんなことで、この時期に定着させました。
稲藁を木槌で打って三人がかりで綯って奥山登拝。
無事うまくできて良かったです。
次回大勢で御山の登拝はミツバツツジの咲く5月の予定です。
山全体がピンクに染まる幻想的な様子を体感してくださいね。
私も楽しみです。
お手伝い下さった皆様、
本当にありがとうございました。