一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

新築住宅の入居時の注意は…

2008年07月18日 20時56分04秒 | 建築家の日記
みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

新築完成現場の検査依頼が、連日入っていました。

現場の建物に到着すると、私が最初にすること…。

何だと思います???


まず、「家中の窓を開けます!」

理由は、揮発性物質が充満していて、臭くて居られないからです。


「健康住宅」という大きな看板を掲げているハウスメーカーが、
その理由として、F☆☆☆☆(エフのフォースターと読む)を
すべて使っているから

というものでした。

「健康住宅」なんてトンでもないです。


合板フローリングにたっぷり接着剤を使い、

ビニルクロスにクッションフロアーですから…


これは全然「健康住宅」ではありません。


窓を全開して、24時間換気を付けっぱなしにしない限り、

多くの揮発性物質が出続けますから、それを吸います。

健康に良いわけがありません。
今回の新築検査中でも、やはり刺激臭を眼や鼻に受けました。


これは、どういう一流のハウスメーカーであろうと

合板フローリングとビニルクロスの新築住宅には共通しています。


ミタス一級建築士事務所では、接着剤やビニルクロスを使わず、
無垢のフリローリングに、天然100%の自然塗装でのワックスですから、
新築時の臭いがぜんぜん違います。

臭いというより、植物系オイルの匂いがすることはあります。



特に小さなお子様や一日奥様が家にいらっしゃる方が新築に入居されるときは、

24時間換気は絶対に消さないことと、

意識して窓の開け閉めで空気の入れ替えを一日何回かして下さい。


この暑い季節は、特に揮発性物質がたくさん出るので、ご注意下さい。




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