鎮守の杜から
葛木御歳神社神職が、神道についてや、日々感じたことなどを思いつくままに綴った私的なページです。
 



先日の夏越しの大祓式では、ヒグラシの声が象徴的でした。
高い木々があって、山が迫っていますので、神社の真上からヒグラシの声が円を描くように聞こえます。

ヒグラシの声って、郷愁を呼びますね。
子どもの頃、友だちと別れての帰り道、ヒグラシの声は付きものでした。
あの純真無垢な時代へとタイムスリップするような感覚に襲われます。

今日は、病気平癒の御祈祷を郵送で頼まれていまして、
一人祭典で御祈祷させて頂きました。

夕方ではなかったのですが、日が陰るとヒグラシが鳴きます。
ちょうど祓詞を奏上している間、ヒグラシの声が祝詞に共鳴するようでした。
なんと心地良いのでしょう。。。
装束を着ての祭典は、汗が滴り落ちるほど暑かったのですが、
音だけは、涼しげな音色でした。

今日も良い風が吹いていたなあ。
お姉さまの御病気が良くなればよいですね。

金曜日も御祈祷。土曜日は10時から月次祭。
5日は国道端の淡島神社の夏祭りです。

良いお祭りができますように。。。



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今日は夏越大祓式でした。

予報は雨でしたが、このところ、三連続で、祭典の日の雨の予報を覆して晴れていました。今日も大丈夫な予感がありましたが、その通り、雨は降らずで無事滞りなく祭典を終えました。

夏越大祓式は夕刻に行う決まりがあります。
今日は午後4時開始です。

20名近い参列の方とともに祭典を行います。

先日崇敬者から奉納頂いた太鼓も革の張り具合が馴染んできて、
良い響きを響かせます。
太鼓の音の後、参進。着座。

ちょうどヒグラシが「かなかなかな…」とそこかしこで鳴き出します。
拍子木をたたく響きに共鳴するように、拍子木の澄んだ音の向こう、梢の上の左右正面から響きます。

ああ、何と優しい空気でしょう。
それだけで嬉しい気持ちになります。

大祓詞から祭典が始まります。
大麻でお祓いして、祓物の絹と木綿を「やはりにとりさきて」音による祓。
それから鈴祓を行います。

次に、御歳神さまへの祭典。
神饌を供えて大祓のご報告と御守護を祈願する祝詞を奏上。

その後、拝殿から下りて、忌竹で囲った中で、大祓人形を焚き上げます。
今回は竹を組んで、かまどの代わりにしました。
思い描いた通りにお焚き上げができました。

ああ、ひと仕事終えて、ホッとしました。

お祭りって、気合が入るほどに、終わった後の達成感が格別です。

今日は場の空気と、参列の方の気持ちまで、
一つに合わさって共鳴している心地よさ。
ヒグラシの声が、郷愁を呼びます。

御歳神社は本当に懐が深くて、優しいなあ。。。
なんだか抱かれるような気持で、
実際私が一番感激していたのかもしれません。

何より、たくさんの方が集まって下さって、
久しぶりにお会いする方もいらして、
嬉しいなあ。。。

ああ、幸せな気持ちで、祭典を終えました。

ご参集頂きました皆様、ありがとうございました。
感謝^^







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7月26日午後4時から、夏越大祓式です。
皆さまのご参集をおまちしていますね。

昨年も書きましたが、夏越しは旧暦の6月30日に行われていました。
新暦でいえば、7月末に当たるので、御歳神社では、第4日曜日に行っています。
夏越しは、季節の巡りに従って盛夏に行うのがふさわしいなあと思います。

また、稲がこれから花をつける時期。
大切な実りの前に、台風や嵐の害から守って天地を鎮めようという考え方があるようです。

皆さまの罪穢れを祓い清めるとともに、あめつちの恵みへの祈願でもあります。

良い祭典ができますように。。。。


さて、奥山整備の事業申請書類を今日市役所に提出してきました。
ああ、身軽になりました!!
慣れない仕事で、結構大変でした~
山の持ち主様のご協力を以て、スムーズに申請へ運んだこと、
本当に感謝です^^

今日は夕方仕事が早めに終わったので、日暮れまでお掃除していました。
久しぶりに、ホッとしました。
電灯が灯った拝殿で、ご挨拶したら、優しい空気に包まれて、これまた幸せな気分。。。

このところ、本当にバタバタでしたから、ちょっと深呼吸でした~

気持ちを切り替えて、夏越しのお祭り、しっかり務めたいと思います。

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「おとしだまの森」と名付けた御歳神社の奥山の整備情報をお知らせするブログができました!

「おとしだまの森整備情報」です。
http://mitose-forest.blog.so-net.ne.jp/

現在の奥山の様子や、整備計画、整備の指針となる考え方、描く山の様子など、様々に語っていきたいと思います。

メインのライターは、奥山整備のリーダーのtaさん。
サブで、私も投稿します。
里山整備と言ってもイメージしにくいかもしれないので、
私たちの考え方、目指す方向を少しずつ書いていきたいと思っています。
ぜひ、ご覧くださいね。
そして、コメントも頂ければ嬉しいです♪

「おとしだまの森倶楽部」は現在26名です。
7月中に県へ申請して、正式に発足します。
第一回の総会を9月初旬に持ちたいなあと思っています。
また、詳細は「おとしだまの森整備情報」にも書きますね。

色々形になっていくことが何よりうれしいです♪

写真は、太古さんが撮ってくださった御歳神社のご神体山と奥山の全景です。
まずは、枯木の伐倒と間伐。
間伐材を使ってこの頂上までの登拝路を整えていきます。

設立趣意書等は御歳神社公式HPからご覧くださいね。

*ブックマークにも入れました。



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明日は新月で日食です。

ようやく奥山整備の申請書類が整ってきたので、
明日はその総仕上げをする予定でした。

ですが、今日の夕方から夜、
バタバタと明日紹介したい人がいますと電話が二件。
夏越しも近いのですが、こういう御縁は、断れない。
繋がりかけた糸を自ら切るのは賢明ではない。
多少無理すれば会えるのなら、会う方を選択します。
御縁はそうして繋いできました。

明日は、新月で、日食。
岩戸が開くのかな~

明日お目にかかる方々はきっと浅からぬご縁がある方なのでしょう。
楽しみ、楽しみ。。。

プラスの方向で忙しい時は疲れても回復します。
ああ、夏越しはバタバタで突入せよ!ということね^^
今回の課題はそういうことか。。。

祭典前日にぐ~っと気持ちを高めないと。。。
その心構えですね^^

奥山整備も同じタイミングで仕上げます。
新月と日食のエネルギーを頂かないと~

ちょっとくらくらします。
そのすべてをワクワク楽しみにしています。

物事を進めるのは、起こる事象ではなく、
心構えです。
状況ではなく、意志の力です。

私はそんな風に信じています。。。




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一昨日の夜半は雷雨でした。
雷の光を「稲妻」と言います。
稲の妻です。

梅雨末期に猛烈に降る雨は、稲の実りをもたらします。
田んぼは女性性で、雷は男性性かな。
「ツマー夫・妻」は古代は、女性ではなく、配偶者の一方である異性を表します。

稲妻によって、稲が実ると考えられていたのですね。

一昨日の雷雨は、私にとっても嬉しい恵み。

実は、御歳神社の手水がほとんど止まっていたのです。
せっかくホースを替えたのに、やっぱり駄目か。。。と
落胆の気分でした。
それが雨の翌日、勢いよく流れていました。
ゴウゴウと天の恵みを喜んで流している風情。
龍神様の舞踊りが見えそうな勢いでした。

今日も朝から結構の量の雨です。
私自身が潤う様な気分!
ちょっと多忙過ぎて、疲れていたのがすいーっと流れたようです。

週末日曜日は、夏越大祓式です。
昨日は、崇敬会の方が、夏越しで人形を燃やす竹の囲いを作って下さいました。
かまどを使わずに、小さな焚火で燃やしたいと思っての発案です。
うまく行くと良いのですが。。。
当日、お楽しみにね^^





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最近、神饌に供えてあるお米を食い散らかす輩が居るのです。
鳥だと思っていたのですが、雨上がりで足跡が付いていました。

タヌキかな?
皆さん誰だと思いますか?

サルも結構いるのですが、足跡からサルではない様子。
先日、山には鹿のフンがありました。
鹿も生息中。
猪は、金剛山麓では結構な被害が出ています。
御歳神社の奥の山塊にも居るようです。
イタチもいます。
ムササビは天井裏に棲みついて、泥を落とすので、天井の隙間に網を張りました。

さて、今回の犯人は??^^

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日曜日は大淀町矢走の天髪王神社の夏祭りでした。

御歳神社をはじめ、宮司が高齢になりましたので、このところ、殆ど一人祭典です。天髪王神社でも、一人奉仕もしましたが、御扉を開けてのお祭りは今回初めてでした。

御扉を開ける祭典の時は、石段を上がって、本殿の下に座を設けて、祝詞を奏上します。

石段を上がった時、不意に重厚な力強い神様を意識して、ちょっと驚きました。天髪王神社の御祭神は建御名方神(たけみなかたのかみ)。軍神として名高い諏訪大社の神様です。
ですので、今回は私が奏上させて頂きますね。と心中で申し上げて着座しました。

天髪王神社は、山の頂にある神社で、ヒノキやカシ、ケヤキ、クスなどのご神木が
立派です。そこを風が通り抜けます。

この日も暑かったですが、良い風が吹き渡っていました。

少々の緊張感と、身近で奏上させて頂いた嬉しい気持ち。。。

土日二日連続のお祭りが終わってほっとしました。

矢走では次は秋まつりですね。
ここでもススキ提灯が上がり、珍しい当屋渡しの神事が行われます。

さて、次回のお祭りは、御歳神社で7月26日の夏越大祓式です。
良いお祭りができますように。。。



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今日は24号線小殿北の交差点の手前にある工業団地で地鎮祭でした。

数日前の予報は雨でしたが、暑い日になりました。

地鎮祭は結構緊張します。
通常のお祭りより、式次第が複雑で、やはり、神社の中ではなく、神様をお招きしなくてはならないからでしょうか。
施主さんや建設会社さんにもいつもご協力頂きます。

ただ、この緊張感と、終わった後の安堵感がクセになります^^

今回は久しぶりだったので、余計、緊張しました。

出来るだけ、ご参集の方に、神様の御守護を感じて頂けるように願います。
今日、建設会社さんが、「祭典中、良い風が吹いていたのに、終わったら、止んでしまいましたね~」と仰せで、私もそれを感じていたので、今日は結構自分では、やり切った感です^^

工場を新築されるのは、G工業という長ーい歴史のある鋳物業の会社で、事務所も工場も移転してお越しになります。大和時代、日本でほぼ最初に今の大阪南部で鉄器を造り、今の五位堂に移り住んで、室町時代には、お寺の梵鐘を作っていたというすごい歴史をお持ちです。

で、この葛城にも、大和時代のたたら製鉄の遺跡がありますし、御歳神社の奥山では銅と鉄が採れて70年程前まで水簸していた遺構がありますとお話ししたら、興味津津でおられました。きっと葛城の地を選ばれたのも、葛城の神さまが呼んでくださったのかもしれませんね~と祭典の後は、そんなお話で盛り上がりました。

さすがに汗びっしょりになりましたが、良いお祭りとなりました。

明日は、大淀町矢走の天髪王神社の夏祭りです。
村人総出のお祭りです。
今回は一人祭典で、祭主を務めます。
明日も良い風が吹きますように。。。
良いお祭りとなりますように。。。



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私のもう一つのお仕事はくもんの先生です。
これも、天職かも~と思う事もあります。
子どもたちと触れ合う事は、とても元気をもらいます。
私もいつも元気一杯、ハイテンションで付き合っています^^
今日折り込んだチラシを載せます^^
鎮守の杜とは、関係ないですが、読んで頂ければ嬉しいです^^
私の一つのポリシーみたいなものかな。
早いもので、14年目に突入しました。
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「学習に型から入るー「学習作法」を身につける」
     

茶道や華道、武道や伝統芸能には、独特の作法や型があります。このような世界では本質を知るために先ず型の習得から入っていきます。型どおりの動きを自分のものとして、その呼吸を体得するという考え方です。合理的とは対極にあるものかもしれません。それが、戦後、米国や高度経済成長の影響で、「効率的に」「手っ取り早く」の考え方のもと、古いものとして忘れ去られてきたように思います。私自身、合理至上主義的な時代の中で過ごしてきましたが、バブルが崩壊して少し物事がゆっくり流れるようになって、最近そういった世界が見直されているように感じます。

どちらが良いのか一概には言えませんが、子どもの教育に関して言えば、効率だけを考えて、答えを教えて覚えさせるような付け焼刃的な学習ではどうしても底が浅くなります。差し迫った受験の場合は、効率重視も致し方ありませんが、少し余裕を持って学習に臨める時期ならば、日本の伝統的な習得法というのは、案外遠回りのようで「生きる力」を身につける最善の方法なのかなあと感じます。

少し前、「指示待ち症候群」などという言葉がマスコミによく登場しました。いつも手取り足取り懇切ていねいに教えてもらう学習を続けた結果、自分自身で考えて行動することができない人間が社会に大量に排出されたというのです。

KUMONは、自習形式、くり返し学習が基本です。他の塾に比べて特殊な学習法のように思われますが、実は、先述の茶道や武道のような日本の伝統的な習得法に近いのだとわかります。ある意味地道で粘りを必要とします。しかし、粘り強く学習する子どもたちを見て、ああ、この子たちは、「学習の作法」に則って「自ら学ぶ」ことを実践しているのだなあと実感します。

KUMONの学習作法とは、簡単にいえば「例題を見て、前に習った知識を駆使して、解き方を考えながら答えを導き出す」学習法です。もちろん指導者はアドバイスを送りますが、出来る限り「自ら考える」手助けに徹します。人生の一時期、このような学習作法に触れるというのは、きっと社会に出てから役に立つのではと考えています。「生きる力」「社会に出て役立つ力」を身につけさせたいと誰もが願います。KUMONの学習を通して、そんな力が身につけられればと思います。



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今日は七夕でしたね。

七夕で満月。

雲が出ていて天の川は見れませんでしたが、
夜半近くになって、朧月がうすぼんやりと、
それでも屋根を照らしていました。

今日の逢瀬はうまくできたのかしら…。

きっと雲の上で、満月の光を浴びて…
だったかもしれませんね。

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ご神体山に久しぶりに入りました。

見事なシイの木の森。
照葉樹林の極相林といった趣き。


樹冠は、シイの木が程良く空間を埋めていて、
しかし、光が地面まで差し込みます。
地面近くでは、低木もちゃんと育って、地面を守っています。

緑が層になって織りなす美しい森です。

まさに理想とする森の形を神様から見せて頂いたような気持でした。

ちゃんとお手本は、神さまが用意されていたのですね^^

しかるべき時期に、驚きを持って、それを知りました。

ああ、ご神体山全体を、そんな風に整えたいと思いました。




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一日は月次祭でした。
雨の予報はどこへやら、良い天気になりました。
しかし、風が強くて、拝殿は涼しくて心地よかったです。

祝詞で、「科戸乃風乃天乃八重雲乃吹伎払布事乃如久気吹伎払比」と読みながら、
ああ、科戸の祓の風が天の八重雲を吹き払うように、祓ってくださっているなあとちょっと嬉しくなりました。

祭典中に良い風が吹くとそれだけで気持ちが良いですね^^

昨夜は涼しいというより、窓を開けていると寒いくらいでした。

今年も天候不順の予感ですね。
雨も極端に少ないですし。。。

世の中が大不況の中、せめて、大地の恵みは順調に頂けるようにと祈っています。
海ではエチゼンクラゲが大発生の予報。

明るいニュースが少ないなあと思います。

農作物の生育はどうなのかわかりませんが、
世の中が何となく暗くなってくると、
不具合は色々な方面に波及するようにも思います。
明るい、暗いは、突き詰めれば、人の思惑。
それがマイナスのエネルギーを発生させて
ますます暗くなるというのはあるかもしれません。

少しでも明るい兆しを見つけて、プラスのエネルギーに転じたら良いなあと思います。

雨の恵みが十分にありますように。
日の恵みを十分に頂けますように。


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