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2011.02.17 もずくのこと。

代わり映えもしませんが、ある日の夕食です。
川津海老をチタン鍋で茹でて、マヨネーズで食べています。
大好きなゆばどうふを、チタンのスプーンで食べています。
好物の西瓜の奈良漬けもあります。
奥は、もずくの酢の物で、その手前は菊菜のお浸しです。

今回は、このもずくのことを書きたいと思います。
私は、子供の頃から大のもずく好きでした。その頃,もずくは酒席の料理でした。
船乗りだった私の父はお酒が好きでしたので、父が下船したとき母の作った酒の肴を
私も少し味見させて貰って、もずくの爽やかな味に感動しました。
子煩悩な父は、私達が欲しがると喜んで食べさせてくれました。

その後,もずくが少し知られる様になって来ると、私は得意になって、もずくって美味
しいのよ私大好きなのよと廻りの人達に教えて上げたものでした。
その後、味付けしたもずくが急速に普及し、この頃はそれがあたりまえになってしまい、
味のついていないもずくは、今では入手困難になってしまいました。
若い友人達は、味が付いている物しか食べたことがないのでこんな味だと思っていたと
言っていました。

今回買って来たものは容器にラベルが貼っていなかったので、珍しく味付けしていない
もずくだと思って喜んで持ち帰りましたが、激甘の味が付いていてがっかりしました。
(デザートじゃあるまいし!;;)
既製品は味が濃く甘みも強すぎて、もずくの爽やかさが台なしです。(もずくに限らず)
でも、私もこれを食べて大きくなったら、こんな味だと思ってこれが好きになったので
しょうね。(あ~!そうならなくて良かった!)
年寄りの繰り言をお聞かせしました。^^

次回は、もずくの手前にある「お浸し」に付いて、書きたいと思います。

 

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