鎮守の杜から
葛木御歳神社神職が、神道についてや、日々感じたことなどを思いつくままに綴った私的なページです。
 



念願の御歳神社オリジナル御朱印帳ができました。

デザインは画家の森田明子さんに依頼。
大好きな龍と鳳凰のデザインが表裏に布印刷で描かれています。



龍神様を初めて強く感じたのは神職になって初めて迎えた歳旦祭の夜でした。
午前0時からの神事の最中に、ゴオォォォォ~!というすさまじい地鳴りのような轟音と共に、金剛山の方角から疾風が吹いてきたのです。

龍脈が通った!!!

そう確信しました。

龍神様はエネルギー体なのだと感じています。強いエネルギーで天と地を繋ぐ。

すっかり寂れてしまっていた御歳神社に新たな風が吹いた瞬間。
ああ、神さまが龍脈を通してくださった。繋がった!・・・と確信しました。

歳旦祭は新しい年を迎える神事。再生のエネルギーが最高潮に高まる時。
やっと吹いた。待ちかねていた瞬間の感動を私はずっと忘れません。

その後も様々な問題山積でした。それを一つずつ解決していくのはまるでジグソーパズルのピースを埋めていくような作業。
たくさんの喜びと出会いももたらされました。

私では無理かもしれないと思うことも何度もありました。
絶望の一歩手前の時もありました。
しかし、解決策はどこかにあるのです。
そうして新たな喜びと共に、私はまた歩みを始めます。

鳳凰は再生の象徴。
炎に焼かれて何度でも蘇る。
蘇り連綿と受け継がれて、伝統になる。
神社はそうやって続いてきたのでしょう。

龍となって天へ昇り、鳳凰となって再生する。
エネルギーの循環を幾度となく繰り返す。

私たちの命たちもその循環の中にある。
壮大な天と地のドラマの中の一員として私たちは存在しているのです。

御朱印帳についてはこちらから↓
http://www.mitoshijinja.jp/syuin.pdf
郵送もいたしますよ。(御朱印帳1500円、送料200円)

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東川優子宮司の神道
    ~かんながらのみちのお話



御歳神社宮司東川優子が神道について解説する講座です。
毎回一回完結のお話ですので、いつからでもご参加くださいませ。
下記のような内容のほか、参拝の仕方、拝礼の作法の実践練習もいたします^^
同じ内容の講座を平日と土日の二回行います。

ご参加希望の方は、mail@mitoshinomori.comへメールで
「〇月〇日参加申込 お名前」でお申込みください。


第14回
4月15日(日) 午後2時半~4時半
4月18日(水) 午後2時半~4時半

玉串の意味と「哲学としての神道」2回目
谷省吾先生のエッセイから、
先生の哲学的神道の考え方を
読み解きます。

第15回
5月20日(日) 午後2時半~4時半
5月23日(水) 午後2時半~4時半

場所:サロン&カフェみとしの森
奈良県御所市東持田269 御歳神社横
参加費:お茶お菓子付き3000円
定員:10名
お申込みは前日までにメールまたはお電話で。
0745-66-1708 
 



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15日は私の神道講座でした。
大尊敬する谷省吾先生の本と、これまた尊敬する南方熊楠の言葉を使って、浄明正直についての話。
講座をすると、私って本当に神社と神道が好きなんだなぁ〜と自覚します。
神道の清浄というのは、障子の美しさなのです。というのが谷先生のお話。
明り障子の柔らかな光、シンプルな木と白い和紙だけの洗練された美。
明るく清浄な空間。
直く正しくあろうとする心持ちが、その空間に静かに存在する。
原罪もなく、苦行もなく、はたまたユートピアでもない。
シンプルに淡々とあることが、実は神道的なのかもしれませんね。
そんな気づきを、実はわたしが一番発見したのかもしれません。
18日にもお話しますね。
お時間あればぜひに〜😊✋️

こちらもお読みください。
http://blog.goo.ne.jp/mitoshi7/e/2711df4e45a4d220b7c14efa83cada25

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今回の私の講座は1日と5日です。
リクエスト頂いたので、ひふみ祝詞を唱えましょう。
そして、鎮守の森のお話。昔の人は神様がどこにいらっしゃると考えたのでしょうか?などなど〜
初めての方も歓迎します。ぜひに〜

第7回かんながらのみちのお話

御歳神社宮司(東川優子が神道について解説する講座です。
毎回一回完結のお話ですので、いつからでもご参加くださいませ。

今回は、鎮守の森やご神体山のお話、ひふみ祝詞を奏上しましょう~などをです。
また、参拝の仕方、拝礼の作法の実践練習もいたします^^
同じ内容の講座を平日と土日の二回行います。


ご参加希望の方は、mail@mitoshinomori.comへメールで
「〇月〇日参加申込 お名前」でお申込みください。



日時:7月1日(土)午後2時半~4時半
7月5日(水)午後2時半~4時半

場所:サロン&カフェみとしの森
奈良県御所市東持田269 御歳神社横
参加費:お茶お菓子付き3000円

定員:12名

0745-66-1708 
 E-mail

http://mitoshinomori.com/






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御歳神社にゆかりの皆様へ。
若葉が眩しい季節になりました。
明日5月3日は11時~御田祭です。
どなたでもご参列頂けます。
お越しをお待ちしていますね。

御歳神社とサロン&カフェ みとしの森の行事予定のリンクを貼りますね。
http://mitoshinomori.com/

5/13ヨーガ・スートラ初級講座
5/14 御歳神社正式参拝と奥山登拝、大和茶がゆ直会の会
5/31、6/3 東川優子宮司の神道講座
6/10摩寿意英子先生のくごなど古楽奉納とハープ&ソプラノ
6/16~18 YURAIいのちのしま舞のワークショップ
6/18 YURAI奉納ライブ
6/22バリと日本の神様~仮面舞奉納と神様トーク
7/16まやはるこ ボイスアートWSとライブ

皆様のお越しをお待ちしています。
尚、サロン&カフェ みとしの森は火曜水曜定休、他に不定休があります。
お気軽にお問合わせください。



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御歳神社宮司(サロン&カフェみとしの森オーナー)東川優子が神道について解説する講座です。
毎回一回完結のお話ですので、いつからでもご参加くださいませ。

第5回目になりますが、今回からは「初級講座」として行いたいと思います。
ということで、今回は、参拝、拝礼の作法の実践練習、正式参拝の受け方、玉串料の納め方など、いまさら聞きにくい~ことを初心に立ち返って解説いたします。

また、今回から、2月26日日曜日と3月2日木曜日と、同じ内容の講座を平日と土日の二回行います。


ご参加希望の方は、参加表明をクリックしてください。また、mail@mitoshinomori.comへメールで「2/26参加申込 お名前」でお申込みください。



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2012年に摂社の遷座祭をした時と2014年に本殿遷座祭の後に書いたブログです。
ちょっといつのことか確認する必要に迫られて探していました。
改めて載せておきますね^^

こうやってみると、色々出来たなあ~すごい!
おこがましいけれど、神様と二人三脚です^^
これを幸せと云わずして、何が幸せなのか~ですね^^
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神社が、劇的に変わりました。 
こんなに多くの事が出来るとは、自分でも思っていなかった。 
ヨクガンバッタヨ、ワタシ。。。 

手水が流れたのが、2005年、4月。 
http://www.mitoshijinja.jp/topics/topics_temizu.htm 

2005年11月。屋根が落ちた旧社務所を壊した。 
http://blog.goo.ne.jp/mitoshi7/e/9ba64f1b5ce09c5cd2f642f7adeb507a 
http://blog.goo.ne.jp/mitoshi7/e/1973321396d89d9a98ef2e2783dea621 

神饌所を改修。社務所に使う。 
http://blog.goo.ne.jp/mitoshi7/e/d462525dc64eaf859ef55cbec9ccb2b7 
http://blog.goo.ne.jp/mitoshi7/e/26f3a626e1b2f01816ce72fa03b4e9d9 
http://blog.goo.ne.jp/mitoshi7/e/decad35e0f3c513e79f848c8f9bfa04c 

瑞垣修復。 
http://blog.goo.ne.jp/mitoshi7/s/%BF%F0%B3%C0 

2007年9月。独立~ 
http://blog.goo.ne.jp/mitoshi7/m/200708 
http://blog.goo.ne.jp/mitoshi7/e/97697c167f1534396fa72cbfc2ff09d3 

2008年10月。転機。 
http://blog.goo.ne.jp/mitoshi7/e/65713a041fe0278ed027cb33d89f20c9 

2008年11月。崇敬会募集開始。2009年4月、第一回崇敬会総会 

月次祭復活。2009年4月。 

境内に砂利を敷く。2009年4月 
御田祭り70年ぶり復活。2009年5月 
http://blog.goo.ne.jp/mitoshi7/e/1c79d890724a8f5e5ae80fcf5da5c63f 

第1回おとしだまの森倶楽部作業&発足式。2009年9月 
http://blog.goo.ne.jp/mitoshi7/e/e199a807cafe9f374b333b3db0245a1f 

2009年12月。宮司就任 
http://blog.goo.ne.jp/mitoshi7/e/789e1ac972055bf7ee545202423c3d16 

2010年5月。階段修復。 
http://blog.goo.ne.jp/mitoshi7/e/8bda8704a26e1bf96b9fb6359ee08f1c 

2010年10月。中鴨さろん&トイレができる。 
遷都1300年祭イベント。能楽と奥山登拝 
http://blog.goo.ne.jp/mitoshi7/m/201010 

2011年10月鈴奉納 
http://blog.goo.ne.jp/mitoshi7/e/73f604d23618dff178ed2c51705c8b36 

2012年9月。摂社八社改修遷座祭。 

さて、自分を鼓舞して、これからも進みます。
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この後、
本殿の内部を綺麗に整えて、本殿の遷座祭も行いました。

2014年4月に2回目の瑞垣修復しました。
これで、一連の平成の大修理が完成しました♪
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*こちらは、2014年の記事
「新しいステージへ 」思うこと /
昨年まで、10年間、神社を綺麗に整えるために、馬車馬の如く動いてきました。
一昨年前の摂社修復、昨年暮れの本殿修復、今年春の瑞垣修復と終えて、ようやく、自分のことが出来るようになったのかもしれません。
それと共に、これからは、御歳神社の内部の事だけではなく、御歳神社を拠点として、外に向かっても発信していく段階に入ったような気がしています。
ようやく、神社と、私と、お仲間たちと、色々な条件がそろって、これから新しいステージが始まる予感です。
この秋から新しく出逢った方々は、きっと新たなステージを進むために神様が呼んで下さったのだと思うことにしています。
自分でも不思議なくらい、この秋以降、友人の輪を広げてきました。それもこれも神様の御計画のうち。
おこがましいけれど、そう思うことにしました。
そう思うことで、私は新たな「力」を得ます。
御歳神社の神様の導きだと思えば、正しく歩いて行けます。
良かった。
大丈夫。
きっと歩いて行けます。
すべてを輝きに変えて。
すべてに感謝して。
未知の領域にまた踏み出します。






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セキスイハイムのページに掲載されました♪
セキスイハイムのページへ
年末年始の風習を子どもたちに伝えたい
お正月は古来の風習を思い起こすチャンス

☆お年玉をあげるのも、おろそかにせずに☆

子どもに「お年玉」をあげる習慣は根強く残っているようですが、子どもにとっては、お小遣いの特別篇としてボーナスでももらうような気分なのかも知れません。「お年玉って、お正月に年神様にお供えしたおもちのお下がりをいただくことらしいわよ。」ぐらいは言った方がいいのかも。子どもたちは「お餅よりお金のほうがいいよ!」と思うに決まっています。それでも「年神様という新年の神様のパワーを分けてもらうのがお年玉なんだから、大切に使わなくちゃあダメよ」と言い添えれば、子どもにとっても神聖なゲーム?に参加するような感覚で、日本古来の伝承を受け止めてくれるかも知れません。

◇資料参照
*葛木御歳神社 お年玉の由来と御歳神さまについて
http://www.mitoshijinja.jp/mean/tosi/tosi.htm

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第二回私の神道講座を神社横のみとしの森サロンで9月11日に行います。

今回は神祭りの黎明期からの神祭りのおこりを、神社という「かたち」から紐解きます。
予定数に達しましたが、これは!と思ったら1,2名は受け付けます。

9月11日 2時半~4時 お茶お菓子付き3000円です^^

~レジメの一部を紹介~
*「祭」の字源
*神祭りのはじまり
1.大湯環状列石 祖先崇拝 日を拝す ストーンサークル
2.荒神谷遺跡  ムラの首長 共同の神祭り 出雲国風土記
*神社の黎明期
3.神籬=ひもろぎ
4.磐境=いわさか 御嶽うたき
5.磐座=いわくら
6.日本書紀神代巻天孫降臨の段
7.神奈備山をそなえた神社のかたち
  手水 御手洗場 みそぎ 白石を踏む 
8.神社の名称〔神庭-かむにわ、斎庭-ゆにわ〕
神社=サンクチュアリsanctuary=聖域 (比較:shrine=霊廟)
お社=やしろ
お宮=みや
9.鳥居…「通り入る」説、「鳥の止まり木」説
    雲南省アカ族 吉野ヶ里遺跡 纏向遺跡
10.注連縄…常陸国風土記

https://www.facebook.com/events/555156834609508/

http://mitoshinomori.com/

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御歳神社宮司東川優子が神道について解説する講座です。

第二回目は神社の境内やご神域の形にスポットを当てて、
鳥居、狛犬等についての解説や、縄文時代から受け継がれる神祭りのかたちを、
環状列石遺跡、「祭」という漢字の意味、神宮の庭上祭祀、
神社に白石が敷かれる意味などを紐解きながら考察していきたいと思います。
まだまだこれから資料とレジメを作るので内容は多少変更するかもしれませんが、
おなじみの「トリビア」的トピックスも織り交ぜながらわかりやすく面白く解説したいと思っています。
初心者大歓迎です^^
ぜひご参加くださいませ。

ご参加希望の方は、mail@mitoshinomori.comへメールで「9/11参加申込 お名前」でお申込みください。

日時:9月11日(日)午後2時半~4時半
場所:サロン&カフェみとしの森
奈良県御所市東持田269 御歳神社横
参加費:お茶お菓子付き3000円
定員:12名

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7月23日は私の初めての講座「東川優子宮司のかんながらのみちのお話」です。
昨夜講座の資料作りが終了♪
なかなか興味深い話を集めました♪
玉串にスポットを当てて、岩戸隠れ、賀茂のみあれ神事のことや、神宮祭祀、江戸時代の垂加神道の秘儀のお話も♪
盛りだくさんでお届けします♪
二時間で語りきれるかな?
でも、あんまり無理矢理詰め込まず、ゆるゆると長く続けたいと思います♪
ぜひぜひいらしてくださいませね(*^^*)


久しぶりに神職講習会のテキストを引っ張り出して…こういうの、私は本当に好きなんだ~と再認識しました♪楽しい♪


7月23日14時から16時
サロン&カフェみとしの森
参加費2500円お茶お菓子つきです

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日本は優しい自然のある国だからこそ、優しい宗教が生まれたのです。
砂漠の宗教は、自然が厳しくそれと対峙する必要があるから超越神が必要だった。
今、グローバルな世界の中で、科学技術が進み、自然が昔ほどの脅威ではなくなると、敵対していた自然を制御しようとする。
自然の中に神が存在しないから…。
こんな時こそ、自然を慈しみ大切なものとして戴く宗教には、果たすべき役割があると思います。
自然や他者を破壊して利益を得るような生き方ではなく、自然とともにつつましく生きる生き方。
日本はそれを選んで欲しいです。
今こそ、果たすべき役割があるはず。
他に追随するのではなく…
宗教対立で戦争にならない国なのですから、その立場を放棄するべきではない。
豊かさは自然の中にあるのです。
http://blog.goo.ne.jp/mitoshi7/e/e31d37574afa683903f4c3460d252c50

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突っ走るためには、迷いは断ち切ります。

ですので、必ず有言実行。
これは言霊にもなります。
言霊を発動することで、実現が近づきます。

まずは、目標を設定すること。
目標を設定したら、それに向かって全力で取り組む。

そうでなければ、実現など出来ようはずがありません。
だから、自分自身に宣言するのです。

「この道で良いのだ!この道を進むのだ!」

で、もし、ダメなら、潔く撤退。
この清々しさこそ、清浄を旨とする神道的な生き方であると思います。

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コメントに大切なことを書いてくださっていたのに、レスをずいぶん放置していました。

書くことに制約を感じてしまって、なんだかやるせなくなっていました。

自由に発言出来なくなったことを感じていますが、なぜ自由に発言出来ないのか、自問自答するような気持ちでした。

「何にも縛られず、自由に発言したっていいのではないか。私が考えている事をありのままに書いても良いのではないか」との思いと、
葛木御歳神社という範疇にある以上、その宮司としての発言としてふさわしい必要があるのでは?という思いと。
それはきっといつまでも続く迷いかもしれません。

しかし、公的な事しか書かないでいると何ともつまらない(笑)
だから、「これは公式ページではありません」と書いて始めたのですから。

宮司になっても私は私のまま、何も変わらない部分があります。
神社の家に生まれたわけでは無く、神仏を日常に接してきた家で育ったわけでもない私が、
いきなり神職になって、カルチャーショックの状態で「興味津々」で飛び込んだ世界。
その驚きは新鮮で、これは、社家に育たなかった者ならでは。
だからこそ、より深く考えてきたこともあるし、まさに何もない状態から一つ一つ悩みながら積み上げてきたという自負もあります。

「奇異」に感じる人がいらしてもいいやん!
私は私としてここにいるんだから。
何十回も自問自答してきたことを、また青臭く考えている今日この頃です。

また自由に書いていきたいなあ~と思います。

これからもご意見頂ければ嬉しいです。


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土曜日から三日間、秋祭り三昧でした。
八幡神社のお祭りは、土曜日の宵宮、神輿への神遷し、
日曜日は当屋宅での朝一番での神事、神輿発御の神事、本祭りとたくさんの神事を行います。
村総出のお祭りです。
八幡神社の本祭りの日の夜に御歳神社の宵宮、翌月曜日に本祭りです。
今回は、龍笛を奏でて下さる楽人さまと二人奉仕でさせて頂きました。

八幡神社のお祭りは、八か大字で百人位の大行列になります。
観光になっている大きなお祭りではなく、村の氏子のお祭りです。
とても濃いお祭りです。

御所市は過疎化が進んでいて、若い世代が外へ出ていくので、お祭りの維持は大問題です。
しかし、一度縮小されてしまうと、元に戻すのには大変なエネルギーが要り、事実上不可能に近くなります。
そこを大変な思いで何とかお祭りの維持に奔走してくださる氏子の方々の熱い思いが盛大な祭りとして結集しています。

千年続くお祭りの危機が今なのだと思います。
千年の重みを受けて、ぜひとも次世代へ引き継いでいきたいと願います。

今年百歳になる氏子さんが宵宮のススキ提灯の巡行に伊勢音頭を唄ってくださいます。
このあたりはお祭りには伊勢御音頭です。
今年は、八幡神社バージョンが加わり、合いの手も練習の成果があり、なかなか良い調子でした。

クリックすると伊勢音頭動画へ



翌日は神輿巡行です。
とても良い天気に恵まれました。





御歳神社の宵宮は、いつものように、静謐な空気に包まれます。
境内にろうそくで灯りを灯して待ちますと、今年は伊勢音頭が聞こえてきます。
慌てて携帯の電源を入れて、装束を着けたまま石段を駆け下りて動画を取ります。
あれっ?唄っていらっしゃるのは?!
村の長老です。
今まで、なかなか唄って頂けなかったのですが、今年は朗々と唄われていました。
御歳神社ではいつもはカセットテープを携帯して流していましたが、今年は生唄です。

皆さん、一緒に歓喜の声をあげます。
拍手が起こります。
「何十年ぶりやろ!伊勢音頭を生で聴くのは!」
「ええ声してはりますなあ~。」「いやあ~ありがとうごございます~」
何とも和やかな空気に包まれます。

御歳神社宵宮動画へ

これこそ、村の祭りですよね。
祭典では、御歳神社の澄んだ空気の中に龍笛の音色が溶けていきます。
賑やかなお祭りではないですが、こんなに濃い空気に満ち満ちた神祭りをできる幸せが心に溢れてきます。
格別です。

楽人をしてくださった方は、こんな村の祭りに中から参加するのは初めてということで、いたく感激されていました。
世界的に見ても、千年も連綿と続く神祭りが今もあるというのは、奇跡ですよね~と話していました。
今までの歩みを改めて語らいながら、今、この場所に居ること、神祭りを行うこと、人々の思いを集めて紡いでいく要にいる幸せを思いました。
どんどん明るく美しくなる境内を眺めて、此の場所、此の時に居合わせたということは、何と言う幸せなのだろうかと改めて思います。

神職になってもうすぐ10年です。
10年という時間以上に長い長い歩みでした。
長い歩みのすべてをかけがえのないものとしてしみじみ感じる幸せ。
「やがて幸福の糧になる」は柳沢桂子さんの著書のタイトルですが、
それを実感できるところに辿りつくことが出来たのはあり得ないほどの幸せなのかもしれません。
そんなことを考えつつ、神様に感謝申し上げつつ、今日の本祭りを終えました。

終わったら、どーっと疲れが出ました。
家に帰ってとにかく横になりました。
眠れないんですけどね。興奮して^^
疲れた私の代わりに、八幡神社で頂いた神饌の鯛で息子が鯛メシと酒蒸しを作ってくれました。
これも幸せ。
心地よい疲労感と共に、また明日から日常が始まります。









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