チタンの素晴らしさと、使い方や感想、
そして、「よくある質問とその回答」などを書き綴って行きたいと思います。
ミラクルチタン(チタンオンラインショップ 店長日記)
2016.12.05 豪華な「お好み焼きご招待」
40年前に知り合った女板前と、今でも仲良くして貰っています。
私の元職場の友人達も紹介しているので、今ではみんな親友です。
彼女が、過労から大腸がんになり腸を手術した時も、 その後胃を5分の4摘出した時も、
私はすぐ病院へ駆け付けました。(その時は私も足が激痛でお互いに大変でした。)
いずれも彼女から連絡があった訳ではなく、自宅へ数回電話しても架からないので、
もしやと思って携帯に電話をすると手術後病院のベッドの上と言うパターンでした。
私は昔から性格はぼんやりしているのですが、こういうところは不思議に感が冴えて
いて驚かれることが何度もありました。危機一髪で人の命を救ったこともあります。
彼女が度重なる手術を乗り越えて、外出も出来る様になってからは、友人を交えて
4人で色々なところへ出掛けました。
その後、彼女は血圧が高いのでめまいがして入退院を繰り返し、具合の良い日には
又遊びに出掛ける様になったのですが、最近は又,外出後疲れが取れなくなったので、
診て貰うと腎臓が弱っているとのことでした。
いつも、誘ってね誘ってねと言われるので,念の為お誘いの電話をすると、「外出は
出来なくなったので、家に遊びに来て欲しい。」とのこと。
え〜?普通は、体調が悪い場合人に来てもらうと困るものではないの? そう聞くと、
その反対で出られないから遊びに来て欲しいとのこと。
それなら喜んで行くけど「お寿司か何か買って行くからね」と言うと、簡単なものを
作るから持って来なくて良いとのこと。良いのかな? とますます、びっくり!
結局、お好み焼きを作ってくれるとのことになりました。お好み焼きなら一番簡単だのこと。
では、それだけにしてねと念を押して、3人で押し掛けました。
お宅に伺うと、料亭の様な出汁の(?)香りがしていました。え? え? え?
そして、まず出て来たのが「たことみょうがの柚味噌和え」の小鉢でした。
もちろん、柚味噌も彼女の手作りです。
香りと言い、味と言い、最高でした。
こんな豪華な料亭の味が頂けるなんて!
それに留まらず、次は「鶏と百合根の卵とじ」です。
これは、昔彼女に教えて貰って以来、私も大好物で、家でもよく作りました。
大根のふろふきです。美味しい〜!
この赤みそも、彼女の手作りです。
もう1つ、蕗の煮物がありましたが、写真取り忘れました。私の大好物です。
シャリシャリして、上品な美味でした。
いよいよ、お好み焼きの登場です。横で、牡蠣を焼いています。
見るからに、美味しそうです。
彼女は、何を作らせても上手です。
お好み焼きの出来上がりです。
横は、ちりめん山椒の混ぜご飯です。
その奥は、(写真を取り忘れた)蕗の煮物の食べかけです。
その後でコーヒータイム、お持たせのケーキと果物を食べながら話が弾みました。
彼女も私と同じで、阪神大震災で家が全壊しました。
彼女は、その後復興マンションにお住まいです。
それにしても、「身体が悪くて外出出来ないので遊びに来てね」とは?
そして、こんな素敵なおもてなしが出来るなんて・・・驚きました。
彼女のお宅のすぐ近くに良い食材を売っているスーパーがあるし、西宮ガーデンズ
には、バイクで5分で行けるから困らないとのこと。
身体が悪くても大型バイクに乗れる体力があるんだ!
なお、彼女のバイクは、お店をしていた時、毎朝卸売り市場に買い出しに行く為に
買った「荷台付きの大型バイク」です。二輪は乗りやすいけれど、三輪バイクは重くて
乗り難いそうです。
何度も言いますが、大腸癌の大手術(とても腸が短くなった由)の後、胃癌で胃の
5分の4を切除し、抗がん剤で身体中に酷い発疹が出来(栗の様な大きな茶色の発疹)、
闘病中脚を弱らせて歩けなかった方が、ここ迄になるとは驚きです。
しかも、彼女は80代です。
思えば思う程、つくづく彼女のすごさに感心しています。
次は、串カツかおでんを作るから来てねとのこと。
彼女の串カツが又食べられるとは? 彼女のおでんは最高だし〜!
そんな気の毒な・・・と思いつつ、え〜?ほんとに良いの〜?と喜ぶ私達でした。
« 2016.12.01 ... | 2016.12.10 ... » |
コメント |
コメントはありません。 |
コメントを投稿する |