神町で撮影しました。記念イベントの中で、テロ等多様な任務に備えるための訓練展示があり、その中で披露されました。オートバイをUH-1で吊り下げて空輸し、オートバイを卸下した後、引き続き機内に搭乗していた偵察要員をりぺリング降下させ、情報活動を行っていました。ヘリコプターが接地困難な場合の情報収集活動のための運用要領のデモです。ドアを大きく開放したまま運用できるUH-1の多用途性を披露するオペレーションです。もともと接地が可能な場合は、機内に2両のオートバイと偵察員がチームで搭載できるのがこのUH-1の良いところです。災害の場合もこの手法は山地の道路途絶の災害現場周辺での情報収集が必要な場合に活用されます。また、水害で河川が増水し、橋梁が使えない場合などに孤立した町への救援、情報収集にも活用できます。写真は4月20日に撮影しました。
