
ペンナローラの新作、RC-3を試乗させていただきました。
小規模でマイナーなブランドイメージですが、特徴あるフレームラインナップが面白く、良い物を作りたいという思いが熱くて好きです。
RC-3はミドルレンジ用に作られた新作カーボン。このターゲット層がポイント。価格も含めて。
その乗り味は。「スムース!」久しぶりにびっくりした。初速から実にキレイにスルスルと加速していきます。柔らかいとか硬いとかそういった表現には無い加速感。
ホイールは、あえてのアクシウム。その理由は十分に軽快に感じるから。もちろんもっと高いホイールであればレーシング性能も上がりますが、それもホイール特性によっては良くも悪くもなりそうなフレームのポテンシャルを生かせるセッティングがありそう。
あくまでミドルレンジという設定を忘れないように。初級者から中級者のより多くの方に「乗りやすい」を体感していただけます。このレンジにありがちな、標準的オールマイティモデルより断然面白い。そして断然乗りやすい。人とはちょっと違う、でも性能は間違いないというおすすめモデルです。価格299,900円(105完成車)。

極細で面白いところからつながっているシートステイが特徴。この不思議なフィーリングは、シートステイがポイントなのかもしれません。