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2017.10.29 栗おこわの差し入れと、Kさんのこと。

 

仲良しの元女板前のKさんが、近く迄来たのでと栗おこわの差し入れをしてくれました。
ごま塩迄作って、添えてあります。栗を剥くのも大変だった様です。
大根の煮物も作ってくれています。紅葉の人参の美しいこと。
彼女も、チタン鍋の愛用者です。 

 

美味しく頂きました。

 

翌日は頂き物の残りと、大好きな水茄子の皮のきんぴらを添えました。(大好物)
水茄子の実の方は、あっさりとドレッシングで和えました。(酢と醤油とオイル)
お澄ましの実は、ヒラタケと茗荷。幸せな夕餉です。
 



栗おこわを持って来てくれたKさんは、長年の苦労が祟って、6〜7年前に大腸癌の大手術をし、
更にその数年後に胃癌で胃の5分の4を取りました。 
その後、普通に食べられる様になり(これが早くてびっくり)、弱っていた脚も回復して、
血圧は高いものの私達の仲間に加わりランチに行ったりしていましたが、最近血圧が更に悪化し
それ以外に腎臓が悪くなり、あまり出歩けなくなりました。

度々電話して様子を聞いていましたが、ある時とても明るい良い声で電話に出て来ました。
(声で健康状態が分かりますね。)

私が喜ぶと、その理由を教えてくれました。 
彼女は薬を7種類ぐらい飲んでいたが 、その中の注意書きを読むと、驚くことが書いてあった。
副作用として、「動悸」「立ちくらみ」「めまい」「ふらつき」「食欲不振」「はきけ」「かゆみ」
「ほてり」「のぼせ」「むくみ」「ショック」 「呼吸困難」・・・などなどが起こるので注意と。
飲んでいるどの袋にも、ほぼ同様の怖いことが書いてあったそうです。
そんな薬を7種類も飲んでいたのか?と彼女はショックを受け、医者にこれを1つにして下さいと
頼んだら、これを飲んでいるから貴女は生きているのだと言われた。
彼女は、「死んでも良いから、1つにして下さい。」と言って、1つにして貰ったとのこと。

私が電話したのは、丁度その直後だったのです。
なんと良い声! くぐもった声ではなくてとても澄んでいたのです。

しかし、今日会って聞いてみると、又少しふらふらするので、バイクには怖くて乗っていないと。
(84才で後ろに荷台付きの三輪大型バイク、それに乗れていただけでもすごいけど。)
彼女は、そんな状態でも、自分のこと以外に廻りの人の食事も気を配っておられる。
そのマンションは、震災復興住宅なので、震災で怪我をした車いすの人や、年配の人が多いので、
彼女はどうせ一緒だからと多めに作っては、 近所の人に配って上げることが多い。
私迄ご相伴にあずかるなんて!申し訳ない。
何処も悪くなくても、出来合いを買って来る人が多い時代なのに。
本当に、有難く頂きました。 

 

※ そんなに体調のすぐれない彼女から招待を受けた(私の友人達迄)日のブログをリンクします。
感動ですよ。^^ 彼女は嫌々ではなく、喜んで誘ってくれているのですから。

2016.12.05 豪華な「お好み焼きご招待」

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