ちょっと予定がなくなったので、思い立って玉置神社へ走りました。
用事を済ませて、出発が1時半。
遅くなったので、どうしようかと思い、玉置神社へ電話を入れました。
「今日は○○さんは勤務なさっていますか?」
「ああ、私ですが…」
で、5時前に行きます旨をお伝えして出発。
御歳神社に参拝して2時過ぎに玉置神社へ向かいました。
良い天気の中、ビュンビュン走らせて4時半頃到着。
本殿にゆっくりとお参りして御神籤を引きました。
あははっ!さすが玉置の神さま。
素敵な言葉を頂いて、社務所へ。
○○さんが入り口で待ちかまえていてくださいました。
「私は待っていますから、先に参拝をして来て下さい」
に促されて、三柱神社に思いを込めてお参りして、玉石社へ。
誰もいない空間で、山が身近に感じます。
玉石社の前で、座礼で参拝したくなって、正座しました。
ゆっくりと参拝。
初めてまっすぐ風を感じました。
包まれるような幸福感で、しばらくすわりこんでいました。
本殿では、ストレートに感じることはあったのですが、
玉石社で空気の揺らめきを感じたのは初めてだったので、
一人感激していました。
社務所に戻ったら、座敷へ上げて頂いて、しばし歓談。
今日は当直ということで、初めてゆっくりお話させて頂きました。
長い道程だったなあ…
昨年宮司になったこと。それまでの長い歳月の経緯を初めてお話しました。
話さなくても、きっと感じてくださっていたと思います。
神職だからこそ、神職として本当に向き合うからこそ生まれる苦悩をお互いに共有できたような気持ちで嬉しくなりました。
玉置神社は有名過ぎて、様々な御苦労があるのだと思います。
真っ直ぐ生きて行くのは本当にしんどいです。
真っ直ぐ風を切って生きて行くことは。。。
でもね、それ以外の生き方を出来ない。選べない。
私たちは神さまに嘘をつけないのですよ。
だから、真っ直ぐ真っ直ぐ生きて行く。
「大神様のお力をお借りしないと、無理ですもんね~」とは、○○さんの御言葉。
狭間で揺れ動く悲哀を垣間見ました。
でもね。ぐっと黙ってただ神さまに向き合っていらっしゃる様子が、それでも素敵でした。
強い神さまにお仕えするのはしんどいことかもしれませんね^^
「東川さんも色々あったんですね~
でも、その中で、喜びを感じられるから幸せですよね!」とこれも神職ならではの喜びです^^
私が数年前に作った由緒書を持ってきてくださいました。
大切に置いておいて下さったんですね。
「あの頃は本当にしんどかったんですよ~
でね。『日本をよくしていくために、一緒に手を組みましょう!!』
と言って握手して下さったの、覚えていますか?
駆け出しの神職だった私は、ものすごく元気付けられたんですよ!!」
と申し上げたら、照れていらっしゃいました。
日が暮れるまでお話して、では、もう一度握手しましょう!と今度は私が申し上げて
固い握手を交わしました。
御歳神社同様、玉置神社の神様も、私の今までの歩みをすべてご存じです。
何度も助けて頂きました。
道を間違えずにここまで来れたのは、まぎれもなく神さまのお導きです。
まだまだ足りないのは百も承知です。
でもね、私は人間ですもの。
それでも私は精一杯なのですもの。。。ねっ♪
そんな私をいつも優しく包んでくださる玉置神社の神さまに感謝です。
私の中では、御歳神社と玉置神社は兄弟のような神社なんです^^
とっぷり暮れて駐車場へと向かうと本当に美しい中秋のお月さまが輝いていました。
ああ、神さまも山も木々も星も月も、いつも輝いています。
いつも変わらずそこにあります。
ずっとずっとね^^
熊野に入ると元気になります。
よみがえりの地です。
久々でしたが、また来ますね。
私の原点を見直す場所でもあります。
感謝。