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2020.05.09 葉書来状

画家の友人から、葉書が来た。

この方は、私が初めてマウスを握って、マックの世界に迷い込んだ時、

まさか絵は描けないと思っていた私が、コンピューターグラフィックで

ヨチヨチ歩きで、初めて絵を書き始めて、人の勧めで個展を開いた時、

(50日間無休の長期開催だった。)私の後に、個展を開くことになって

いた油絵の女流画家だった。

その後、彼女は、精力的に作家活動をして、個展を開き続けたので、私と

摩耶さんは、その度に個展を見に行った。

彼女の作品は、女性と思えない様な、襖2〜3枚ある様な大きさのもので、

インドの牛の群れとそこで暮らす人々の姿などが多かった。

淡い月の光の中の動物の群れなどが多く、色合いはとても渋い物が多かった。

 

ある時、大きい人だと思っていた彼女が、そうでもなく小さく見えたので、

貴女は、大きな人だと思ってたけど、そうでもなかったの?と聞いたら、

毎年1センチずつ、縮んでいると言っていた。

一緒に食事に行った時、その原因が分かった。

「むつこいもの(ひつこいもの)が嫌い」だそうで、刺身なども食べられず、

あっさりしたものしか食べられない大変な偏食家だと分かった。

 

その後、腰を悪くして、ここ何年かは寝たきりの生活になっていた。

骨が弱く、レントゲン台の上で無理に動かされた時、肋骨がポキンと音がして

折れたと言っていた。 骨粗鬆症が酷く、骨折の連続とのこと。

心配していたが、突然連絡が来て、もう動けなくなったので、作画は困難に

なったから最後の個展をする、これを最後に引退するとのことだった。

2019.04.22 画家山本貞子さんの最後の個展

 

今回頂いた葉書を見ると、彼女はまた久しぶりに絵筆を持たれた様である。

すばらしいことだと思った。

50号の油彩とある。100号の半分とは、相当大きい。

又、描く意欲が出てきたのかしらと思うと、嬉しくなった。

 

コロナにウイルスに疲れていませんか?

疫病神に巻き込まれない様

静かに耐えてましょね。

きっとゴールが見えて来ますから,

頑張りましょう❤️

と、逆に励ましてもらった。

いつも、優しい人である。

 

偏食を直して、骨を丈夫にして、又、元気に頑張って頂きたいと思った。

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