一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

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住宅リフォームの楽しさは…

2008年08月13日 00時34分55秒 | 建築家の日記
▲梁の形状、色、天井の仕上げとの組合わせも変更していくことに…



みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

住宅リフォームと新築、それぞれ面白さがあります。


住宅リフォームの場合は、事前にすべて決めていても

変更しやすい楽しさがあります。


「これ、どうしましょう?」と聞かれる楽しさがわかりますか?


現場で考えてベターな方法へと変更していく、面白さがあるのです。

職人さんとも話をして決めていくのです。


そうすると、職人さんも面白いのです。

そこに、お施主さんがいれば、お施主さんとも決めていきます。


そうすると、みんなが楽しいのです。



事前に何も決めないままでいるはダメですよ。

まず、事前に決めておく、そしてさらに現場でも確認して考える…

しかも、職人さんにも機嫌良く対応してもらうにはどうするかも考える…(^^)ゞ


意見をもらいながら、一緒に考える…これが面白いのです。

理由を説明しながら、納得してもらう。

「ゴメン!」と迷惑を掛けるときには、職人さんに素直にあやまる。



そして、設計から始まって考え続けた建物が、ついに完成!

建築を仕事にしている者が味わえる楽しさです。



ハウスメーカーや建売のように同じ家はもちろん、同じような家もありません。

施主によって、すべて全く違うのです。





▲職人さんにも、完成を楽しみにしてもらえる住宅なら、気持ちよく仕事をしてもらえます。



もちろん前提は、施主に喜んでもらうことです。

建築を設計する者は、自分の作品だと勘違いしてはいけません。

これからずっと、施主が住宅として住まう家なのです。

これを忘れると、作品としては良くても住宅としては?とういう結果になります。



完成するまで工事中は現場へ行かない設計者が多いのですが、不思議です。


なぜ、こんな面白いことを放棄するのか…。

現場へ言って、職人さんと一緒に話をしながら創っていくことができるのは、

設計者の特権なのに…。



ところで、この1週間ブログアップが空いてしまいました…。

2008年8月13日~8月18日も、夏休みでさらに空いてしまいます…(^^)ゞ



過去の何百とあるブログをお読みになっていらっしゃらない方は、

そちらをお読み下さい…(^^)ゞ





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