一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

新築完成時の注意

2012年01月13日 13時43分41秒 | 住宅完成写真
▲2階リビングから、右奥にダイニングとキッチン、
左奥は、大きなバルコニー、上にロフトが見えます



この戸建住宅も昨年末の2011年12月に、ご引越しされた建物です。

新築時の注意をここで、お話しておきます。

冬は寒いので24時間換気を止めたくなるかもしれません。
真夏もそうかもしれません。

ですが、新築時は特に、24時間換気は止めないで下さい。
できれば、5年間は止めないで下さい。


ミタス一級建築士事務所の設計の仕様では
床や壁、天井からホルムアルデヒドが出ることはありません。

しかし、システムキッチンや造付け家具、建具
新しいカーテン、クッション、家具などからも揮発性物質は出ます。


通常は、冬に24時間換気を止めていても問題のない方も多いのですが

人によって様々ですし、特に長時間在宅しているお子様などは、
デリケートですと、シックハウスの症状が出ることがあります。


現に、こちらのお子さんも、寒いということで24時間換気を
止められて、それと思われる症状が出ました。

現在は、回復されているようですが、個人差があるので
くれぐれも24時間換気は、止めないで下さい。

私もそのことを念押しすべきだったと反省しています。



ミタス一級建築士事務所の仕様でもそうですから

合板フローリングや床暖、
ビニールクロスや
塩ビのクッションフロアーなどを

使っている通常のハウスメーカーや工務店の新築では、
入った瞬間に揮発性物質の臭いがしますので、特に注意が必要です。


F☆☆☆☆(エフのフォースター と読む)の材料だから
うちは大丈夫だというハウスメーカーや工務店の担当者がいたら
それは、何もわかっていないということです。



合板フローリングで床暖は、
ミタス一級建築士事務所では絶対にお勧めいたしません。

そのスイッチを入れた瞬間、揮発性物質がドンドン出てきて、
24時間換気をしていても、基準値を越えます。

ご注意下さい。



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ご意見があれば、お気軽にどうぞ!

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