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一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

外壁防水紙検査

2010年01月15日 14時42分39秒 | 住宅検査・トラブル相談
▲指摘して写真を撮っておきます。手直し後再確認が必要です。


2010年1月14日は、外壁の防水紙の検査を行いました。

この検査は防水に対しての大切な検査です。
細かい部分まで確認しないといけません。

だいたい大丈夫というレベルでは不可です。

他の第三者検査や業者の自主検査でOKになっていても

ミタス一級建築士事務所のこの検査では、
一流のハウスメーカと言われている現場であっても必ずあります。

しかも、事前にお願いしておいた事項での指摘です。

現場で人が大きな家を造るということは、設計の問題よりも
工事の問題が建物の良し悪しを決めます。


そして第三者検査に合格していても、この部分は案外いい加減に
流されているのです。


 

▼次回の検査事項で、正しい工事方法について打合せをしています。






……………………………………………………………………………

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構造体の第三者検査

2009年12月16日 16時04分21秒 | 住宅検査・トラブル相談
▲構造体の検査を行っています。


本日、2009年12月16日は、スタッフと一緒に構造体の第三者検査を行いました。




上棟の後、金物を留めてからの検査となります。

前回の指摘内容の手直しを確認して、

筋交いなどの耐力壁、ホールダウン金物の
取付け状況はもちろん、その他の金物や

構造体そのものを確認します。





▼それ以外にも、そのときに確認できる配管やその固定方法、
ルーフィングなど見ることのできる部分は確認します。







▲確認後、今後のお願い事項や間違い易い注意事項を説明して終わりです。


私が設計するなら、「ここは、こんな設計をしないぞ」
「こういう材料は使わないぞ」という以外にも

「なるほど…こういう方法でも良いなぁ…」

と検査だけでなく、学びがあります。


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住宅の第三者検査 その(2)

2009年12月03日 12時58分10秒 | 住宅検査・トラブル相談
▲ 検査で指摘中…


昨日2009年12月2日の続きです。


住宅の第三者検査では、指摘をしても手直しを強制できないのが原則とお話しましたが、
前回から、進展がありました。


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現場では、構造担当の指示通り造っているので、原則として手直しはしない
というニュアンスのコメントでした。

「手直しの強制はしません。しかし、根拠は当初お話したようにこれこれです。
指摘事項を書面でお渡ししますから、手直しするかしないか
弊社の判断をやはり書面で下さい。その内容を施主には、報告します。」


事務所に帰って、書面で担当スタッフからFAXさせましたが
正式な回答で、「指示通り、手直しをいたします。」とのことでした。


ここで大切なことは相手が技術者であれば、感情的になることなく
正しい根拠を示してあげることができるかどうかが、
まず一番のポイントになります。

彼らも正しいとわかれば、手直しできることはしようと考えているからです。

また、OKをしてくれない場合は、書面で回答をもらうことも
大切です。相手には明確な責任が生まれますから。

内容によっては、
「担当者としてではなく、会社としての判断がわかるような書面にして下さい。」
と伝えることもあります。

前回と合わせて読んで頂くと、設計監理と第三者監理の違いはわかると思いますが、
このブログを昔から読んで頂いている方には第三者検査でも、かなりの成果が
出ていることがおわかりだと思います。

といっても、第三者検査をお勧めしているわけではありません。
ミタス一級建築士事務所では、現在、住宅の第三者検査は積極的には行っておらず
(欠点を指摘するというのは、心情的には、やはり辛いですから…)

必要としている人だけに限定しています。

継続して行っているのは、私にとっても現状や問題点を知ることになるからです。
建築調停委員を続けている理由のひとつもこれです。


それよりは、前向きに楽しく一緒に住まいを創っていった方が良いですし、
検査の依頼が無くなるということは、他でもうまくいっているということですから。



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住宅の第三者検査

2009年12月02日 11時57分34秒 | 住宅検査・トラブル相談
▲ 土台を敷いたところで検査をしています。


昨日の2009年12月1日は、住宅の第三者工事検査をいたしました。
これは、設計監理とは異なります。設計もミタス一級建築士事務所が行ったものではありません。


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設計監理の場合は、設計通りに工事がなされているかだけでなく、
それらに問題がないかどうかも監理していますので
設計に問題がある場合、その指摘や変更をさせます。

そのため、ミタス一級建築士事務所で設計した場合しか
設計監理はいたしません。
設計監理の場合は、設計に責任をもつだけでなく、監理にも責任をもちます。


これと違って住宅の第三者工事検査では、設計内容に関しては、原則として強制変更させません。

ミタス一級建築士事務所のレベルには、決してなりません。
従って、工事に関しても責任は取れません。

第三者検査の場合は、建築基準法と住宅の公庫仕様(現在はフラット35の仕様)などと照らし合わせて
それに満たない場合は、指摘します。

ですが、建築基準法を満たして公庫仕様だけを満たしていない場合は
指摘はしても、手直しの強制はできません。

工事業者の考え方を最終的には尊重するので、その報告は施主にいたしますが
工事業者が今のままでいくと判断すれば、そのように工事は進みます。





▲工事をチェック中…





▲問題と思われものを指摘して協議中…。




これが設計監理と第三者検査の大きな違いです。

ですが事前にお話をして、了解して頂くので、建築基準法以上のレベルは
確保できます、重要な部分の手直しが有る場合は、書面で質疑応答をします。





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断熱工事の勘違い

2009年10月07日 10時42分31秒 | 住宅検査・トラブル相談
▲防湿フィルムの間違いを指摘し、
手直しを行ってもらった後の写真 その1








▲防湿フィルムの間違いを指摘し、
手直しを行ってもらった後の写真 その2



みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。


断熱材の工事と防湿フィルムの間違いについて
メールで相談が来ました。


即日返信はしておきましたが、
問題を共有しておきます。


間違いの写真は、私のホームページの


断熱材間違い


をご覧下さい。ここに出ている写真の工事は、すべて間違っています。


関東以南では、

ほとんどの工務店と一流ハウスメーカーでも
かなりの現場で、いい加減な工事が今でもなされているのが
現状のようです。

すべて、間違いは同じパターンです。

有名な建築家でも、残念ながら無頓着な人が多いようです。

断熱材の工事や防湿フィルムなどの隠れてしまう工事には
興味がないのでしょう。

これらの工事では、同じ断熱材を使っていても
断熱性能が半減しますし、

防湿フィルムの間違いは家の耐久性に影響します。


私は、これら写真にあるような断熱材を外壁には使いません。

2×6工法の建物でグラスウールを使う場合は、
欧米と同じ方法でもっとしっかりとした防湿フィルムを
全面に張ってしまいます。


私の間違いの指摘コメントは、ハッキリ言い過ぎるので
最近は、このような内容の発信は控えています。

しかし、このホームページのコーナーは、
もう少し充実して改定し、正否の写真や解説を増やすことを
考えた方が良いようですね。



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擁壁のトラブル相談

2009年09月23日 20時01分18秒 | 住宅検査・トラブル相談
▲例えば、この擁壁の敷地で、合法的に住宅を建て替えるには、
     余分な費用が掛かるでしょう。


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

本日で、5連休は終わりですね。

私は、都内の現場を確認して、お客様と打ち合わせをしてきました。

さて、擁壁のトラブル相談がメールできました。



「土地を購入したが、
 隣の土地の擁壁の基礎が自分の敷地内の地面の中に出ていて
 敷地内に思ったように建てられない。」

という相談内容です。

その他についてどういう状況か、
詳しい説明が無いので不明ですが

もし、開発して何軒か同時に土地の分譲していた場合で
隣地の土地が売れていないのであれば、
その件を売主に伝えて、対応してもらうことは可能でしょう。

但し、擁壁の高さが高い場合は、それを壊してやり直すには
費用が掛かるので、土地の利用が少なくなる分について
金額で精算という方法になる可能性が高いでしょう。

されに、隣地が売れていたり、売主と関係ない分譲であったり、
すでに家が建っていた場合や

自分の土地が狭くなって、思うように家が建てなれない場合

契約を白紙にして全額返金してもらうことが
法律的には可能になるでしょう。

但し、裁判官ではないので、私が決めることではありませんし、
弁護士さんや裁判官でも、意見が分かれるところですから
ここで断言できることではありません。


今回のトラブル内容は、建築の技術的な内容よりも
弁護士さんの領域の法律的な内容になりますから、
弁護士会や無料弁護士相談に行かれた方が良いでしょう。




今回の場合とは別の話ですが

中古で許可を取っていない擁壁の土地を購入する場合
擁壁のやり直しの費用を覚悟しないといけない場合があります。
隣地が建っている場合、費用だけでなく工事が可能かどうか
という問題も絡んできます。


土地を購入する前に相談や現地確認をできるだけ行っていますが
遠方の方などは、不動産屋さんの話だけでなく
できれば、第三者の建築士の意見も聞いた方が良いでしょう。


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地盤調査の相談

2009年09月07日 11時14分41秒 | 住宅検査・トラブル相談
▲ これが、木造2階建て用などの、スウェーデンサウンディング方式




▲これが、鉄筋コンクリート造など、より正確な地盤強度を
必要とする場合のボーリング調査



みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

地盤改良についての相談が来ましたので、
簡略化した一般論としてお答えしておきます。


「ご質問内容は

・ハウスメーカーで木造2階建てを新築予定で地盤調査を行った。
・地盤改良は不要との判定。
・粘土質の自沈層が、地盤から2メートル以上に渡って全体に存在する。
・ソイルコンパクターで締め固めをする指示が出た

上記で大丈夫でしょうか?心配です。
正確に判定する方法はないのでしょうか?


というような内容です。」


結論からいいますと、

ご心配なら表層改良を依頼すれば良いかと思います。
わたしなら、お聞きした内容からの判断ですが、
そのようにいたします。

もちろん、費用は掛かりますし、別途負担が必要でしょうが
表層改良は比較的費用が安い工法です。

といっても、ハウスメーカーの場合、
直接依頼する場合や、安い工務店経由の
2倍程度の金額になることはあります。

そこは、交渉してください。
または、工事分離ができるのかどうかという交渉も
必要になるかもしれません。

いずれにしろ、ハウスメーカーの担当に依頼して、
もし、担当者が難色を示すようなら、

「貴書の技術責任者と直接話をしたい。
本当にこれで、必要ないというのが、
貴社の技術責任者の判断なら、考え直すが
直接会って、お話したい。」

とリクエストしてください。

その責任者に、

「本当に技術者として、このデーターをみて
 地盤改良無しの判断で責任を持てますか?」

と質問をしてみれば、良いでしょう。


木造2階建てや3階建ての調査では
ボーリング調査をするわけではありません。
そのため、誤差を含みますし、判断する人にもよります。

正確なデータ取得のためには、
ボーリング調査の後、3軸データーや載荷試験など
行うことがありますが、

木造2階建てでは、スウェーデンサウンディング方式で
そこまで行うことはありませんし、そのまでの必要性は
通常はないでしょう。


最大手のハウスメーカーの担当者が
予算オーバーになり、契約ができなくなるからと
地盤調査の判定を書き直していたことが

それほど以前ではく、最近でもありました。

同じ会社で建築確認申請を別の担当者が
書面を偽造していたこともありました。


今回の場合は、そのような例ではないでしょうが、

「ソイルコンパクター」は水を含くむ粘土質の軟弱地盤については、
一般的に適していないとされています。

判断については、現地やデーターも見たわけでも、
建物の重量や図面を観たわけでもありませんから、

今回の判断が間違っているとは決していいませんし、
その判断は、メール程度の相談でそれ以上のことを
何も知らない私が判断すべきではありませんし、できません。


ご心配な場合は念のため、お話したように
ハウスメーカーの他の技術者か

お近くの別の専門家に詳細な書類で客観的な説明や判断を
してもらったほうが良いでしょう。

もし、対応してくれない場合は、
お近くの詳しい建築士会などに相談する方法もあります。


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メール住宅トラブル相談も…

2009年06月05日 11時00分37秒 | 住宅検査・トラブル相談
▲ ミラノの有名なアーケードの入り口
どうして有名か…内部はいずれアップします。



みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

メールで住宅の相談を頂いた方には、
トラブル相談であっても、氏名や住所が書かれていれば100%返信しています。

早ければその日、出張中以外は遅くとも翌々日には返信しています。

ですが、せっかく時間を掛けてメールで回答を作成しても、
アドレスの間違いで、エラーとして戻ってきてしまう方も珍しくありません。

通常のメールと違い、みなさんのアドレス記入が間違っていると返信できません。

本日は、数日前に質問が来て、メールしてもエラーが出てしまう相談の回答を
アップしておきましょう。


2009年6月3日にメールを頂いた、
豊田市浄水町にお住まいのT.Hさんへの質問回答です。

質問内容は、引渡しがあったのかどうかハッキリしませんが、

工事業者からの追加請求に困っているとのことです。

引渡しがあったかどうかがポイントになるのですが、
文面からは、あったような、なかったような…読み取れません。(^^)ゞ

2009年6月3日にも、神奈川県建築士事務所協会で、
相談を4件受けました。

その日も同じような相談は、ありましたし、
過去から何度も繰り返してある相談です。


このブログを読んだら、連絡くださいね。

……………………………………………………………………………

以下が、返信した回答です。

状況がハッキリ分からないのですが、
引渡しは受けているのですよね?
登記も完了していますか?

それであれば、何の心配もありません。
納得のいかない追加工事代金は、支払う必要はありませんし、
相手が裁判をしたければ、受ければ良いだけです。
どうどうと本当のことを述べれば良いのです。

もし、引渡しを受けていないのであれば、
または登記に必要な書類をもらっていないのなら、

弁護士に相談して、いつまでにすみやかに引渡しを行うよう、
内容証明を書いてもらい送ってください。

それでも無視をするなら、調停に掛けてください。
多分、ここまでで、この先方はひるむと思います。

調停に乗ってこなければ、裁判しかありません。

但し、引渡しを受けていない場合だけですから
引渡しを受けていれば、放置しておけば良いのです。

……………………………………………………………………………





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住宅完成検査

2009年05月16日 18時45分15秒 | 住宅検査・トラブル相談
▲住宅の完成検査、まず外部から始めます。


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

本日2009年5月16日は、スタッフを1名連れて
住宅の完成検査を行いました。
この建物は私は設計も監理もしていません。


ミタス一級建築士事務所のユーザーからのご紹介で、
工事途中の検査と手直し指導を1度、
それに加え完成時の検査を依頼されたものでした。

本日は、それ以外にも、私が設計監理を行っている
現場での電気打ち合わせがありました。


本日のブログでは、最初の住宅完成検査を簡単に紹介します。



▲外部をグルリと確認して、気になる点や手直し依頼はもちろんですが、
何が残工事として残っていて、どのようにするのか、完成の期限なども
確認します。




▲外部枡内部の確認




▲屋内は、当然玄関から(施主のお顔がわからないように小さめの写真で)



内部は、全体を細かく見ていきますが、
建具、サッシ、床下などはもちろん、

皆さんが普段あまり考えない事項としては、



▲ユニットバスの天井裏




▲水が出る場合は、浴槽の水張りと栓抜きでの状況




▲念のため、レーザーレベルを使って、
床と壁の水平や垂直をミリ単位で誤差を測定しておきます。



▲全体の確認と、ご入居前の注意事項、ご入居後の注意事項を
いくつかご説明させて頂きました。


工事中に一度観ていることもあり、大きな問題はなく、
手直し可能な部分の指摘だけのため、比較的早く終わりました。


明日は、スタッフ3人に行わせた
現場での電気打ち合わせの状況をアップする予定です。




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通し柱のトラブル相談

2009年04月09日 10時14分11秒 | 住宅検査・トラブル相談
▲ホールダウン金物の写真 (㈱カネシンの製品カタログより) 


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

昨日は、神奈川県建築士事務所協会の相談当番になっていたので、
関内で2件のご相談を受けました。

そのあと、設計監理指導委員会が同じ日にあったので、
会議に遅れて参加しました。



本日は、メール相談にブログでお答えします。


最近のコメントには、おととい相談に回答したばかりのものもあります。
ご覧下さい。


RCリフォームについての質問と回答/コメント欄



さて、昨日頂いた新しい相談の要点です。



「2F建て新築中。図面には通し柱が7本あり、実際の建築中に見たら
全て2F部分で寸断され通し柱でないことに気付きました。

工事やり直しか、契約解除か、もしくは、接合部分の補強で対応してもらうか、
どの選択肢が妥当なのでしょうか?」


一般的な構造に関するご質問ですので、
回答もみなさんにシェアーしたいと思います。

私の回答です。

……………………………………………………………………………

構造面なのでご心配だと思いますが、

結論から申し上げますと、補強で大丈夫です。

補強の方法は、ホールダウン金物などで1階と2階の柱を緊結します。

建築基準法にある、数少ない木造の構造に対する法律です。
建築基準法施工令第43条5項ですが、


「階数が2以上の建築物におけるすみ柱又はこれに準ずる柱は、通し柱と
しなければならない。ただし、接合部を通し柱と同等以上の耐力を有する
ように補強した場合においては、この限りではない。」


とあります。

具体的には、写真のように1階と2階の該当する柱をホールダウン金物を
使って緊結します。これで大丈夫です。



▲このように1階と2階をつなぎます。(㈱カネシンの製品カタログより)


この場合においては構造用合板で固めるという方法は、通常不可です。

写真や図のような方法を選択して、正しく工事をすれば、
同等以上になりますので、構造的にも法的にも問題はありません。


……………………………………………………………………………

最近は、建築検査専門の会社やNPO組織が増えています。
一般の建築士でも対応している場合も多いです。

ですが、中にはいたずらに不安をあおるようなコメントを行う建築士が
多い気がします。それでいて、肝心な点を見落としていたり、
原因の正しい推測が行われていません。

要するに、建築士の正しい知識や経験が不足しているのです。


設計もしっかり行い、工事監理もしっかりできて、現状や現場で何が
行われていて、何が正しく何が悪いか…

こういったことを知っていないと、建築の瑕疵や欠陥などについて
正しくコメントはできないからです。

また、そういうバランスをもって追求している建築士は少ないからです。


弁護士を通して裁判所に出される建築士の鑑定書でさえ、
依頼者に媚びを売っているとしか思えない、

それでなければ完全な無知からくるとしか思えない内容が
書かれていることがあります。


依頼者の機嫌を取るのではなく、建築士としてもっと勉強して、
どうどうと正しい意見を述べられるようになって欲しいものです。




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メールでの住宅トラブル相談

2009年03月23日 13時56分01秒 | 住宅検査・トラブル相談
▲ バンクーバーにある、高級マンションのキッチン
最上階にあり完成直前です。

天板は御影石で、バンクーバーのグレードの高い
住宅のキッチンでは、みんな御影石の天板でした。


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

ブログのアップ、間が空きました。

楽しみにしてクリックして頂いた方、どうもすみませんでした。
ご心配のメールを頂いた方、どうもありがとうとうございました。

私のブログの中は、スタッフへのメッセージや技術的な話、
考え方も述べていますので、

ミタス一級建築士事務所のスタッフは、
私のブログを読むことは必修となっています。


今回、間を空けた理由は…、私からスタッフへのメッセージでした。




さて、横浜でも早くも桜の花がチラホラと咲き始め、
まもなく、新しい年度が始まります。

ミタス一級建築士事務所の新しい分室も、今月末から稼動予定です。

4月下旬には、ミラノサローネの国際家具見本市を観に行ってきますので、
これからの1ヶ月は、また気合を入れて仕事をこなしていきます。


3月になって、建築トラブル相談が、なぜか多いようです。

メールで頂いた方の場合、アドレスが違っている方も珍しくなく、
返信してもエラーで戻ってきます。
現在もそういう方がいらっしゃいます。


メールフォームを使っているため、
記入されたアドレスしか、こちらはわかりません。

一般のように、「返信をクリック」ということができません。

電話番号を記入して頂いていますが、
原則として、私から電話をすることはありません。


相談されても、48時間以内に何も返信の無い人は、私が出張中以外は、
ご記入されたアドレスが間違っていると思ってください。

再度メールされるか、電話でお問い合わせ下さい。


最近のトラブル相談で即効性のあったものは、

私のホームページにある

「建て主にできる 欠陥住宅工事を見るだけで防ぐチェック項目」

というページをご覧になり、外壁合板の釘の間隔やメリコミに対して
ハウスメーカーへ指摘をしたら、

無視をされたという内容です。

これに対して、回答のメール返信をしたところ、

「手直しをしてくれるようになった」との結果報告を頂きました。

メールを書くのは、ブラインドタッチではありませんので、
時間が掛かりますが、

結果をお知らせ頂くと、効果があるのか無いのかが
私にもわかり、それ以降の同じような相談に役立ちます。

ご相談された方は、できるだけ結果をお知らせください。





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ブログ相談から

2008年12月12日 11時19分33秒 | 住宅検査・トラブル相談
▲地下室にある造り付けのワインラック
カナダバンクーバーの工事中の住宅にて


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。


2008年 11月25日   のブログをご覧なっての相談です。


「造作材の塗装についてなのですが。

現場塗装の造作材について「濃茶色のオイル仕上げで木目を出して」と
いう依頼をしていたのですが、仕上がりイメージがかなり異なるもの
でした。(ちょうど11/25記事の上から2番目くらい、もっと濃い色に
なればと考えていました)

言葉で伝えるのは難しいのですが、こちらのイメージとしては、オイル塗
料が沁み込むことで木の質感のまま濃茶色になるように依頼したつもりで
した。が、実際には表面に塗膜ができているような状態でペンキの質感で
す。

試しに、塗料を落とせるかベンジンで拭いてみたところでは、ムラのある
状態になってしまったということでした。難しいとは思うのですが、ここ
からの修正方法があるのかどうか御助言いただけないでしょうか。

仕上げイメージを伝えただけで、サンプルを作ってもらわなかったことを
かなり後悔しています。」

というものです。

実は、この質問だけでは、状況が全くわかりません。

木の材質が何なのか?
ここでの造作材とはどこの部分で現在どういう状態になっているのか?
塗装屋さんが塗った塗料は、一体何なのか?

この内容の最後で「ベンジンで拭いた」とありますから、
ますます、わからなくなってしまいます。

良い仕事をしてくれる塗装屋さんは、どんどん減ってきています。

塗装の仕事そのものが、非常に少なくなっています。
家の内部で塗装屋さんが、仕事する部分がなっているからです。
ハウスメーカーの注文住宅や建売住宅では、皆無でしょう。
すべて、工場での印刷紙張りや塗装済みの突板ですから。

内部どころか外部を含めても全く無いというケースは、珍しくありません。

なんでも鑑定団の中島誠之助がよく発する「いい仕事してますねぇ~」
という言葉は、造作塗装に関しては、なかなか聞けなくなっています。

そのため、造作材の生地仕上げの正しい塗装方法を知らない、
またはできない塗装屋さんもたくさんいます。

この方の質問内容が良く分かりませんから、
私が状態を想像し、仮定してお答えしましょう。
前提が違っているかもしれませんので、その点はご了解下さい。

ベンジンではなく、シンナーや塗装薄め液を使っても、
塗った塗料が薄くならない場合は、
一番細かいサンドペーパーで表面を磨いて、塗料を磨き落とします。

そのあと、再塗装するのですが、塗装して木目が潰れてしまったら
拭き取ることが必要です。それで色が予定より薄くなったら、
再度塗装することになります。

但し、廻りが仕上がっているなどの状況によっては
これができない場合がありますね。


この方もわかっていらっしゃいますが、こだわりがあるのなら、
試し塗りをすべきでした。

私は、今週の日曜には再度、千葉県の御宿まで、アクアラインを通って
数百キロの道のりを車を飛ばして、現場へ行きます。


何のためかというと、

漆喰のコテ目の付け方を確認に行くのです。

以前頼んだ左官屋さんに、以前と同じ方法で塗るように頼んでいますが、
それでも、試し塗りの確認のためだけに、数百キロの道のりを行くのです。
この現場の設計監理は、ミタス一級建築士事務所としては経費を考えると
完全に赤字です。

でも、そのことはわかった上で、施主の事情を汲んで引き受けた以上は、
現場がどこであれ、手を抜かず設計監理を行います。

他の施主との打ち合わせが午後にはありますから、それまでに戻れるように
朝5時30分に出発します。

本日、言いたかったことは、ふたつです。

「ポイントとなる部分やこだわりの部分は、手間隙がかかる」ということです。


もうひとつは、ミタス一級建築士事務所は、

設計や監理を行いますが工事を請け負っているわけではありませんので、
現場監督の仕事はいたしません。

現場監督以上に現場へ足を運ぶので、逆に誤解する方がいらっしゃるようです。

このことは、いずれ機会を見つけてお話しましょう。



横浜市 住宅 建築家  

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住宅トラブル相談(16)

2008年09月05日 10時31分25秒 | 住宅検査・トラブル相談
▲ ドイツベルリン郊外の広場で ▼



みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

本日も神奈川県建築士事務所協会の会合に出かけます。

その前に住宅トラブルの相談について、一般的なお話にして回答し、
皆さんも学べるようにブログで紹介しましょう。


  「建築条件付の新築戸建てをハウスメーカーで建設中なのですが
   トラブル続きで悩んでおります。

   工事が始まると営業担当者が言っていたことや、事前の図面とが異なり、
   現場担当者から、構造上できないと言われたことがいくつかあります。

   さらに、決算なのですぐ契約して欲しいといわれて、多めの金額での概算見
   積もりで契約しました。

   工事が始まってから、催促したら詳細の見積もりが出てきました。
   多めに金額を入れてもらったはずなのに、明細はその金額にピッタリでし
   た。

   さら頼んでいないエコキュートなどのオプションが付いていて、
   不要だというと、『変更するには、変更料が必要だ』と書面にサインを
   させられ、費用負担することになりました。

   他にもいろいろ高い金額で記入されている印象です。
   世間相場を提示して適正な金額である見積もりに差し替えてもらうことは、
   可能と思われますか?」


という質問内容です。

みなさんは、どのように思われますか?

よくあるトラブルパターンですので、私の意見をこのブログで述べます。


まず、建築条件付きには、充分注意してください。
工事業者がハウスメーカーであってもこの手のトラブルが多いです。
何が問題かというと、工事内容がハッキリしていないのに、とにかく契約してしまうことが問題なのです。

建築条件付きは、3ヶ月以内に請負契約をしないと無効になり、白紙、すなわち
契約は無かったことになります。手付金もすべて返ってきます。

業者や担当者は必ず、何か理由を付けて契約を急ぎます。

しかし、急いで契約しても、みなさんが希望していた、または期待していた
住宅にはならないことが多いです。


それで後でしまった!と思っても、内容が良く分からないのに
軽々しく契約してしまったみなさんにも、責任はあります。

契約後、3ヶ月間で納得できなかったら、白紙の特約期間を延長してもらえば
良いのです。但し、その旨を必ず書面で交わしてくださいね。



住宅は、生涯で一番高額な買い物であることが普通です。

不動産屋さんの仲介には、紹介だけで無条件で少なくとも数百万円を支払います。
トラブルや不満があっても、実際は何の味方にもなってくれません。

それなのに、皆さんの強い味方になってくれる第三者の建築士に数万円とか
数十万円の支払いを惜しむ気持ちがわかりません。

まあ、役に立たない建築士もいますが、専門知識は皆さんより遥かに豊富ですし、
住宅の契約前の相談には、金額の何倍とか何十倍にもなって皆さんに返ってくる
と思うのですが。


営業担当者と現場監督の言うことが、食い違うということは良くあります。

営業は売ることが仕事ですから、みなさんが喜ぶこと、契約してくれそうな
ことは、オーバートークでも言ってしまうでしょう。契約すれば、
営業の仕事は、極端に言えばそれで終わりですから。

ハウスメーカーの営業担当者で、同じ頼むならこの担当者にという人を
別々の有名ハウスメーカーですが2人だけ、私は知っています。

それでも、契約して工事に入れば、良心的な営業担当者がどんなに頑張っても、
限界があります。

会社から任された範囲でしか、自身で裁量できません。
上司に相談しても、上司の評価が下がるので、会社の利益が減ることには
簡単にはイエスと言いません。そのための上司ですから。

まして、いいかげんな担当者では、自身のミスを会社に知られたくないので、
お客さんがクレーマーとして報告されています。

ですから、営業担当者は、良心的なだけでなく権限をもった役職のできるだけ
上の人で、さらに仕事ができる人と契約するのが良いのです。

私が知っている大手ハウスメーカーの2人というのは、そういう営業担当者です。

新人で、張り切って一生懸命やってくれる担当者は、気持ちは良いのですが、
権限がなく、イザというときには、あまり頼りになりません。



さて、今回は、紹介はしていないのですが
いくつかの具体的なトラブルの相談がありました。
ですが、回答は同じです。

担当者を通じてではなく、その上司と直接話し合わなければなりません。
支払いはできるだけ控えておいて交渉した方が良いです。

こちらの要望をできるだけ証拠と一緒に書面で出して交渉し、
先方がOKしてくれれば、それで問題ありませんが、
応じてくれない場合、最後は調停や裁判を行わないと、決着は付かないでしょう。


今回の金額が高いということに関してですが、客観的な証拠を示すことができるか
どうかによります。これは、程度によりますが、裁判や調停で争った場合は、難し
いでしょう。

標準仕様は安くても、ハウスメーカーのオプションは、もともと非常に割高です。
工務店の2倍くらいの金額を取られることは、珍しくありません。

でも、それらが高いからと訴えても、なかなか勝てないでしょう。
定価のあるものが、定価以上するのであれば、客観的な証拠にはなります。

「他の業者では製品定価から4割引が当たり前だ」
「工務店なら、この工事は半額でできる」

と裁判で主張しても、契約して着工してからでは、
この程度の内容であれば難しそうです。


今回の相談内容では、できるだけ上の人と話し合って、お互いが妥協できる線で
納得するほうが良いと私は思います。

話し合っても全く納得いかないのであれば、調停や裁判を行うしかありません。


住宅はトラブルが付きものですし、クレーム産業と呼ばれています。
簡単に契約しないで、契約する前にもっと慎重になって欲しいのです。

住宅のトラブ相談の8割は、この言葉に尽きますので、
これからお考えの方はよく覚えておいて下さい。



転ばぬ先の杖 

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建築トラブルのメール相談

2008年09月02日 18時38分14秒 | 住宅検査・トラブル相談
▲ ドイツ ベルリン市内 にて 


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。


メールでの建築トラブル相談から、一般的な部分を抜き出して解説しましょう。

「中古で購入した鉄骨造2階建ての建物ですが、
 建築確認申請の書類と検査済が無い場合、これから作成して提出すると
 OKが出るでしょうか? 新築の数年後、3階を一部増築しています。」

という、ご質問です。


まず、建築確認申請は、着工までに提出しないといけません。
また、完了検査は、入居前に受けなければなりません。


これらが原則ですから、原則としては今からは無理なのです。

ですが、事情があればOKしてくれる場合があります。

例えば、増築を行いたいが既存の確認申請関係の書類が無い場合などです。
既存状況の図面と一緒に提出すれば、OKが出ます。
といっても、問題のある既存箇所はすべて、正しく手直しすることが前提です。

厳密にしなくても良い救済の措置がありますが、
ややこしくなるので説明はカットします。


もし、庇が道路にはみ出ているならカットしないといけません。
建ペイ率や容積率、道路斜線、北側斜線なども当然守られていなければ
正さないといけません。

同時に構造的にも正しいもので無ければなりません。
ということは、現在の工事が正しいものか正しくないものかが
わからなければなりません。


この構造面でいえば、一般的な木造2階建住宅では、現在がどうなっていて、
どこをどうすれば正しくなります、と証明することは、比較的簡単です。


鉄筋コンクリート造や鉄骨造の場合が、難しいのです。

仮に図面や構造計算書があったとしても、その通り工事しているかどうかの
証明が、検査済証が無いと難しいのです。

鉄筋コンクリート造や鉄骨造の場合、現場確認の中間検査や
写真提出での承認が必要となる場合が多いのです。


例えば、既存の建物で基礎の配筋(鉄筋)が正しく行われていることを、
何の証拠もないのに、後から証明するのは難しいということはわかりますね。

地面をすべて掘って、鉄筋レーダー器で、鉄筋が何本どのような間隔で入っている
か程度の証明は可能かもしれませんが、その程度では本来はOKになりません。


他にもいろいろありますが、

仮に何とかクリアーできるか、細かいことは目をつぶってもらうことができて、
OKをもらえたとしましょう。


今回の場合は、3階を一部載せています。

このことを予定して、構造計算をし、工事していたならともかく、
そんな余分なお金の掛かることをしない場合が多いです。

それであれば最初から3階を載せていたと思います。


ということは、多分構造的な強度の面で、問題がでるでしょう。
または、斜線やその他で違法になるのかもしれません。

この鉄骨造3階建ての建物をOKにもっていく方法が
無いとは言いませんが、いくつかの面でかなり難しいと思います。


補足ですが、建築確認申請が出されていたのか、
出されていなかったのかは、役所で調べればわかることが多いです。



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住宅トラブル相談

2008年07月07日 11時46分47秒 | 住宅検査・トラブル相談
みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

メールや電話の建築トラブル相談が多いです。
メールで返信しても、エラーで帰って来る人もいます。
エラーでも電話はこちらからは掛けませんので、アドレス入力には、
注意してください。

急ぎで、皆さんの参考になるものをブログでひとつ回答しておきましょう。



「1階の部屋から天井を見上げると、横の柱が3本ほど、うっすら下がっている
 ような感じです。施工会社は、湿気による柱のふくらみとの回答でした。
 荷物の重さに耐えられていないのかと不安になってしまいます。」


皆さんは、どう対応すれば良いと思いますか?

ここで、「横の柱」というのは、梁のことだと思います。

無垢の木なら、湿気による膨らみは考えられます。
但し、集成材ならあまり湿気による膨らみは考えられません。
というか、集成材であまり収縮されては、接着剤部分と剥離して
バラバラになってしまってそれはそれで大いに問題です。

そのため、私は構造材に集成材は使いません。
ハウスメーカーや工務店が構造材に集成材を使うのは、
木の収縮によるクレームを無くすためです。

一見、良いように思いますが、湿気や水に弱いことを考えると
私は室内に露出した部分の梁以外には、集成材を使いません。


さて、この梁が荷重によるたわみによるもので問題なのか、
湿気によるふくらみで問題のないものかを判別するには、
どうすれば良いのでしょうか?

本来は、梁と天井との間に隙間があり、梁の収縮の影響はほとんどないはずです
が、天井高が取れないなどの事情がある場合はあります。



答えは、現場の状況と設計図書を確認し、

(1)梁に掛かっている荷重がいくらの重さになるか

(2)その梁の幅と高さ、材種、等級などはどうなっているか

を計算し、

その梁が正しく選択されているかを構造計算で求めれば、

梁が強度的に問題ないかどうかだけでなく、
その梁の荷重によるたわみは、計算上許容された範囲のものか

がわかります。



ですから、この方は心配であれば、この構造計算とその根拠とデーターを
工務店にお願することは、有効な選択肢です。
その計算やデーターが正しいかどうかは、第三者の建築士に相談すれば、
わかるでしょう。

または、その工務店が「構造計算まではしません」ということならば、
直接第三者の建築士にお願いすることになります。
必ず現場を確認してもらい、必要なデーターを工務店からもらうことが必要です。

もらえない場合は、材種や等級はどは推定でいくつかのパターンを計算する
ことになります。寸法の現場確認は必ず必要です。

この場合、寸法確認のために、天井を壊さないと測定できない場合があります。


……………………………………………………………………………
住宅トラブル相談は、私の貴重な時間と今までの知識や経験を費やし、
ボランティアで行っています。

少なくともただ一級建築士の肩書きがあるだけの人とは、
全く違うアドバイスになることが多いと思います。

回答するのが当然だと思われている方は、私の時間を費やしたくないので
どうか相談しないで下さい。

回答した場合、トラブルが最終的にどうなったかの報告は
エチケットとして、今後の他の方へのアドバイスのためにもお知らせ下さい
ますようお願いします。



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