一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

基礎コンクリートの穴あけ

2007年10月02日 12時20分57秒 | 住宅検査・トラブル相談
▲ 床下の基礎立上がり ガラや木片、ゴミも残ったままです

みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水煬二です。

既存の家のお手入れは、長く住んでいればいろいろ行うことになります。

写真では、わかりにくいですが、赤の矢印の先には基礎の鉄筋が見えています。

エアコンなどの配管を基礎に穴を開けて通しています。事前に配管を通すことを前提としていれば良いのですが、後から基礎コンクリートをこれだけ壊しているのですから、あまり良いことではありません。

写真のように穴が大きく、鉄筋が露出しているという状態も当然好ましくありません。鉄筋を切断していないだけ、マシと言えばマシですが…。鉄筋を切断している場合もあるからです。

この例は、高い工事費用を掛けて隠蔽配管をしています。配管が隠れて見映えは良くなりました。ですが、高い費用を掛けて、大切な基礎の部分を必要以上に破壊してしまいました。工事業者が悪いのですが、住まい手が知らない間に本末転倒になってしまったと思います。

リフォームなどのメンテナンスは大切ですが、見えなくなる部分において、どのように工事をするが私は一番問題だと思うのです。リフォームは新築以上に監理が大切で難しいのですが、実際に行う業者や監督はかなり安易に考えています。素人にリフォームアドバイザーなどの肩書きを与えて、担当者が工事をしきっているケースも多いですね。

仕上がりの見える部分は、皆さんでも判断できますし、気に入らなければ後々も意識してリフォームはできます。また比較的簡単です。

ですが、こういった見えない部分、まして壁の中の部分などでは壊さない限り見えないわけですから、なおさら大切にしなければならないのです。



住宅設計 ミタス 一級建築士事務所のホームページ  

ALL contentsCopyright ® 2007 mitasu




コメント   この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 建売、注文住宅の契約前に | トップ | 設計監理指導委員会 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

住宅検査・トラブル相談」カテゴリの最新記事