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2009.01.20 今年のおせちから、(その1)黒豆



遅くなりましたが、今年のおせちに付いて、書いてみます。
まず、黒豆です。

私の黒豆の煮方は、今回から、変わりました。
私は、従来の黒豆の煮物が好きではありませんでしたので、
毎年、作っても、つい腐らせていました。
多分、醤油の臭いが嫌だったのでは無いかと思います。
でも今回の方法は、砂糖だけで、塩も入れないので、まさに
シンプルで上品、格別美味しく思います。

方法は、たっぷりの水で黒豆を煮て、豆が煮えたらその煮汁
を別の器に取り除けてから、黒豆だけを鍋に戻し、そこへ、
砂糖を適宜入れ、豆だけを煮からめると言うものです。
砂糖が溶けるので、その水気で煮えるので、煮汁は不要です。

もちろん、煮汁は煮汁で、有効に使えます。
この煮汁が欲しいというのが、そもそもの始まりでした。
そしてこの副産物の黒豆の煮物の美味しさに行き着きました。

「二兎を追う者は一兎をも得ず」という、諺に反して、
「二兎共に得た」のは、ラッキーでした。^^

新年のお客様も、これ美味しいね、とびっくりしていました。
持って帰りたいと言いましたので、喜んで差し上げました。

実は、黒豆は、年末の27日頃、炊いていたのです。
それは、上物でしたが、すぐ無くなりました。特に煮汁が…。

それで、これは、又、元旦に炊いた物です。
こちらは、特別な上物では無く、小粒の豆でした。
しかも、旧年の豆でしたが、この煮方をすると、豆の新旧や、
産地、粒の大小には関係なく、どれも美味しくできると思い
ました。
…と言う訳で、私は、黒豆の煮物が、大好きになりました。


参考の為、下記をリンクします。

「2008.12.29 私の黒豆の煮方」



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