また続きです。
★トリプルコンチェルトop.56(1803~04年作曲)をめぐる考察
この時期のベートーヴェンは、以下のことをしつこく追及していた(河野み説)。
①冒頭のテーマの調から、いかに早く別の調に行けるか
②同音連打(一度)、二度、三度による、しつこいくらいのメロディの実験
上記のうち、今日は②の例を。
まずトリプルコンチェルト。
・第1楽章(ハ長調)
第1テーマ
ドーシドミーレレ・・・レー#ドレファーミミ・・ミソーファファ・・ファラーソソーー#ソーラーファーレードーシーレードラーーーソソ・・・
(ここまですべて一度、二度、三度のみでできている)
第2テーマ(イ長調)
ミ#ファー#ソラーー#ドミー#ドラーー#ラーシー#ドーレーミー#ファーー
(同じく1、2、3度のみ)
・第2楽章 Largo(変イ長調)
ドー♭シド♭レ・♭レ♭レーー♭ミドー♭レ♭シ・・・
(同じく1、2、3度のみ)
・(attacca)Rondo alla Polacca(ハ長調)
第1テーマ
ソーラシドレミドーシラファーファミミレレドドシラソ#ファソ#ファソ#ファソ
(同じく1、2、3度のみ...ラファの6度=3度の倒立型)
第2テーマ(ト長調)
ソ シーソ レーシ ソ ソー#ファ・・・レ #ファーレ ラー#ファ レ ドーシ・・・
(同じく1、2、3度。わずかに2回5度ソ レ、 レ ラが表われる。ただしスラーは切れている=別のフレーズ。)
ポルカのテーマ(イ短調)
ミ ラ ラ#ソラ ラシド ドレミ #ファ#ソラ ラシド ドレ ミーーーレード
(冒頭アウフタクトの5度が1回出てきたあと、2度と3度のみ。)
・・・
また明日書きます。
★トリプルコンチェルトop.56(1803~04年作曲)をめぐる考察
この時期のベートーヴェンは、以下のことをしつこく追及していた(河野み説)。
①冒頭のテーマの調から、いかに早く別の調に行けるか
②同音連打(一度)、二度、三度による、しつこいくらいのメロディの実験
上記のうち、今日は②の例を。
まずトリプルコンチェルト。
・第1楽章(ハ長調)
第1テーマ
ドーシドミーレレ・・・レー#ドレファーミミ・・ミソーファファ・・ファラーソソーー#ソーラーファーレードーシーレードラーーーソソ・・・
(ここまですべて一度、二度、三度のみでできている)
第2テーマ(イ長調)
ミ#ファー#ソラーー#ドミー#ドラーー#ラーシー#ドーレーミー#ファーー
(同じく1、2、3度のみ)
・第2楽章 Largo(変イ長調)
ドー♭シド♭レ・♭レ♭レーー♭ミドー♭レ♭シ・・・
(同じく1、2、3度のみ)
・(attacca)Rondo alla Polacca(ハ長調)
第1テーマ
ソーラシドレミドーシラファーファミミレレドドシラソ#ファソ#ファソ#ファソ
(同じく1、2、3度のみ...ラファの6度=3度の倒立型)
第2テーマ(ト長調)
ソ シーソ レーシ ソ ソー#ファ・・・レ #ファーレ ラー#ファ レ ドーシ・・・
(同じく1、2、3度。わずかに2回5度ソ レ、 レ ラが表われる。ただしスラーは切れている=別のフレーズ。)
ポルカのテーマ(イ短調)
ミ ラ ラ#ソラ ラシド ドレミ #ファ#ソラ ラシド ドレ ミーーーレード
(冒頭アウフタクトの5度が1回出てきたあと、2度と3度のみ。)
・・・
また明日書きます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます