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「アポロ13」

2006年05月21日 | 映画
1995年(アメリカ)原題「APOLLO 13」140分 

★★★★☆(←独断と偏見による)



<出演>

トム・ハンクス(「ダ・ヴィンチ・コード」「フォレスト・ガンプ」他)
エド・ハリス(「ザ・ロック」「アビス」「トゥルーマン・ショー」他)
ゲイリー・シニーズ(「フォレスト・ガンプ」「ミッション・トゥ・マーズ」他)
ビル・パクストン(「バーティカル・リミット」「U-571」他)
ケビン・ベーコン(「インヴィジブル」「ミスティック・リバー」他)

<感想>

私が生まれる少し前の話。世界中継されていたので、
記憶されている方も多いかもしれません。
先週の金曜日に、TV東京にて放送されていました。
何度も地上波で放送され、そのたび見て、感動しております。
フリマで10円で叩き売られていたので、ビデオも持ってるし、
DVDにも録画してあるんですが、途中からですがつい見てしまいました。
良い作品と言うのは、何度見てもあきません。
95年のアカデミー賞で、エド・ハリス(しぶい!)とキャスリン・クインランが
助演でWノミネートされています。残念ながら受賞は、しませんでした。

昨日は、久しぶりに豪華キャストによる吹替え
(俳優人も無論豪華なのですが、それに負けず劣らずの声優さん揃い)
でしたので、DVD録画しておけば良かったとちょっと後悔しました。

トム・ハンクスの江原正士さんは、すっかり定番。
ゲイリー・シニーズは、私たちの年代で言うとガンダムのブライト館長。
いや、別にガンダム好きなわけではないのですが。
声フェチの私には、たまらないお声ばかりでした。
声優さんいかんによって、映画は大きく左右されますので、
これは非常に重要な問題です。
ということを言い出すときりがないので、吹替えの話はこの辺で。

ところで、幾多の苦難を乗り越えアポロ13の飛行士たちは、
地球へと帰ってきますが、見ていて思ったのは、
状況が「がん患者」と似ているなということでした。
家族ががんになる前は、そんなこと一度も思ったことなかった・・・。

試験をパスして、飛行士に選ばれると言う栄誉を手にする。
幸せな生活をしており、仕事も順調の働き盛り。安定した毎日。

いざロケットに乗り込むが、月面着陸する寸前で、原因不明の爆発。
健康診断で異常が発見され、精密検査要と出る。

NASAの指示により、月面着陸を諦めてからは、
怒涛のごとく問題が発生し、地球にさえ帰れる可能性がなくなってくる。
がんと診断。しかも手術不能の進行がんであり、
残るは放射線や抗がん剤しかないと告げられ、入院することに。
以後入退院の繰り返しで、一難さってまた一難が続く。

しかし、飛行士も患者も諦めない。
進行がんでありながら5年以上生きる人もいる。
飛行士たちは、家族を思い地球に生還することを誓う。

日本の医療制度に問題があろうが、何とか延命しているうちに、
新たな抗がん剤や治療法が日進月歩で研究され、患者に希望を与える。
患者もこの映画のような結末を迎えたいものです。

無理やりかもしれませんが、こちらの作品は患者さんにも
大いに勇気を与える作品ですので、是非ご覧下さい。




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
TBありがとうございます (lilacees)
2006-05-24 22:26:26
こんばんは。

はじめまして。

TBありがとうございます。

映画って、自分が置かれている環境によって、

受け取るメッセージが違って、興味深いですね。

違った角度からこの作品をみることができました。
返信する
lilaceesさんへ (雨のち晴れ)
2006-05-24 22:36:44
コメントありがとうございます。

おっしゃる通り、今まで何度も見た映画ですが、

今回初めてこんな風に思った次第です。

共通することは「諦めない」こと。

患者さんにおすすめしたい作品です。
返信する

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