▲ さらに砕石を敷いて転圧します
みなさん、こんにちは。ミタス 一級建築士事務所の清水です。
基礎コンクリートの下には、昔は割栗、今は砕石を敷きます。
それを敷く前にも土の部分を転圧し、さらに砕石を敷いて転圧します。
これは、基礎を通して建物の重量を地盤に平均的に分散しながら
逃がしていくためです。
家の自重で少しですが必ず沈むので、転圧が少ないと若干でも傾く可能性も
あります。
昔は割栗という、玉石を割ったものや玉石そのものを使用しました。
価格が高いので、現在の住宅の基礎では、砕石を使うことがほとんどです。
再生砕石といって、コンクリートを砕いたものを使うこともあるようですが、
どちらかといえば、本物の石を砕いたもののほうが、良いです。
さたに、目潰しといって、細かい砕石や石粉を隙間無く敷きます。
いずれにしろ、ここでよく転圧することと、その厚さが必要です。
▲転圧すると、少し砕石が足りなくなったので、再度砕石を足しました。
この次は、「捨てコン」 といって、
コンクリートを薄く打設しますが、構造には関係なく、
型枠を正しい位置にキッチリ留めたり、
鉄筋が沈まないように設置したり、
正確な高さを保つために打設するコンクリートです。
横浜市 一級建築士事務所
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