現在、増築工事を行っています。
増改築時には、
構造的な問題、すなわち耐震も含めて当然、重要です。
既存の点検や手直しも同時にすれば
割安にすむので、これも大切です。
重要だけど無視されやすいことは、防水処理です。
既存に新しく取り付けるので
防水に関して、充分な設計や指示だけでなく
監理者として現場の確認や点検を
しっかり行わなくてはなりません。
適当に行っていると、通常の雨では漏らなくても
台風のときには漏ってしまう、ということがあります。
本当に通常の雨で漏っていないのか、気付かないだけなのか…
いずれにしろ、建物の耐久性に強く影響します。
雨漏りしたことがないのに
剥がしてみたら、知らない間に腐っていた…
ということは、残念ながら、良くあります。
▲▼外壁の防水紙の貫通や破れ補修を完全に行うことは、
当然なのですが、これも意外に不完全なこともあります。
写真のものは、合格です。
▲この入り組んだ場所ですが…
▲これは、問題です。この状態のやり難い後、
次の職人が、どう処理するか不明です。
自分に関係のない余計なことは、したがりません。
新築でも増改築でも、やりにくい場所は
どうしても雑になりますしいい加減になります。
これをしっかりやり直しさせなくてはなりません。
▲具体的に、直接指示をします。
▲これは余談ですが、古い建物の場合、
木で造った部分が外部にあると塗装が剥がれ易く
メンテナンスが大変です。
そこで、今回、ガルバニュウム鋼板で巻いて、
メンテナンスがほぼ不要に
なるように工事しました。
この写真で被せている部分と
そうでない部分が良く分かると思います。
手前の茶色の塗装が剥がれていますが、
奥は紺色のガルバニュウム鋼板を巻いています。
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注文住宅 横浜
一級建築士事務所 横浜市
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